カプコン
プレイステーション(カプコンジェネレーション第3集収録)
セガサターン(カプコンジェネレーション第3集収録)
プレイステーション2(カプコンクラシックスコレクション収録)
プレイステーション・ポータブル(カプコンクラシックスコレクション収録)
ステージ上に置いてあるタルで敵をやっつける固定画面アクション。「ひげ丸」は敵の名前で、主人公は「モモタルー」。デッキ内に出てくるひげ丸軍団を、デッキに置かれているタルを持って投げて転がしてやっつける。「ひげ丸」をすべてやっつけるとクリア。軽快な音楽も魅力。
通常のデッキでは「ボウス」というひげ丸軍団の親分が1体いて、倒しても次々現れるが、これは残っていてもクリアになる。ただし、ハイポイントデッキと呼ばれるボウスだけしか出てこないデッキでは、ボウスをすべてやっつける必要がある。
■カプコンジェネレーション版(PS)とカプコンクラシックスコレクション版(PS2)との違い
無敵時間が切れたあとなどの曲の再開に大きな違いがあり、カプコンジェネレーション版だと、曲が途中から始まるが、カプコンクラシックスコレクション版では最初からになってしまう。そのため、カプコンジェネレーション版のほうが雰囲気がいい印象を受ける。それに対してカプコンクラシックスコレクション版のほうが画面がひきしまっている印象がある。
■タル
ステージにはタルがたくさん置いてある。このタルの前でタルのほうを向いてボタンを押すとそのタルを持つことができる。そのあとボタンを押すと向いているほうに向って転がっていく。
他のタルや壁にぶつかるまで、転がり続ける。その間の敵はまとめてやっつけることができる。まとめてやっつける数が多いほど高得点で、ひげ丸よりボウスのほうが点数が高い。
このタルはかなり当たり判定が大きいため、心強い武器になる。いったん振りかぶって投げるが、その際、近くにいる場合、上や横にいる敵もやっつけることができる。
投げる前方の敵を防ぐという効果もある。そのため、投げる方向をうっかり間違うとミスにつながることも多い。
また、敵に追いつかれそうなときも、急いでタルを持って振り返って投げるとギリギリ間に合うこともある。
敵はタルを越えて動くことはないため、ステージ上のタルは敵を防ぐ壁にもなっている。
タルと同じように持って投げることができるが、壊れないものもある。ステージによってドルマークだったり、ドラム缶だったりする。投げても壊れないため、うまく使えば敵がくる道をふさぐことができるが、自分の逃げ道をふさいでしまうことも多いため、タルより使うのが難しい印象。
■ひげ丸
ステージスタートしてすぐ、タルから飛び出すが、その際、着地に失敗して少しの間動けない。その間は当たってもミスにならない。
時々タルに入り、タルをかぶったまま向ってくる。この状態でタルをぶつけると、ひげ丸が飛び出てきて少しの間動けなくなる。そのとき、かぶっていたタルはその場所に置かれる。ちなみにタルに入って移動するので、入ったタルも元の場所から移動することになる。
タルをかぶっていると1回タルを当てても倒せないためちょっとやっかいな状態となっている。タルをかぶっていてもしばらくすると自分でタルから飛び出ることもある。
画面上に表示されているひげ丸の数だけ加勢してくる。加勢するときはタルから飛び出て少しの間動けない。
■ボウス
通常のデッキでは4隅から出現し、気ままに動き出す。ひげ丸より積極的にこちらに向ってこない印象。
ハイポイントデッキでは異なり、ひげ丸のようにタルのそばから出現し、積極的にこちらに向ってくる。
ボウスも出現するときは少しの間止まっているが、ひげ丸のようにタルに入ったりしないため、それ以外では動きが止まることがなく、より手ごわい。
効果音とともに、壁になっているタルを壊して道を作ることもある。
■無敵
タルを16個取ると、持ち上げたタルのところに無敵アイテムが出現する。無敵アイテムは、ステージの上に2つある物と同じ形で、無敵アイテムを取ったら、その2つの物が動き出す。動き出して元の位置にもどるまでが無敵時間になる。
無敵時間中は敵が動けなくなり、体当たりで敵をやっつけることができる。また、タルに入っているひげ丸は体当たりでタルから出すことができる。無敵時間中もタルを持って投げることができる。遠くにいる敵をタルでやっつけることもできる。
けっこう時間が長いため、これで一気に敵をたくさんやっつけることができる。ステージが進むと、敵のほうが足が速いため、たくさんタルを取って何とか無敵アイテムを取るまで粘ればクリアが見えてくる。
ただし、ハイポイントデッキだとステージと敵の特性からか感覚的に通常のデッキより出づらい印象がある。
■ミス後の再開
ミスした後、投げて壊したタルは復活せず、ミスする前のタルの状態で始まる。最初より少ないタルで始まるので難しい。
さらにあと少しでクリアというところでミスすると、ある程度敵の数が復活する形で再開される。これはけっこう厳しい。
そのため、ミスせずタルを取り続け、無敵を取り、無敵を取って敵を減らしたあとクリアするのが一番楽なクリア方法になる。このリズムが続けばどんどん先にすすめるが、リズムが止まると立て続けにミスする。。。
■ハイポイントデッキ(HI-POINT DECK)
DECK4、DECK8、DECK12、DECK16...と、4の倍数のデッキは、ハイポイントデッキになっている。敵が高得点のボウスのみで、得点アイテムがハイポイントデッキ専用のものになる。
すべて敵がボウスで迫ってくるので、かなり難しい。高得点ということよりも、高難度デッキという印象がある。
■ステージ構成
各デッキによってタルの初期配置が決まっている。敵の初期位置はランダムになる。
デッキは16種類あり、DECK16をクリアすると、DECK9と同じ形のDECK17がはじまる。
DECK 9,17,25
DECK 10,18,26
DECK 11,19,27
DECK 12,20,28
DECK 13,21,29
DECK 14,22,30
DECK 15,23,31
DECK 16,24,32,...
■1UP
1万点、5万点のあとは5万点ごとに1UPする。隠しアイテムには5万点のものもあり、それを取ると必ず1UPする。しかし、100万点以上になると1UPしない。
それとは別に隠しアイテムで1UPがある。
■時間
時間が立つと、音が鳴り、BGMが早くなって、4隅にあるドクロが動き出す。ステージ内の一番外側を回りだす。これに当たるとミスになる。
■アイテム
時々光っているタルを持ち上げると、得点アイテムが出てくる。400点~3000点。
しかし、タコ助(2500点)が出てこない・・???
■隠しアイテム
隠しアイテムは特定のデッキの特定の場所の投げても壊れない物を、最初に持ち上げると出現する。
そして、取ったあとミスして再開したあと、壊れない物が同じ場所にあれば、また最初に持ち上げると出現する。
隠しアイテムを取るにはスタート地点から遠回りしなければならないデッキもある。敵の最初の位置はランダムで、隠しアイテムを出すまで敵を攻撃できないため、ミスせず取るのが困難な場合も多い。
DECK10の1UPは、取るのが難しい場合はミスした場合に備えて、1UPまでの近道を作っておく方法もある。
5万点アイテムが出るデッキでは、持ち上げて5万点アイテムを取った後、ストッパーになるタルに向けて投げて同じ場所に置いておき、ミスしたらまた取って1UPということを続けるということもできる。しかし、100万点以上は1UPしないため、できればあまりミスせず突破したい気持ちはあるものの・・・。DECK12やDECK15は取りやすい位置にあるが、ステージ自体がかなり難しい。
デッキと場所は以下のとおり。隠しアイテムの位置は赤枠、スタート地点は★で示す。
DECK 3 = 10000点
DECK 6 = 20000点
DECK 9,17,25 = 50000点
DECK 10,18,26 = 1UP
DECK 12,20,28 = 50000点
DECK 14,22,30 = 20000点
DECK 15,23,31 = 50000点