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2020/06/15

ウルティマ 聖者への道

ウルティマ 聖者への道
ポニーキャニオン/NEWTPIA PLANNING / ORIGIN SYSTEMS
ファミリーコンピュータ

8つの徳を極めて聖者(アバタール)になることが目的の個性的なRPG。キャラクターデザインや音楽もとても良く、非常におすすめ。ここでは謙虚さを司る「ひつじかい」を主人公として進めていったときの攻略風メモを紹介。


相当前に初めてクリアした時はドルイドそうだった。今回はひつじかいでクリア。説明書もないので、いろいろ間違っているところも多いと思われる。

ちなみに、開発の「NEWTPIA PLANNING」はアタックアニマル学園も開発している。こちらもとてもおもしろいゲームなので、どちらもかなりおすすめになっている。

■徳

せいじつさ(誠実さ)
やさしさ(優しさ)
ゆうかんさ(勇敢さ)
けんしん(献身)
こうへいさ(公平さ)
めいよ(名誉)
きよらかさ(清らかさ)
けんきょさ(謙虚さ)

という8つの徳がある。徳は、良い行いをすると増えていく。徳が十分にたまったら、神殿でめいそうすると、その徳を極めることができる。逆に、悪い行いをすると減り、徳を極めていた場合にはその徳を失ってしまう。

たとえば、お金を求めている人にお金をあげるとやさしさの徳が増え、治療所で献血すると、けんしんの徳が増える。

一般的なRPGと異なり、通常の町や村や城に置かれている宝箱を許可がないときに取ると、複数の徳を失ってしまう。

他にも質問に対する答えで徳を得たり失ったりする。

8つすべての徳を極めると、最強の剣と鎧を取って装備でき、MPが最大の99になる。

■8つ職業

せいじつさ まほうつかい M ムーングロウ
やさしさ ぎんゆうしじん B ブリテイン
ゆうかんさ せんし F ジェローム
けんしん かじや T ミノック
こうへいさ ドルイドそう D ユー
めいよ きし P トリンシック
きよらかさ レンジャー R スカラ・ブレイ
けんきょさ ひつじかい S (マジンシア)

8つの徳を示す8つの職業(と呼ぶかどうかは説明書がないのでわからない)があり、ひらがなで名前を付けた後の質問によってどの職業でスタートするかが決まり、スタート地点も異なる。職業によって装備できる武器や鎧が異なる。また、初期MPがなかったりたくさんあったりする。ただし、HPはどのキャラクターもレベル×100に統一されている。MPがあれば、使える魔法に差はない。

■ゲームスタート

はじめからを選ぶと、ひらがな5文字までの主人公の名前の入力となる。

その後占いが始まる。7つの質問があり、その答えによって主人公の職業とスタート地点が決まる。

この占いは、実は、8つの徳のトーナメントとなっている。

最初の4つの質問は1回戦。5問目と6問目は準決勝、7問目は決勝という形式となっている。

1問目はせいじつさか、やさしさか。
2問目はこうへいさか、けんきょさか。
3問目はゆうかんさか、けんしんか。
4問目はめいよか、きよらかさか。
5問目は1問目で選択した徳か2問目で選択した徳か。
6問目は3問目で選択した徳か4問目で選択した徳か。
7問目は5問目で選択した徳か6問目で選択した徳か。

これによって8つの職業のどれでも自由に選択して始めることが可能になる。

画面上部の両サイドにカードが表示される。それが現在の質問の2つの徳をあらわす。

カードには絵と英単語で表示される。ウルティマ聖者への道の徳との関係は以下の通りで、けっこう良い翻訳に感じる。

Honesty せいじつさ
Compassion やさしさ
Justice こうへいさ
Humility けんきょさ
Valor ゆうかんさ
Sacrifice けんしん
Honor めいよ
Spirituality きよらかさ

■ひつじかいではじめるには?

たとえば、けんきょさに関係する質問は、最初の4つの質問の中で2問目だけとなる。そこでけんきょさのほうの答えを選択をする。

その後、5問目でもけんきょさのほうの答えを選択する。

6問目はどちらを選んでも構わない。

7問目最後の質問に「けんきょさ」を選ぶと、ひつじかいで始めることができる。

■ひつじかいでスタート

ひつじかいは、滅びた町である「誇り高き町 マジンシア」からスタートする。

町は幽霊や悪魔が取り付いているが、話すだけで無害なので大丈夫。話して情報を取得する。

町はいたる所毒の沼がある。入ると毒になるが、毒になっても、町の中を移動する場合にはHPが減らないので気にせず町を探索する。

ちなみにマジンシアは謙虚さの町ではなく、謙虚さの徳とは反対となる誇り高い町で、誇りが高いために滅びてしまった。誇りは徳ではなく、誇りのルーンや誇りの神殿も存在しない。誇り高いことは良いことではない。

商人の町だったため、店や宿屋の痕跡はあるが、店としての利用はできない。

町の中に置いてある宝箱を許可のないときに取ってはならないのだが、マジンシアの情報の通り、この町は滅んでおり、マジンシアにある宝箱を取っても大丈夫。

店の跡を回ると、「ひつじのふえ」が発見。戦闘中に使うと、一定確率で敵全体を眠らせるか効果なし。敵全体を眠らせた時はとても効果が大きい。ただし、一度失敗したらその戦闘中は失敗し続ける気がする。戦闘の間隔をあけると成功するかんじもする。

しかも、このひつじのふえはひつじかいが使わないと効果がないようす。ひつじかいの能力となっている。

地下には幽霊ではないキャラクターがいる。「カテリーナ」というひつじかいで、他の職業から始めた場合は仲間になるキャラクターとなる。

その部屋には鍵のかかった扉があり、その先に、「ウールのローブ」がある。これはひつじかいの装備品だが、その部屋には鍵がかかっているので、スタート時点では取れない。

■ひつじかいでスタート地点から脱出

ひつじかいでスタートした場合、まず、このマジンシアを脱出する必要がある。マジンシアは島なので、徒歩では他の町に行けない。島の南に出る「ムーンゲート」を使って島を脱出する。マジンシアのムーンゲートからは、トリンシックかスカラブレイに行くことができる。

最初は探索を避けて少しあとから探索する方法もあるが、町を探索したばあい、毒のステータスになっている(ステータスは職業を示す「S」の文字の隣に「P」が付く)。フィールドを歩くと1歩ごとにダメージを受ける。ひつじかいは、初期状態ではMPがないので、毒を治すキュアの魔法は使えない。まず、この毒の状態を治すことが目的になる。

方法の1つは、キュアの魔法を使えるだけの薬草は初期状態で持っているので、仲間を見つけてかけてもらう。トリンシックにはデュプレが、スカラ・ブレイにはシャミノがいるので、仲間にしてかけてもらう。

もう1つは、治療所で毒を治すだけのお金を初期状態で持っているので治療所で治す方法。スカラ・ブレイには治療所があるが、トリンシックにはない。

ちなみに、ウルティマ聖者への道では、主人公のHPが0になると、ロードブリッティッシュのところから再開(お金は400GPに戻る)となるので、その方法もある。近くにブリテインの町がある。

別の方法として、最初にマジンシアの探索を行わず、仲間がいて余裕ができたときに探索すると、スタート時の1人の時に毒にならずに進めていける。

■ムーンゲートで脱出

ゲームを始めると、最初どちらも新月の状態になっている。マジンシアのムーンゲートは逆の三日月のときに出るので、しばらく時間がかかる。ウルティマ聖者への道では止まっていても敵が出る。しかし、町を出てすぐで町の上に重なっているところで止まっていると敵は出ないので、それを利用して待機している。逆半月あたりになったら南に行く。

出てすぐはトリンシック、そこから右の月が1つ進むとスカラ・ブレイに行けるムーンゲートとなる。

トリンシックはムーンゲートから町まで遠く、敵に遭遇する可能性が高い。毒のステータスになっていれば、敵と戦うのも危険があるので、戦闘フィールドの端まで移動して逃げるのが有効。ゆうかんさの徳の関係で、どうしようもないとき以外は逃げてはいけないとのことだが、ひつじかいでスタートした場合、スタート時点の今がどうしようもないときであり、気にせず逃げて町までなんとかたどり着く。ゆうかんさの徳は逃げずに戦っていけば上がりやすいようで、スタートで1回このように逃げても、その後早い段階でゆうかんさの徳を極めるときが来た。

なんとかトリンシックにたどり着いたら一安心。トリンシックには治療所はないが、騎士のデュプレを仲間にしてキュアをかけてもらう。その後宿屋に止まって旅の記録を書き留めセーブする。トリンシックには「こんぼう」が100GPで売っているので、それを買って装備できる。ブリテインにもムーンゲートを使って行ける。ブリテインからトリンシックにムーンゲートを使っていくこともできる。ブリテインでは「スリング」が90GPで売っていて、近くにロードブリティッシュの城もある。

スカラ・ブレイはムーンゲートまで近いので、敵に会う確率が低い。スカラ・ブレイには治療所もあるので、そこで毒を治せるうえ、レンジャーのシャミノがいるので、仲間にしてキュアをかけてもらうこともできる。その後宿屋に止まって旅の記録を書き留めセーブする。ただし、スカラ・ブレイには薬草屋があるが、武器屋や鎧屋はないので、別の町にいって装備を整える必要がある。スカラ・ブレイからブリテインにいくには、いったんスカラブレイのムーンゲートからジェロームかユーに行ったあとさらにムーンゲートを使うとブリテインにたどりつける。

これで通常通り進めることができる。ひつじかいでもレベルを8にすればHPは800になる。宝珠によってステータスを上げることも可能。8つの徳を極めれば、MPが99になって魔法が使えるようになり、最強の剣と鎧が装備できるので大丈夫。弓矢はスリングしか装備できないが、その分は魔法でカバーできる。

■コマンド

Aボタンを押すと、コマンドメニューが開く。Bボタンで閉じる。

●はなす

向いている方向の人などに話す。アンクなど人ではないものも話すことができる。

●まほう

魔法を使う。フィールドや町などで使える魔法が異なり、そのときに使えない魔法は表示されない。

●こうげき

向いている方向の人などを攻撃して戦闘する。クリアには使わないコマンド。使うと複数の徳を失う。

間違って選択する可能性を考えて、話すとき以外に人に隣接して向いているときにコマンドメニューを開かないようにする。

●どうぐ

持っている道具を使う。道具はあるだけ持てるようになっているので、持てなくなることはなく、捨てることはできない。個数のある道具は1種類99個まで持てる。

●しらべる

現在いるマスを調べる。

●じゅんび

さらにサブメニューが開く。

★ステータス

パーティーメンバーのステータスの表示。

持っているお金や極めた徳をしめすアンクも表示される。

★そうび

装備したり、外したり、他の仲間に渡したりできる。装備品は1人につき3か所(剣、弓矢、鎧)に装備でき、装備品を合わせて6つまで持てる。

★やくそう

持っている薬草の個数を確認できる。最大1種類99個。

★ルーン

手に入れたルーンの種類を確認できる。全8種類。

★いし

手に入れた石の種類を確認できる。全8種類。

★まほうしょ

現在魔法書に登録されていて使える魔法が表示される。さらに魔法名を選択してAボタンを押すと、その魔法に必要な薬草が表示される。

★たいれつ

パーティーの並びを変える。主人公は一番前固定。前2人は攻撃を受ける可能性が高くなる。

■戦闘

フィールドまたは3Dダンジョンで歩いていると敵に遭遇する。また、待機していても敵と遭遇する。ダンジョンには固定敵の部屋がある。

戦闘はシミュレーション形式となっている。

敵キャラクターにはいろいろな種類があり、グラフィックと能力が異なるが、名前は設定されていない。

いどうを選ぶと、1マス上下左右に動ける。こうげきで隣接していれば剣で攻撃、離れていれば弓矢で攻撃する。いどうで戦闘フィールドの外に移動させると逃げる。ただし、このように移動して逃げると、ゆうかんさの徳を極めていた場合徳を失う(検証の数が十分ではないが、魔法のブリンクを使って逃げた場合には失わない気がする)。

倒した瞬間に経験値が入るが、倒したときのキャラクターのみに経験値が入る。

剣と弓矢は同時に装備できる。

弓矢が便利。剣より命中率がやや低く、攻撃力も剣よりは低いが、遠くから安全にダメージを与えることが可能で、優先して買った方がよいかもしれない。ひつじかいやまほうつかいはスリングしか装備できない。ダメージはだいたいスリング(90GP)で10ダメージぐらい、ゆみや(680GP)で20ダメージぐらい、クロスボウ(1400GP)で30ダメージぐらい、まほうのゆみ(4000GP)やで40ダメージぐらい与えることが可能。スリングはブリテインに売っている。ドルイドそうはクロスボウやまほうのゆみも装備できるので安心。

剣は隣接した敵に弓矢より大きなダメージを与えやすく、剣の攻撃力が高いと敵に囲まれたときのダメージを抑えることが可能。ひつじかいは最初つえをそうびしているが、これをトリンシックで100GPで売っているこんぼうにすると、攻撃力が倍になる。こんぼうはドルイドそうやまほうつかいも装備できる。

戦闘開始時は、フィールドでは、前方に敵がいる状態と、敵に囲まれている状態の2種類ある。前方に敵がいると、隊列の前2人に攻撃が集中しやすい。囲まれていると、隊列のうしろのキャラクターもダメージを受けやすい。

フィールドで敵を倒すと、そこに宝箱が出る。しらべるで取れる。これは取っても大丈夫の宝箱で、中には1GP~99GPがランダムで手に入る。

戦闘の一番最初のコマンドは「オート」。これはランダムで移動したり、攻撃したり、MPのあるキャラクターではアロー(いおうのはい、くろしんじゅ)を使ったりする。最後のキャラクターのコマンドを決定したらキャンセルできないので注意。

■レベル

ある程度経験値がたまったら、ロードブリティッシュに話しかけると、レベルアップできる経験値のキャラクターがレベルアップする。

ただし、主人公がレベルアップすると、ランダムエンカウントの敵が強い敵に切り替わるので注意。

特に中盤の敵の強さの上昇が厳しく、そこが壁になりやすい。

しかし、橋のところに出る敵は強さが打ち止めになるので、中盤以降は橋に出現する敵は周囲より弱くなる。そのため、橋が待機場所として非常に有効。

また、ダンジョンの固定敵は変わらず、ダンジョンでたくさんお金を入手でき、しかもダンジョンに入るたびに宝箱は復活するので、ダンジョンでお金を貯めて装備や薬草を整えると、戦闘が楽になっていくことが中盤突破のポイントとなる。

■仲間

まほうつかい マリア ムーングロウ
ぎんゆうしじん イオロ ブリテイン
せんし ジョフリー ジェローム
ドルイドそう イアナ ユー
かじや ジュリアス ミノック
きし デュプレ トリンシック
レンジャー シャミノ スカラ・ブレイ
ひつじかい カテリーナ マジンシア

主人公と同じ職業のキャラクターは仲間にならない。また、仲間の3人目以降は、主人公のレベルがある程度高くなっていないと仲間にならない。人数が多くなるとさらに必要なレベルが高くなる。

最大主人公を含めて4人パーティーとなる。それより多い場合は、ロードブリティッシュの城にある兵士の部屋で待機している。カウンターの人に話しかけると、わかれるというコマンドがあるので、それを使うと、そのキャラクターが兵士の部屋で待機することになる。待機しているキャラクターに話しかけるとパーティーに加えることができる。装備品はそのまま。

ただし、パーティーの人数が増えると、敵の数が増えるという難題がある。そのため、2人などの少人数で進める方法も有効。

兵士の部屋では治療も行える。

■魔法とMP

ウルティマ聖者への道は魔法のシステムも特徴的。

MPだけでなく、その魔法ごとに決まった薬草を1個~4個使う必要がある。

MPは歩いたり、戦闘中でも1ターンごとに、自然と回復していく。そのため、薬草をどれだけ持っているかが魔法を使っていくうえで重要になる。

■やくそう

いおうのはい 2GP
にんじん 5GP
にんにく 6GP
くものいと 3GP
ちのこけ 6GP
くろしんじゅ 9GP
ナイトシェード
マンドレイク(20GP)

ナイトシェードとマンドレイクは希少の薬草で、通常の薬草屋には売っていない。フィールドの特定の場所で特定の月の状態のときに調べると手に入る。

持っている薬草は「じゅんび」の「やくそう」で確認できる。それぞれ最大99個ずつ持てる。

■薬草屋

薬草屋では、1種類の薬草につき買う個数を指定して購入できる。

すると、薬草屋は個数と薬草の値段をかけた支払い金額を言う。

しかし、薬草屋は目が見えないため、その言われた金額のとおりお金を指定して支払わなければならない。

少なく支払うと徳を失うことになるので、薬草の購入は緊張感がある。

■最初の魔法書に記述されている魔法

●ライト
いおうのはい
消費MP 3
ダンジョンを明るくする。たいまつと同じ。

●アロー
いおうのはい、くろしんじゅ
消費MP 3
敵1体を魔法の矢で攻撃。15ぐらいのダメージ。レフレクトがかかっていても当たる。

●アウェイクン
にんじん、にんにく
消費MP 5
眠っている仲間の目を覚ます。

●キュア
にんじん、ちのこけ
消費MP 6
毒を治す。

●ウインド
にんにく、ちのこけ
消費MP 10
気球に乗っているときに、風の方向を変える。
にしのかぜ=東に移動
ひがしのかぜ=西に移動
きたのかぜ=南に移動
みなみのかぜ=北に移動

●ヒール
にんにく、くものいと
消費MP 10
1人のHPを60~70ぐらい回復。

●ファイア
いおうのはい、くろしんじゅ
消費MP 12
敵1体を攻撃。25ぐらいのダメージ。

●イクジット
いおうのはい、くものいと、ちのこけ
消費MP 12
ダンジョンから脱出。フィールドのダンジョンの入り口へ。

●ディスペル
いおうのはい、にんにく、くろしんじゅ
消費MP 12
町などにあるダメージゾーンを前方1マス消す。

●ビュー
ナイトシェード、マンドレイク
消費MP 15
フィールドでワールドマップ。

●プロテクション
いおうのはい、にんじん、にんにく
消費MP 15
味方全員の防御力が2倍に。数ターン持続。低コストでダメージを抑えることができて便利。

●アイス
くろしんじゅ、マンドレイク
消費MP 17
敵1体に40~50ダメージ。魔法を使うキャラクターのステータスによって大きなダメージに。

●ブリンク
くものいと、ちのこけ
消費MP 17
戦闘から逃げる。ゆうかんさの徳を極めてから、いろいろ探し回っているときにブリンクを連続で使っても徳を失うことはなかったので、けっこう使えるかもしれない。

●クイックネス
いおうのはい、にんじん、ちのこけ
消費MP 25
味方全員が2回攻撃。数ターン持続。攻撃力が高くなり、コストも低め。

●デファート
ちのこけ、くろしんじゅ、マンドレイク
消費MP 28
隣接している敵すべてに35ダメージ。

●エナジー
いおうのはい、くものいと、くろしんじゅ
消費MP 22
敵1体に35ダメージ、その敵の周り9マスを炎の海に。敵がその炎の海に入ると追加ダメージ。

■魔法書の記述所

ムーングロウにある魔法の記述所は重要な施設となる。魔法の名前を正式に聞けば、魔法の記述所のリストにその魔法の名前が載る。そして、その名前を選択し、その魔法に使う薬草を示すと、それが正解だった場合、パーティーの魔法書にその魔法が載り、その魔法が使えるようになる。

●スリープ
にんじん、くものいと
消費MP 10
敵数体を眠らせる。ひつじのふえ(敵全体を眠らせるか無効)とは異なる効果。

●トレマー
いおうのはい、マンドレイク、ちのこけ
消費MP 40
敵数体に200ダメージ。強力な魔法。敵が使う場合は15ダメージまたは25ダメージ。

●キル
くろしんじゅ、ナイトシェード
消費MP 23
敵1体に200ダメージか2~3ダメージ。トレマーより控えめで失敗もあるが、ターゲットを絞ることが可能。

●スクイーズ
いおうのはい、くものいと、ちのこけ、マンドレイク
消費MP 28
敵全体に一定割合のダメージ。まんべんなくダメージを与えたいときに。

●レフレクト
いおうのはい、にんじん、にんにく、ナイトシェード
消費MP 20
数ターン物理飛び道具を防ぐ。炎や魔法は防げない。「はねかえした」というメッセージだが、跳ね返って攻撃者がダメージを受けるわけではないが、敵が使うことが多いので跳ね返ってダメージでなくてよかったと思うことの方が多い。

●レザレクト
にんにく、ちのこけ、ナイトシェード、マンドレイク
消費MP 45
仲間を生き返らせる。HPも全快。

●ジンクス
ナイトシェード、くろしんじゅ、マンドレイク
消費MP 28
敵全体が仲間割れを始める。効果が大きいときと小さいときがある。

●ネゲート
いおうのはい、にんにく、くろしんじゅ、マンドレイク
消費MP 20
魔法を消し去る。フィールドに作用し、敵味方両方に効果がある。数ターン持続。敵の魔法がやっかいなときに効果が大きい。

●ゲートトラベル
いおうのはい、くろしんじゅ、マンドレイク
消費MP 32
フィールドでムーンゲートを選択して移動できる。

■宝箱

このゲームでは、町や村や城に置いてある宝箱を許されたとき以外に取ると徳を失ってしまう。

取ってもいいという情報があったり、取るように言われた宝箱は、取っても大丈夫。

フィールドで敵を倒したときに出てくる宝箱は取っても大丈夫。

ダンジョンに置いてある宝箱も取っても大丈夫。

■隠し通路

多くの町や城、村には一見壁に見えるが通過できるところがある。

この隠し通路は、よく見てみると、壁にひびが入っていたり、ブロックが1隅だけ切り欠きがあったりするというグラフィックの違いがあるので見た目で判断することができる。

しかし、それでも、違いはわずかなので、けっこう見落としやすい。

■情報

町や城、村などには話せる人や動物がいる。重要な情報がたくさんある。

森の中に隠れていたり、町の端、隠し通路の奥など、見つけにくい人も多い。

また、特定の情報を聞いたあとに話すと、違うことを話す人もいる。

■宿屋

町にある宿屋は20GPで泊まることができる。

たびのきろくへのセーブができる重要な施設。ほとんどの村や城にはなく、町にある。しかし、マジンシアは利用不可で、ベスパーは村だが宿屋がある。

HPやMPを回復させるが、全快ではないことに注意。それでもHPが減っているときはさらに泊まれば回復できる。

ちなみに、宿泊は2階のカウンターで行う。1階のカウンターは主には宿屋の名前のみの情報となる。

■治療所

治療所がある町や村や城もある。

●どくをなおす
10GP

薬草(にんじん、ちのこけ)をつかいたくないときに便利。

●げんきにする
70GP

HP全快。しかし、宿屋に何回も泊まったほうがパーティーをまとめて回復できて安い。1人だけものすごく減っているときに有効かもしれない。

●いきかえらせる
140GP

復活。HPも全快。

●献血

ある程度レベルが上がると、血をわけてくれるか聞いてくる。はいを選ぶと、HP-100で献血ができる。けんしんの徳を上げるのに有効。

■酒場

酒場で2GPでお酒が飲めるが、渡す金額は入力できる。そこで100GPといったチップを渡すと、特別な情報を話してくれる。

■ムーンゲート出現と行き先

左の月はムーンゲートの出現する時、右の月はムーンゲートに入った時の行き先を示す。

左の月は、右の月が3回変わった次に変化する。2つの月の組み合わせは以下の組み合わせしかない。そのため、各ムーンゲートから行けるムーンゲートは2~3個のみとなる。

月の形は絵文字を利用。少し異なる見た目かもしれない。

🌑🌑 ムーングロウ→ (ムーングロウ)
🌑🌘 ムーングロウ→ブリテイン
🌑🌗 ムーングロウ→ジェローム
🌘🌖 ブリテイン→ユー
🌘🌕 ブリテイン→ミノック
🌘🌔 ブリテイン→トリンシック
🌗🌓 ジェローム→スカラ・ブレイ
🌗🌒 ジェローム→マジンシア
🌗🌑 ジェローム→ムーングロウ
🌖🌘 ユー→ブリテイン
🌖🌗 ユー→ジェローム
🌖🌖 ユー→(ユー)
🌕🌕 ミノック→(きよらかさの神殿)
🌕🌔 ミノック→トリンシック
🌕🌓 ミノック→スカラ・ブレイ
🌔🌒トリンシック→マジンシア
🌔🌑トリンシック→ムーングロウ
🌔🌘トリンシック→ブリテイン
🌓🌗 スカラ・ブレイ→ジェローム
🌓🌖 スカラ・ブレイ→ユー
🌓🌕 スカラ・ブレイ→ミノック
🌒🌔 マジンシア→トリンシック
🌒🌓 マジンシア→スカラ・ブレイ
🌒🌒 マジンシア→(マジンシア)

同じ月の形の場合は、入っても別の町には行けない。

特別な要素があることもある。どちらも満月の時は、きよらかさの神殿に入れる。きよらかさの徳は白をあらわし、月がどちらも満月ということはどちらも白という意味がある。

どちらも新月のとき、どちらも黒いときも特別で、何か大事なものが見つかる状態。薬草のナイトシェードやマンドレイクもどちらも新月のときにしらべると見つかる。

ユーやマジンシアも同じ型の月になるが、これには特別な要素は見つかっていない。

各町の月の形は以下の通り。

🌑 ムーングロウ
🌘 ブリテイン
🌗 ジェローム
🌖 ユー
🌕 ミノック
🌔 トリンシック
🌓 スカラ・ブレイ
🌒 マジンシア

■ムーングロウ

魔法の記述所がある、誠実さと魔法の町。薬草屋もある。

初対面で友達かどうか聞いてくる女の子がいる。ここでは「はい」を選んでも良く、それによって話をしてくれる。

仲間キャラクター、魔法使いのマリアがいる。けっこう楽しいキャラクターでおもしろい。高いMPが魔法を使っていくうえで助けになる。

このように、ウルティマ聖者への道はセリフがけっこう良くたのしめる。また、ドット絵のキャラクターも色合いが良くとても良い。

ムーングロウはベリティー島という、ブリテインのある大陸の北東にある島。島だがけっこう大きめ。徒歩で北のほうに真実の城ライキュームがある。

せいじつさの神殿はそのベリティー島の北の島にあるのだが、北東といったような感じで、北西に行くと大陸側に上陸することになる。

せいじつさの石(あお)があるデシートのダンジョンはそのせいじつさの神殿の東にある小さい島にある。

■ブリテイン

酒場には音楽を変える吟遊詩人がいる。とても良い曲でここでしか聴けないかもしれない。このウルティマ聖者への道は全体的に音楽がとても良い。

ルーンの情報もある。ルーンはしらべるを実行して入手する。ちなみに、ルーンは人の建て物の中にあったりしても、取っても大丈夫。

仲間キャラクター吟遊詩人のイオロがいる。

やさしさの石(きいろ)があるデスパイスのダンジョンは北の山にあるのだが、北に行き過ぎると、デスパイスのある山を通り越して、こうへいさの石(みどり)のあるロングのダンジョンのあるところまで行くことに。逆にロングに徒歩で行きたい場合には有効な道の1つとなる。

デスパイスは北の海岸とブリテインの中間の山のところにあるが、ブリテインから進むと、いったん東から北に回りこむかんじのところにあるので、ちょっと気づきにくい。

■ロードブリティッシュの城

ロードブリティッシュに会うと、経験値がたまっているキャラクターがレベルアップする。さらにいろいろ聞くことができる。「とく」8項目、「げんり」3項目、「からだ」で体調を聞ける。「そのた」の項目はスタートのときからしばらく進めていくと、いつのまにか項目が少し増える。

■ジェローム

南西にある島にジェロームがある。船を使って東にサーパンツ・ホールドの城がある。

仲間キャラクター戦士のジョフリーがいる。せんしのおのが装備可能。

ルーンを取るにはまほうのかぎが必要。

■ユー

ブリテインの北の森の中にユーの町がある。西の森のはずれにはエンパス・アビーの城がある。

森の木が多い。ウルティマ聖者への道では、森にはいると、周囲1マスしか視界がない状態となる。そのため、人や通路が見つけにくいので注意。

森の中に仲間キャラクタードルイド僧のイアナがいる。

ルーンを取るにはまほうのかぎが必要。

スクイーズの魔法を教えてくれる人がいる。

■ミノック

ミノックから山を南に出て、北の海岸のところにムーンゲート。町から少し遠め。

仲間キャラクター鍛冶屋のジュリアスがいる。

南に出て東に見える橋を渡ってさらに東にいって山脈の切れ間から東に行くとけんしんの神殿がある。そこから南にいくと最果ての村ベスパーがある。

ミノックから北に出て、船を使って西から海岸沿いに南に進むと、けんしんの石(オレンジ)のコブトのダンジョンがある。たくさんの宝箱があるダンジョンで、ミノックからも近めでわかりやすい。

■トリンシック

大陸の南のほうにある。ブリテインの南で徒歩でも行き来しやすい。町からムーンゲートは遠め。

仲間キャラクター騎士のデュプレがいる。

右下の畑は時間経過とともに畑の状態が数種類に変化する。

町を出て西のほうの山脈にダスタードのダンジョンがある。しかし、トリンシックはめいよの町だが、ダスタードにあるのはゆうかんさの石(あか)。町に近く、宝箱も取りやすい。

めいよの石(むらさき)のあるシェイムは、大陸の西にあるまほうのたまの地図で確認できる大きな川を進むとある。これはスカラ・ブレイから進むとわかりやすいが、ブリテインの西に船があればそこからが近くなる。入り口には毒の沼もあるので祭壇の部屋を通って入ることも考える。

ちなみに私のひつじかいのクリアデータはなぜか、パーティーが、主人公のひつじかい、イオロ、マリア、イアナのときに限ってトリンシックがバグ表示(ゲーム進行には影響がないが妙な表示)になるという状態になっている。他の町では問題なく、他のメンバーに変えるとトリンシックがバグ表示ではなくなる。このような他の私が把握していないバグもあるかもしれない。

■スカラ・ブレイ

西の端、南北の中間地点の小さな島にスカラ・ブレイがある。町から見える位置にムーンゲートが出るので、出るまで町で待機して入りやすい。

船があれば、大陸の西側の場所にたどり着きやすい。

仲間キャラクターレンジャーのシャミノがいる。

■マジンシア

中央の海に、誇りが高いために滅びた誇り高き町のマジンシアの島がある。誇りはけんきょさとは反対のもの。誇りが高いと滅びてしまうことに。

地下には仲間キャラクター羊飼いのカテリーナがいる。

ひつじのふえと、ウールのローブの宝箱があり、滅びた町のため取っても大丈夫。ウールのローブを取るにはまほうのかぎが必要。

アビイスやけんきょさの神殿がある南東の島に近い。ムーンゲートの中では位置的にはバッカニアーズ・デンも近いが、目印がないので、他の位置を確認できる道具があると安心。

■ポーズ

ブリテインとトリンシックを徒歩で進んだ時の中間あたりの東の海岸沿いに、ポーズという村がある。

宿屋がないためセーブできないが、鎧屋と隠された薬草屋がある。鎧屋と酒場の中間に薬草屋がある。隠し通路は、それぞれの壁の切り欠きがあるところ。

ブリテインやトリンシックのある大陸には薬草屋がないため、ブリテインとトリンシックの中間にあるポーズに薬草屋があるのは便利。

■ベスパー

各地で時々出てくるベスパーという地名。しかし、どこにあるかの情報を見つけることができなかった(情報の変化前や、入力して渡すお金次第では情報がある可能性もある。または見落としている可能性も多い)。そのため、見つけるのはけっこう難しい。

ミノックから出て、南に山地を抜けたところにある東の橋を渡り、さらに、東の山脈の切れ間からさらに左に進んだところにけんしんの神殿がある。

このけんしんの神殿の手前から南に降りてすぐのところにさいはての村ベスパーが見えてくる。けんしんの神殿を見つけて満足しているので、ここに気づきにくい。

このさいはての村ベスパーは、非常に重要な村となっている。村だが、他の村と異なり、宿屋がありセーブ可能。町のような規模を持つ。

特にけんきょさに関する重要な情報が多く、けんきょさの町のかわりという場所かもしれない。

道具屋がある。ベスパーのほかには海賊の村バッカニアーズ・デンしかなく貴重。しかも、ベスパーの道具屋は、ギルドの道具屋という名前で、特別なものも取り扱っている。

さらに、この道具屋の左右には隠し部屋がある。道具屋の場所に隠し部屋が2つあることに気づきにくい。

■まほうのかぎ

鍵のかかった扉は、道具屋で2000GPで売っている「まほうのかぎ」を使うと開けることができる。

これを使わないと取れないアイテム、情報も多い。例えば、ベスパーでまほうのかぎを買ったら、ベスパーにもまほうのかぎを使う扉がある。さっそく使って活用できる。

■かんそくき

フィールドで使うと、現在位置の座標を、緯度(いど)、経度(けいど)の数値で教えてくれる。とても便利な道具。

座標は、0~255でループする。

いどは南北をしめし、数が小さいほど北、大きいほど南をあらわす。
けいどは東西をしめし、数が小さいほど西、大きいほど東をあらわす。

■ナイトシェード

ナイトシェードの見つかる座標のところで、両方の月が新月のときに調べるとナイトシェードが見つかる。ブリテインやトリンシックから徒歩で行ける。船を使えばスカラ・ブレイが近い。

近くに橋があるので、そこで新月になる少し前まで待機しておく。橋はレベルによる敵の強さの上昇が抑えられる。また、この橋が遠くから来た時の目印となる。

ただ、しらべる位置には目印がないため、かんそくきを使わないと、目的の座標を見つけるのが難しい。

取れるときは3個~15個まとめて取れるので、けっこう思ったより早くためることが可能。ここでいったん90ぐらいまで貯めれば、あとは使った分を補充する感覚になるので楽になる。

ちなみに、ナイトシェードやマンドレイクをフィールドで取ったらいったん町に戻らないと、フィールドのまま再び両方の月が新月になっても見つからないので注意。

■マンドレイク

ミノックの南の橋を渡ってからその東のけんしんの神殿やベスパーに行く山脈の切れ間に行かないで南に降りると、1マスだけ毒の沼のところがある。ここで両方の月が新月の時に調べると、マンドレイクが見つかる。

はっきりと目でマンドレイクがあるところがわかるため、場所がわかれば、かんそくきは不要だが、毒の沼なので、入ると毒になる可能性がある。そのマスに新月になる前に入っておき、主人公が毒になったらキュアで回復して待機する。その後戦闘になったら、そのマスに全員が集まるため、そこで移動しても毒にはかからないことを利用する。

また、ナイトシェードの場所と違って近くに橋がないため、待つときは強くなった敵と戦い続ける必要がある。

ベスパーから西の山脈の切れ間から南にいけばたどり着ける。

■船

船はある程度レベルが上がったら海に海賊船が出るようになる。それと陸地で接触すると、戦闘となり、勝利すると、自分の船となる。入手後もさまざまなところで海賊船が出るので、その場所場所で船を取ることができる。

船に乗っていても敵が出てくる。船では敵に囲まれた状態で戦闘開始にはならないが、敵に勝っても宝箱が出ないので、船に乗っているとお金がたまらないのがつらいところ。

■石

石は8色ある。徳に関係している。

せいじつさ=あお
やさしさ=きいろ
ゆうかんさ=あか
こうへいさ=みどり
けんしん=オレンジ
めいよ=むらさき
きよらかさ=しろ
けんきょさ=くろ

■原理

ウルティマ聖者への道では8つの徳とともに、3つの「原理」というものがある。

3つの原理とは、しんじつ、あい、ゆうき。

これらは徳と関係がある。

せいじつさ(あお)=しんじつ
やさしさ(きいろ)=あい
ゆうかんさ(あか)=ゆうき
こうへいさ(みどり)=あい+しんじつ
けんしん(オレンジ)=あい+ゆうき
めいよ(むらさき)=しんじつ+ゆうき
きよらかさ(しろ)=しんじつ+あい+ゆうき
けんきょさ(くろ)=

8は3の組み合わせ。3ビットがあれば0~7の8種類の数値が作れる。

しんじつ=せいじつさ(あお)、こうへいさ(みどり)、めいよ(むらさき)、きよらかさ(しろ)

あい=やさしさ(きいろ)、こうへいさ(みどり)、けんしん(オレンジ)、きよらかさ(しろ)

ゆうき=ゆうかんさ(あか)、けんしん(オレンジ)、めいよ(むらさき)、きよらかさ(しろ)

■ダンジョン

ダンジョンは3Dダンジョンがメインの中、2D固定敵の部屋が組み合わさっている。
どのダンジョンも8階層構成。3Dダンジョン画面では、ダンジョンの名前と、現在の階(レベル)、方角(N=北、S=南、W=西、E=東)が表示される。

●明かり

最初ダンジョンに入るとまっくら。たいまつを使うと明るくなる。一定距離歩くと明かりが消えるのでまた使う必要がある。たいまつは道具屋で5GPで売っている。道具屋はベスパーとバッカニアーズ・デンにある。

ちなみに、ライトの魔法(いおうのはい)もたいまつと同じ効果。

●まほうのたまで階マップ

まほうのたまがあれば、その階層のマップが表示できる。これを書き写せばその階のマッピングがほぼ完了するというすぐれもの。そのため、最低でも8個のまほうのたまを持ってダンジョンに入った方が安心。まほうのたまは道具屋で1個12GPで売っている。

しかし、そのマップは、独特の構成となっている。

8x8マスのマップだが、上と下、左と右はループしてつながっており、それを前提として構成されている。

現在位置は上から5マス目、左から5マス目のところで、使う場所によってマップの見た目が変わる。向きはどの方向を向いていてもは北が上固定。

そのため、複数のはしごがある階では出たところを確認するためにさらにまほうのたまを使う必要があることも多い。

壁に黒い四角が4つついているところは隠し通路。隠し通路もまほうのたまで発見できるのが便利。隠し通路を通らないと重要な場所に進めないところも多い。

端のマスで、反対側が壁の時はそのマスの端のほうも壁。これも書いておくとわかりやすくなる。

四角のマスは固定敵か4方向扉のマス。$は宝箱。丸は宝珠。矢印ははしご。噴水のような記号は泉。他にも石のある部屋や祭壇の部屋も載っている。

初めて入ったときにまほうのたまを使って書き留めるだけでもわかりやすくなる。はしごの位置がまちまちになるが、それを合わせるのはけっこう難しく、しかもはしごの座標が異なるようなつながりのところもある気がする。

ちなみに、ビューの魔法もまほうのたまと同じ効果。しかし、ビューの魔法はナイトシェードとマンドレイクという希少の薬草の組み合わせ。

なお、まほうのたまとビューの魔法は、地上のフィールドで使うとワールドマップになる。現在位置もわかるので、こちらもとても便利。まほうのたまはたくさん持っておくと安心。

●固定敵

四角のマスでは2Dの固定敵の部屋に切り替わるところがある。

固定敵なので、中盤以降ではフィールドの敵より戦いやすいことが多い。しかし序盤では強い敵が固定されていることになり注意が必要かもしれない。

敵を全滅させると、その部屋を自由に移動できる。そこにある宝箱もしらべて自由に取れる。うろうろしているとMPも回復する。

決まったところから別の部屋に移動できる。しかし、ある特定のポイントを通過すると、通路が開くというしかけがある部屋も多い。まほうのたまのマップでそちらの方向に進みたいが部屋がその方向に開いていない場合、いろいろ歩きまわっていると開いたりする。

固定敵の部屋の方角は、フィールドマップ、階マップ同様、上が北で固定。

●はしご

はしごのマスに到着すると、はしごを使うかどうかの選択肢が出る。

いいえを選んではしごを使わなかったあとで、はしごを使いたい場合は、しらべるのコマンドで再びはしごを使うかどうかの選択肢が出る。

上下にはしごが付いているところでは、最初に上にのぼるか聞かれた後で下に降りるか聞いてくる。

●ダンジョンの宝箱

ダンジョンにたくさん配置されている宝箱。マップで確認でき、取ってもダンジョンを出ると復活している。フィールドで敵を倒したときに出る宝箱同様1GP~99GPがランダムで取れる。

宝箱はしらべるのコマンドで取るが、そのマスではなく、そのマスの前に見えている宝箱を取る。扉の奥に宝箱がある場合、そのマスから一歩進んで振り返ると宝箱がみつかる。そこに扉がある場合は宝箱が見えていない状態だが、それでしらべると取ることができる。

ほとんどのダンジョンには宝箱がたくさん置いてある階があり、けっこうお金がたまりやすい。

●泉

ダンジョンには泉がある。飲むと、HPが全快するものもあれば、毒になったりダメージを受けたりするものもある。効果がないものもある。効果は場所ごとに決まっている。

●宝珠

ダンジョンにはピンク色の宝珠が設置されている。
手前でしらべると、だれが触れるのかを選択できる。

触れると決まったHPが減る代わりに、触れたキャラクターのつよさ、かしこさ、きようさのどれかが5アップする。

触れた後宝珠が消える。宝珠があると先には進めないのでそこを通れるようになるが、宝珠を触れて消さなければ次に進めないという場所は、ざっくり見たところなさそうかもしれない。消えた宝珠はダンジョンを出て入ると復活している。

つよさはゆうき、かしこさはしんじつ、きようさはあいの関係するダンジョンで上がる気がする。そのうち1つアップする場合は、HPが200減る。2つアップする場合はHPが400減る。

その3つのステータスの最大は50の様子。

ダンジョンによってはさらにMPが5アップする宝珠もあるが、MPが0のキャラクターでは上がらない様子。

ヒスロスの宝珠はHP800満タンでも、HPが0になってしまう。主人公が触れるとゲームオーバーでお金が400GPになってロードブリティッシュのところへ。他の仲間は生き返らせることができる。ステータスはMP、つよさ、かしこさ、きようさが5アップする。

●石のある部屋

ダンジョンには石のある部屋が存在する。

石を手に入れるには、そこを管理する人に話して質問に答える。

アビイスには石はないので、アビイスに入る前に石を8つそろえておく。

●祭壇の部屋

ダンジョンの地下8階(レベル8)には祭壇の部屋がある。祭壇の部屋は3種類。祭壇の部屋の中央でしらべると、それがどの祭壇の部屋かがわかり、石を使うことができる。

3つの祭壇の部屋は色が違うので慣れるとそれで判断できる。

4方向に出口があり、それぞれダンジョンにつながっている。地上のダンジョンの入り口が町から遠い場合、この祭壇の部屋からそのダンジョンに入ったほうが楽ということも多い。

★真実の祭壇の部屋
上=デシート
左=ロング
右=シェイム
下=ヒスロス

★愛の祭壇の部屋
上=デスパイス
左=コブト
右=ロング
下=ヒスロス

★勇気の祭壇の部屋
上=ダスタード
左=シェイム
右=コブト
下=ヒスロス

■気球

ヒスロスのダンジョンを脱出すると、ヒスロスのダンジョンの入り口のところに気球が置いてある。

徒歩で脱出してもいいが、イクジットの魔法を使ってもOK。

気球に乗っていると敵が出ない。空を飛べるので、徒歩や船では行けないところにも行ける。しかし、気球は、黄緑の平原にしか降りることができないという大きな制約がある。緑の草地や土も降りれないので、逆に船でしか行けないところも多い。

また、直接操作することはできず、ランダムの方向に吹く風に流されながら進む。
ウインドの魔法を使えば、風を変えることができ、操作可能。しかし、にんにくとちのこけを使うため、たくさん使うとコストがかかる。また、南に行くには「きたのかぜ」を選択する必要があるなど、間違えやすい。

にしのかぜ=東に移動
ひがしのかぜ=西に移動
きたのかぜ=南に移動
みなみのかぜ=北に移動

■バッカニアーズ・デン

ポーズの村から船で真東に進むと、海賊の村、バッカニアーズ・デンが見えてくる。

薬草屋に行く途中にダメージゾーンがある。その前でディスペルの魔法(いおうのはい、にんにく、くろしんじゅ)を使えばダメージゾーンを消すことができ、帰路も安全。

■コーブ

隠された知識の村コーブには、3種類の方法でたどり着ける。

1つ目は、ランダムで海に出てくるうずまきに飛び込む方法。そうすると、コーブ近くの湖に出るので、そこからコーブに上陸する。湖の南東の川から入っていく。

2つ目は、気球に乗ってコーブ近くに着陸する方法。

3つ目は、コーブの湖の中に海賊船が出ることがあるので、それを使う方法となる。

ついにゲートトラベルの魔法が手に入る。

村の神殿の2階にあいのろうそくがある。けっこう隠し通路が気づきにくいところにある。

■8つの徳を極める

ロードブリティッシュの城にいるホークウィンドに話すと、8つの徳がそれぞれどれぐらいになっているかがわかる。徳を極めるときがきたと言われた徳は、その徳の神殿でめいそうすると極めることができる状態となっている。

神殿に入るにはその徳のルーンが必要。ルーンは町に落ちていたりする。場所は情報がある。

8つすべての徳を極めると、特定の場所で最強の剣と鎧が入手でき装備できる。MPが99になる。

しかし8つすべての徳を極めていても、徳の道を外れるような行動をとると、その徳を失ってしまう。8つの徳を極めて99になったMPは元に戻ってしまう。

徳は失いやすいものなので注意。

■モンデインのがいこつ

モンデインのがいこつ(アイテム名は「がいこつ」)は、南の3つの火山があるところの真ん中を調べると取れる。この場所は地図でも確認可能。

しかし、このがいこつを使うと(フィールドで使っても)、8つすべての徳を失ってしまう。

ゲームクリアには取る必要がないアイテムなので、通常は取らないで進めていく。

■白い石

白い石は気球で行くことができる山の洞窟にある。ブリテインから北西あたりにある。白い石は宝箱に入っているが、持っていくようなかんじで言われるので、取っても大丈夫。

■へびのうろこ

白い石のある洞窟にはへびのうろこも置いてある。それも取って渡すように言われるので、それも取って大丈夫。

■ぎんのつのぶえ

ぎんのつのぶえはマジンシアの北の島にあるという情報がある。

マジンシアとは、誇りが高いために滅びた、誇り高き町のマジンシア。誇りが高いことは徳ではなく、誇りを捨てる必要がある。

マジンシアはマップの中央あたりにある島にあるが、その北に小さな島があることは、まほうのたまのマップでも確認できる。

小さい島でもどこかは特定できないので、いろいろなところを調べてみる。

ぎんのつのぶえは、けんきょさの神殿が見えたフィールド上で使う。いつもと違うメッセージが出たら成功。

■ゆうきのかね

サーパンツ・ホールドの城で、ゆうきのかねは城の北に浅瀬があるという情報がある。しかし、真北ではなく、しかもまほうのたまの地図では確認できないためかなり難しい。実際には北東にあり、東にも動く必要がある。

モンデインのがいこつがある3つの火山から北西に動いた方が見つけやすいかもしれない。

ちなみに、サーパンツ・ホールドからずっとずっと真北に行くと、ブリテインのあるところのやさしさの神殿があるところ近くあたりに着く。そこにも浅瀬はたくさんあるが、そこでは何も見つからない。

ゆうきのかねがある浅瀬はしらべるところがわかりやすくなっている。

■黒い石

見つけるのがかなり難しく、アビイスに行ってみたりなどして見つからず、苦労したが、町や村や城を探し回ってついにヒントを見つけた。

黒い石がどこにあるのかは、ベスパーのギルドの道具屋の左側の隠し部屋の先にいる人が取り方を教えてくれる。

ベスパーのギルドの道具屋では右側の隠し通路が目立ち、左側の隠し通路は気づきにくい。

■アビイス

あいのろうそく、ゆうきのかね、しんじつのほん、
8つの石、3つのかぎを揃えたら、いよいよアビイスに向かう。

アビイスには石はないので、すべての石をアビイスに入る前に手に入れておく必要がある。

1人で進んでいくことになる。といっても、その入り口までは仲間がいても大丈夫。アビイスに入ったら自動的に1人となる。

魔法もたくさん使うので、各やくそうを90ぐらいにしておくと安心。

アビイスも他のダンジョンと同じ3Dダンジョンと2D固定敵の組み合わせで8階層ある。

固定敵の場所は他のダンジョンより複雑で、ある方向からしか先に進めなかったりするので注意。隠し通路から固定敵の場所に入ってみたりする。

戦闘では、ひつじかいの場合、遠距離攻撃がスリングで弱いので、移動して近づいて直接攻撃を多用し、敵がやっかいだったり多い場合には魔法を使う。スリープを使う敵にはネゲートを使ったり、トレマーで数を減らしたりする。他にも遠くにいる敵にはアイスやエナジーなども有効。他の魔法を使っても面白い。

固定敵を倒したらその都度ヒールの魔法で余裕のあるくらいHPを回復させ、その部屋でうろうろして戦闘や回復で消費したMPを回復させながら進めていく。

途中、石や質問を間違えると、アビイスを追い出され、アビイスの南西にあった小さい島の神殿に戻される。そして、そのときいた仲間と合流する。うっかりミスが許されない緊張感がある。

そして奥底にたどり着くと、感動のグッドエンディング。

ひつじかいでクリアできてとてもうれしい😊🐑