忍者じゃじゃ丸くん
ジャレコ
ファミリーコンピュータ
いろいろな戦略と楽しい演出とアイテム。テンポよい展開でおもしろい。かなり集中が必要で慣れないうちは難しく感じるが、慣れるとけっこう進める。
1つのシーンは、横に長く3画面あり、4階にわかれていて、1つの階には最初2体ずつ敵がいる。
Aボタンでジャンプ。短く押すとその階でジャンプ。普通に押すと上の階にいけるジャンプになり、壊せる天井を壊すことができる。敵は天井を壊すまでは下に下りてこない。敵本体に当たってもミスにならないが、敵の出す武器に当たるとミスになる。
初登場の敵が出てくる前に「おゆき 登場」といった黒のバックに白の縦書きの凝った文字が出るのも見どころ。
■ボス
最初の演出のときなまず太夫と同じところにいる敵がボスで、ザコより手ごわい動きをする。ザコも突然ボス並の動きをすることがある。3階の天井を壊さなければボスは解放されないのでボスを解放するタイミングはプレイヤー次第になる。
■敵
おゆき
クロベエ
カラカッサ=飛び跳ねて動く。
ヘドボン
ピン坊=気絶させないと倒せない強敵。
カクタン=気絶させないと倒せない強敵。
シーンは、妖怪墓地(青)ちょうちん長屋(黄土色)柳街道(青)なまず屋敷(灰色)が繰り返される。背景が青いときは奇数のシーン。背景が灰色のときは4の倍数のシーン。背景が黄土色のときは、4の倍数以外の偶数のシーンになる。
シーン1 ボス:おゆき、ザコ:おゆき
シーン2~シーン3 ボス:クロベエ、ザコ:おゆき
シーン4~シーン6 ボス:カラカッサ、ザコ:クロベエ
シーン7~シーン9 ボス:ヘドボン、ザコ:カラカッサ
シーン10~シーン12 ボス:ピン坊、ザコ:ヘドボン
シーン13~シーン15 ボス:カクタン、ザコ:ピン坊
シーン16~シーン18 ボス:おゆき、ザコ:カクタン
シーン19~シーン21
4階 ザコ:おゆき、ボス:クロベエ
3階 ザコ:ピン坊、カクタン
2階 ザコ:カラカッサ、ヘドボン
1階 ザコ:おゆき、クロベエ
シーン22~シーン24 ボス:クロベエ、ザコ:おゆき
シーン25~シーン27 ボス:カラカッサ、ザコ:クロベエ
シーン28~シーン30 ボス:ヘドボン、ザコ:カラカッサ
・・・
シーン7で最上段に上りさくら姫の下を頭突きすると、25万7000点の大ボーナスがとれる
■アイテム
天井を壊すと、ときどきアイテムや爆弾が出てくる。アイテムや爆弾は他の天井を壊すまで残ってくれる。他の天井を壊すとアイテムや爆弾が消える。
●小丸くん
1UP。
うれしいアイテム。しかし、これを取って安心してミスすることがけっこうあるので、取ったら慎重に。取る前に敵がいるときも慎重に・。点数では2万点と5万点でしか1UPしないので貴重になる。
●銀コバン
500点。
●金コバン
1000点。
これを取ると点数が入る間画面が止まるが、タイムは止まらないので少しタイムロスになる。そのため取らないで進むときもある。
●手裏剣
赤い手裏剣。手裏剣の飛距離が伸びる。手裏剣が出ている間は次の手裏剣が出せないのでその間隔が大きくなるというデメリットがあるが、画面外の敵にも当てることができたりして便利。場合によってはボスにも有効なときもある。
●赤玉
じゃじゃ丸くんの動きが速くなる。ついでに手裏剣の飛距離も上がる気がする。制御が難しくなるというデメリットがあるが、とおくで気絶した敵にも近づいてたおすことができたり、手裏剣を追っていくと、遠くで油断している敵に当てることもできる。これも場合によってはボスにも有効なときも。
●薬ビン
透明になって敵や攻撃が当たらなくなる。体当たりできないため気絶させることができないというデメリットがあるが、ピン坊、カクタン以外の敵なら、ボスでも安全に倒すことができるのでけっこううれしい。ピン坊、カクタンでも、ザコなら天井おとしで気絶させればこの状態でもたおすことができる。ガマパックンのために取っておきたいが、ピン坊カクタンがボスで残り敵が少ない場合は取らないほうが無難。
●トロッコ
無敵。かなりうれしいが、時間が短めなので、取ったら一気にのぼってボスや倒しづらい敵を倒していく。注意しないと無敵が切れた瞬間に無防備で敵に突撃してしまうことも・・。
手裏剣・赤玉・薬ビン・トロッコのうち3種類あつめるか、小丸くんが4つ並ぶと、忍法ガマパックンが発動する。Aでジャンプ、下で段を下りる。敵をどんどん食べてシーンクリアになる。
■タイム
83秒ぐらいでさくら姫がさくらの花びらを落とす。これを3つ集めるとボーナスステージのなまず太夫との対決になる。なまず太夫との対決では残機に影響はないものの、負けると悲しい。なまず太夫は1体5000点。最初1体だが、ボーナスステージをクリアしさくら姫を救出したら次は1体増える。最大4体で、そのあとは1体にもどる。
(ステージ7以降は)70秒をきるとなまず太夫が爆弾を大量に降らしてくる。できればこの時間の前にクリアしたいところ。もしこの状態になったらさらに集中して爆弾をかわしつつ敵を攻撃しなければならない。
同じ段にずっといると炎がでてくる。けっこう余裕があるが、長居してると感じたら段を上ったり下りたりしておく。タイムが0になってもでてくる、らしい(0になる前に爆弾に・・・)。
■ポイント
●ザコに向かって手裏剣を投げてすぐ敵から離れるようにもどる
ピン坊カクタン以外のザコ敵にけっこう有効な方法。投げてすぐもどらないと敵の出した武器にあたってしまう。手裏剣を敵の武器で打ち消されても、何回かするとたおせることが多い。突然向きをかえたり、スクロール先に突然敵がいたりすることに注意。ボスには武器の数が多く、反応がいいので、なかなかあたらない。
●ザコを「天井おとし」で気絶させる
ザコが2マスや3マスの壊せる天井の上にいるときに天井を壊すとそこから落ちて気絶させることができる。ポイントは、まず、じゃじゃ丸くんを2マスの左か右かのどちらか(中央ではなく)に配置する。敵がそのじゃじゃ丸がいないほうのマス移動したところを狙ってジャンプして天井をこわす。壊したあとは、敵と逆のほうに移動する。落ちた敵とぶつかってしまうと気絶しないので注意。3マスの天井だとよりタイミングが楽になる。これはピン坊やカクタンにも通用し、かなり安全。しかし、ボスやボス並の強さになったザコにすると、ジャンプでかわしてピンチになるので使うことはできない。
●ボスやザコを足場の端で気絶させる
すべての敵に有効な方法。敵がじゃじゃ丸の垂直ジャンプが当たる位置に来たらジャンプして気絶させる。かなり便利で比較的安全だが、タイミングがちょっと難しく、ちょっとずれると、敵の武器に当たってしまう。このタイミングがうまくいってるときはどんどん進めるが、集中が切れてずれてきてると、一気にミスが増えてしまう。意外と安定度が少なめなので、ピン坊カクタン以外のボスには、次の方法のほうが安定する気がする。
●ボスを着地を狙って手裏剣を投げる
ボスやボス級の動きになったザコはこちらにむかって下りてくる。この下りてくるときの着地を狙って手裏剣を投げると、けっこうあっさり当たって倒せる。ボスが下りるときじゃじゃ丸くんに向かって斜めに下りる点に注意。ポイントはジャンプしないこと。ボスは降りるときじゃじゃ丸くんの上に武器を投げることが多く、こちらがジャンプしてしまうと、武器に当たってしまう。
●ピン坊カクタンを同じ段で気絶させる
ピン坊カクタンを同じ段で気絶させたいことも多い。そういったときは敵に手裏剣を投げた後、敵に向かってジャンプすると、思ったより楽に気絶させることができる。最初に手裏剣をなげてからジャンプしたほうが成功しやすい。ボスにもリスクはあがるが通用する気がするので追い詰められたら試してみるとうまくいくかもしれない。
●上から落ちて気絶させる
下にいる敵は上から体当たりして気絶させることができる。
●シーン開始前に足場の確認
天井を壊していると上の段に上がりづらくなることがある。シーン開始前にステージの状態を見て、壊せる天井が階の同じところにあるときは注意。そういうときはたがいちがいに壊していかないとのぼるのが大変になってしまう。
■その他
●相打ち?!
最後の敵と相打ちになっても敵のほうが先に画面からおちると(?)、ミスにならず、残機もへらないで済む。画面が切り替わって同じシーンになると減ってしまっているが、そのままボーナス画面になれば残機は減っていない。ちょっとほっとした気分になる。
●スコア
スコアは、最高655350までしか記録できない。しかし、スコアがその最高をこえそうになると、いったんハイスコアにその点数を記録し、再び0からカウントされる仕組みになっている。そのため、あるていどトータルスコアは計算できる。
●シーン
シーン99をすぎるとそのままシーン100に(シーン00と表示される)そしてシーン101へ。
私の最高はシーン158(7周して8周目のステージ11)。最後ボスのピン坊にタイミングが合わず・・。1UPがいっぱいでたので運がかなりよかった。5周したあとのシーン106以降は満足して、やや雑なプレイだったもののピンチをなぜか切り抜けたりまた1UPが出たりでなぜか続いていった。不思議な感覚。最初は1周も大変だったのだが・・。