スーパークイックス
タイトー/カネコ
プレイステーション2(タイトーメモリーズ2上巻収録)
陣取りパズルゲーム、クイックス(QIX)のスーパーバージョン。全16ラウンドにそれぞれ特徴ある絵があり、クリアすると絵が完成する。予想を超えた絵が次々出てくるアート性が高い内容。音楽もとても良く、非常におすすめ!
私はまだまだQIXの初心者なので、囲み方などのテクニックはまだまだ説明できない。。。
■ゲーム内容
通常は自機はラインに沿って動ける。線上には敵もラインに沿って動いていて、当たるとミス。線上を動いているときは、フィールド内の敵には当たらない。
ラインボタンを押しながらフィールドの中に入って線を引くことができる。このとき、線上の敵には当たらなくなるが、フィールド内の敵には当たる。
線上の敵をかわすには、ラインを引かなければならないが、そのとき、フィールド内の敵に当たらないようにしなければならない。
敵に当たらないように線を引いて囲みを作ると、そのエリアを取ることができる。取ったエリア内には、フィールド内の敵は入れない。
このように囲みを作っていき、75%以上取るとラウンドクリア。
ラウンド中の音楽は2種類あり、奇数ラウンドの曲と偶数ラウンドの曲がある。どちらも良い曲でテンポが良く楽しい。
■フィールド内の敵
緑色の敵が連なってフィールド内を動いている。かなり自由に大胆に動くので、ふいをつかれることも多い。
ただし、動き方があり、いったん最初は1つにまとまっているが、動くときに長く伸び、そしてまた1つにまとまる。タイミングによってはその前後の瞬間が安全になる。しかし、その時間はまちまちで速い時と遅いときがあるのが難しいところ。
取ったエリアを越えて動くことがないことがポイントになる。そのため、少しずつエリアを囲み、敵が通れない壁を作っておくと、そこから向こうには敵が入りづらいことになる。
わずかな隙間は通常は通過できないが、小さくなったときに隙間に入ることもある。
ある程度の広さがあると移動できるので、壁を作っている最中に敵がそのコーナーを通過しようとして当たることも多い。。
いつもはまとまって動くが、あるタイミングで、分裂することがある。たとえば、敵の近くでラインを囲んだときに角が敵の列の間に入ったようなときに分裂する。
そうすると、バラバラに動くのでかなり大変になる。それらを分断するように囲むと、本体ではないほうの敵が囲みの中に入り動けなくなる。
敵がバラバラに動く状態は、ミスすると元に戻る。
バラバラに動いていると、かなり困難だが、この状態で粘っているとラウンド5以降ではワープが出たりして助かることもある。
■線上の敵
最初2体いて、線に沿って移動する。自機が線を引いているときには当たらないが、自機が線上を移動しているときには当たる。
そのため、避けるためには線を引き、線から離れる必要がある。しかし、そこでフィールド内の敵に当たる危険があるのが難しいところ。
時間と共にフィールドの枠のマス目が上から両側に向かって点灯していき、下の中央で合流すると、線上の敵が上の中央から2体増える。
ミスすると最初の2体に戻る。
■スタート
スタート時は、一番下から始まり、上から線上の敵が左右から迫ってくる。
最初にその線上の敵を避けるのが難しい。最初の線引きでフィールド上の敵に当たってミスということも多い。。。
そのため、スタート時はフィールド上の敵に注意しておき、線上の敵を最小限の動きで避けてペースをつかむ。
■ミス後の再開
ミスすると、同じ囲みの状態で始まる。
自機は、線上の敵に当たった場合はその場所から、線を引いている最中の場合はその線を引き始めるところから始まる。
線上の敵は2体に戻る。
フィールド上の敵は、同じところで始まる。
そのため、1回ミスすると連続でミスしやすい。特にこちらに不利な形で囲みを作ってしまった場合、かなり難しくなる。
再開後すぐにまたミスということも多いので、ミス後再開したら少し様子を見るのもいいかもしれない。
■アイテム
エリアを囲んだときにハートの形をしたアイテムが出ることがある。
アルカノイド同様、アイテムの効果は、別のアイテムを取ると、その前に取ったアイテムの効果は消えてしまう。
出るアイテムによってはクリアしやすくなるので、いろいろ適当に囲んでアイテムを出す方法も有効かもしれない。
出たアイテムやアルファベットは線上をまわり、一定時間がたったら消える。
●バリア
線上を移動している敵との接触を1回だけ無効にする。そのとき、当たった敵はしびれて一定時間動けなくなる。
フィールド内を動く敵には効果がないので、けっこう心細いアイテム。加えてハリーを取った後でバリアを取るとスピードが遅くなる。
●ハリー
自機のスピードがアップする。音楽も早くなる。2つ取るとさらにスピードが上がる。これで、フィールド内の敵を避けやすく、線を引きやすくなる心強いアイテム。
しかし、強気になって大きく線を引いていると、そこで敵に当たることも多い。。。
後半ラウンドでは、取ると、線上を移動する敵も速くなる。
●ワープ
ラウンド5から登場。取るとワープ扉が出現し、開いて入れるようになる。扉に入ると次のラウンドにワープする。
ワープアイテムを取っても、とびらに入るまでに敵に当たるとミスになる。けっこう線上の敵が来ることもある。ちなみに、線を引いている状態でもワープ扉に入ることができる。
扉が開いても、しばらく入らないと閉まって消える。
ワープアイテムが出る確率はけっこう高いため、連続でワープしていくことも多い。
ワープアイテムでは、得点が入らない。クリアボーナスが獲得できないので、ワープを続けると、得点があまり増えないことになる。ワープアイテムでは絵が完成しないで次のラウンドに進むことになる。
あと少しでパーフェクト、またはクリアといったときは入るかどうか悩むところ。。。得点を上げるためにワープを取らないでクリアを目指す時もあるものの、私はそれをするとうっかりミスしてしまうことも多い。。。
そのため、ラウンド16以外は、出ると入ることに。
●ストップM
敵がすべて一定時間止まる。その間に囲んでクリアできることも多い。獲得率の高いクリアもしやすい、強力なアイテム。
ただし、一定時間は、短すぎではないが、長くはないので、時間を見誤ると、線を引き終わる前に敵が動き出して当たるといったことも多い。。。
また、取るとスピードが初速に戻るので、囲める距離は限りがあるのも難しいところ。
フィールド内の敵が囲めるような状態で取るのがベスト。すぐに取らないでそのタイミングを待つ方法もある。しかし、タイミングが少しでもずれると囲めない状態になり、また、タイミングがなくてストップMアイテムが消えたり、途中で敵に当たることも多い。。。
●エキストラ
1UPする。取れるのはゲーム中1回のような気がする。取るとスピードが初速に戻る。
■1UP
最初3機で、スコアでの1UPは、3万点と10万点で確認。加えてエキストラアイテム1つで、1UPできるのは3回しかないことになる。
■ラウンドクリア
75%以上(最初の設定)エリアを囲んで取ると、ラウンドクリア。
ラウンドクリアすると、絵に色がついて、アニメーションする。16種類のどれも凝っていて、アニメーションを含めて想像を超える、とてもインパクトの大きいグラフィックでかなりすごい。色合いもとてもきれい。そのときの曲も4種類あり、どれもとても良い曲になっている。
獲得したパーセントー75×1000点のボーナスが入る。それに、途中まで獲得した文字数×1000点のボーナスが加算される。
75% NONE
76% 1000
77% 2000
78% 3000
79% 4000
80% 5000
81% 6000
82% 7000
83% 8000
84% 9000
85% 10000
86% 11000
87% 12000
88% 13000
89% 14000
90% 15000
91% 16000
92% 17000
93% 18000
94% 19000
95% 20000
96% 21000
97% 22000
98% 23000
99% 24000
100%という取得率があるかどうかはわかっていない。。。
また、クリアすると、クリア取得率などに応じてキャラクターが出てきて、線を消していく演出もある。これもいろいろ想像を超えるキャラクターが出てくる。
■パーフェクト
クリア後に出てくる絵には、すべて1単語のタイトルがついている。
たとえばラウンド1では、「CASTLE」というタイトルがついている。
エリアを囲むと、アイテムのほかにさまざまなアルファベットの文字も出てくる。これを取り、その文字がそのラウンドのタイトルの文字の場合は、タイトルが表示される場所に文字が移動する。
そうして文字を集めてタイトルを完成すると、パーフェクトのクリアとなり、文字数×10000点の大きなクリアボーナスが入る。
ラウンド1では文字数が6なので、60000点が入る。通常のクリアボーナスよりも大きいので、狙えるときは狙いたいところ。
文字がそのラウンドの文字ではない場合や、すでに取った文字を取ると500点が入る。
ラウンド1では、最初から単語が表示されているが、他のラウンドでは表示されないので、実際アルファベットを取ってみたり、絵から推測したりして単語を当てていく。
ラウンドによっては、実際の単語のスペルと異なるものもある。
同じ文字が2つある単語もある。その場合、同じ文字を取ると別々のところに入る。
ただし、ラウンド11は、なぜかどうしても同じ文字が同じところに行ってしまうため、パーフェクトを取れない気がする。
フィールドの敵が来ないように壁を作り、その敵がいない側で細かく囲む方法もある。だが、あと1つの文字がなかなか出なかったりするなど難しい。運がよければ通常のクリアより楽なときもある。
16ラウンドのタイトルそれぞれ、わかった部分をメモしておくと便利。
■98%クリア
98%以上を取ってクリアすると、クレジットが1つ追加される。
タイトーメモリーズではL2ボタンで無限にクレジットを入れることができるので、あまり重要ではないが、せっかくなので、98%クリアでクレジットを獲得した分だけコンティニューするというように進めるのもいいかもしれない。
■ラウンド16クリア
ラウンド16をクリアするとエンディングに相当する絵とアニメーションになる。かなりすばらしいエンディングで、達成感が大きい。
その後2周目のラウンド1になる。2周目でも難度に差はなさそうで、後半ラウンドを通過したあとなので、ラウンド1になると遅く感じる。機数が増えないためと、ラウンド16をクリアして満足しているため、ラウンド1でゲームオーバーになることも多い。
ラウンド16でワープするとこれを見ないで2周目になる。。。
ノーコンティニューで途中ワープを繰り返しながらなんとかラウンド16まで行き、そして、ラウンド16をクリアすることができた。ラウンド13であと1機になったが、なんとか粘って進むことができ、初めてのノーコンティニューラウンド16クリアはパーフェクトに。とてもうれしく出会えたことに感謝★