エレベーターアクション
タイトー
プレイステーション2(タイトーメモリーズ下巻収録)
プレイステーション・ポータブル(タイトーメモリーズ ポケット収録)
スパイとなり、30階建ての建物の屋上から侵入し、エレベーターなどを使って下に降りていき、赤いドアにすべて入って機密書類を入手していく。最後は、地下にある車で逃走する。明るい音楽や効果音も良く、バランスが良いゲーム性でおもしろい。
■エレベーター
この建物にはたくさんのエレベーターが設置されている。
エレベーターに乗っているときは、上下ボタンで上下させることができる。
エレベーターを上下させることで敵の弾を避けることができるが、エレベーターに乗っているときには、しゃがむことができないという大きなリスクもある。ジャンプすることはできる。
エレベーターからは横を押すとすぐに降りることができる。すばやく横に降りる動作になるので、とっさに降りてしゃがんで撃つといったことができる。
■武器
武器はピストルで、3連射でき、無限に使うことができる。使いやすい性能で3連射できるが、画面に3つ弾丸が残っていると次の弾を撃つことができないため、弾切れに注意する必要がある。
■ジャンプとジャンプキック
ジャンプで敵の弾丸を避けたり、エレベーターやワイヤーロープがない空間を飛び越えることができる。けっこう使いやすい。
ジャンプすると同時にジャンプキックにもなり、敵を倒すことができる。敵の弾を避けながら攻撃でき、攻撃判定も大きいのでかなり強力。
敵がしゃがんで撃った弾はジャンプでよける。
■しゃがみ
歩いているとき下を押すとしゃがむことができる。敵の最も基本的な攻撃は、しゃがんでよけれるので、かなり重要な動作になる。
しゃがみ状態から立ち上がるには、上ボタンを押す。横を押しただけでは立ち上がって歩くことはできない。左右に敵がいるときにしゃがんだまま左右に撃ち分ける操作がしやすくなっているため、このことで助かることも多い。
ちなみにしゃがみ状態はジャンプしても解除できる。
■赤いドア
赤いドアには、ドアのところにあるマットの上で、ドアの方を向いて、立ち止まると入ることができる。
ドアノブが付いている方向を押すと出ることができる。入っている間、敵の攻撃をやり過ごしたり、タイミングをとったりすることができる。しばらく入ったままにしていると、強制的に出てくる。
赤いドアの場所は一定のエリアの範囲でランダムになっている。ステージが進むたびに赤いドアが増えていき、ステージ1では赤いドアがないエリアにあるようになる。
出てくると、機密書類を手にし、500点が手に入る。
開く途中のドアは、敵の弾丸を防ぐことができる。
赤いドアを残してB1に行くと、残した赤いドアのところまで戻される。
ちなみに、ステージクリアにすごく時間をかけすぎていると、音楽が変わり、難度が上昇してしまう。
■エスカレーター
エスカレーターにはマットの上で、上か下を押して上に行ったり下に行ったりする。エスカレーターに乗っている間は攻撃できないが、敵の攻撃にも当たらない。エスカレーターですれ違っても大丈夫になっている。敵がエスカレーターに乗っていても同様になり、乗っている間は、こちらの弾は当たらない。
■天井のランプ
天井のランプを撃つと、ランプが落ち、一定時間停電になる。停電になると、敵が暗くやや見えにくくなり、敵を倒したときの得点が50点アップする。停電中はランプを撃つ事はできない。
普通の時は、弾丸で敵を倒すと100点、ジャンプキックで敵を倒すと150点手に入る。
停電中は、弾丸で敵を倒すと150点、ジャンプキックで敵を倒すと200点になる。
落ちるランプを敵にぶつけて倒すことができる。そうすると300点の高得点になる。
敵の動きには特に変化はないようで、たとえばこちらを見つけにくいようなこともなく、普通に攻撃してくる。
停電中敵がやや見えにくいのは、けっこう慣れて問題にならなくなるので、積極的に適当に落としていくといいかもしれない。。。
■エレベーターの特性
●屋根と床
エレベータの屋根と床は弾丸を防ぐ。敵の弾丸を防ぐことも多い。
●ワイヤーロープ
エレベーターを吊るしているワイヤーロープを越えることはできない。飛び越えようとすると、真下に落ちるので、すぐ下にエレベーターがない場合、ミスになってしまう。
また、歩いてワイヤーロープを横切ることもできない。
向こう岸に行くためにはエレベーター本体が来た時か、エレベーター本体が上に行ったときに、その空間を飛び越えるかになる。そのため、そのエレベーターの最上階の場合は、本体が来たときしか渡ることができない。
●ジャンプで空間を飛び越える
ワイヤーロープがないエレベーターの空間をジャンプで越えることができる。しかし、ひとつ上にエレベーターがあるときには注意しなければならない。ジャンプしたあとそのエレベーターが下に降りてきたら頭をぶつけて下に落ちてミスになってしまう。。
●上に乗る
エレベーターの中に入るだけでなく、エレベーターの屋根に乗ることもできる。乗っていないため、エレベーターをコントロールすることができないという大きな問題がある。また、そのエレベーターの最下段に行くことはできない。
さらに、天井に挟まれるという危険もある。下に降りていくはずのエレベーターでも、中に乗っている敵によって上に動かされることが多く、それが原因ではさまれる事もある・・。
そのため、できればエレベーターの中に乗りたいが、状況によっては有効なこともある。たとえば、下に下がるエレベーターで屋根に乗らなければしばらく上に戻ってこない。そのとき、とりあえず屋根に乗って下に行くという方法がある。
エレベーターの屋根の上ではしゃがむことができる。
●弾丸を撃つ
エレベーターで上下に移動している時も弾を撃つことができる。いろいろな高さに撃つことができる。逆に敵もいろいろな高さに弾を撃てるので、エレベーターから撃たれた弾の場合、しゃがみでよけれそうに見えても、わずかにエレベーターが下に行ったときに撃たれた弾の場合、しゃがみでは当たってしまうということも起こる。
●下の敵を挟む
エレベーターで下の敵を挟んで倒すこともできる。また、プレイヤーも同じように挟まれることに注意する必要がある。ひとつ上にエレベーターがあるときに下を通過しようとすると、エレベーターが下がってきてミスになることもあり危険。
●2つ繋ぎのエレベーター
同じワイヤーロープに2つのエレベーターが繋がっている時もある。2つ繋ぎのエレベーターは、出てくるエリアで、ランダムで出てくる。
上のエレベーター・ワイヤーロープ・下のエレベーターと、3階の高さがある。上のエレベーターに乗っているときは、一番下と、その1つ上の階に降りることはできない。下のエレベーターに乗っているときは、一番上と、その1つ下の階に降りることはできない。というけっこうやっかいな仕掛けになっている。エレベーターからいったん降りて乗りなおさなければならない。
■敵
青いドアから敵が出てくる。敵は、初め、立ったまま弾を撃つ。これは、しゃがんでよけることができる。だんだんとしゃがんで撃ってくる敵が出てくる。しゃがんで撃ってきた弾はジャンプなどでよける。ゲームを進めていくと、反応が早くなり、動きが手ごわくなっていく。伏せうちまでしてくるようになる。
■敵への対処
敵はいろいろな方法でプレイヤーを追ってくる。その動きに応じて対処していく。その方法が多くなるほどミスする確率を減らすことができる。もっといろいろある気がする。そのときによって状況が違うので、アドリブで対処することになる。
エレベーターに乗っているときに、下に敵がいるときは、敵がジャンプキックが当たる間合いにいるときにジャンプキックで倒す。上から来るときは、足を狙って撃つ感じで倒す。こちらはけっこう安全。下から来るときは、頭を狙って撃つ感じで倒す。
乗りたいエレベーターに敵が乗っている 場合は、ジャンプキックで乗ると、敵の弾をよけつつ倒せる。弾を撃ちながらジャンプするとより安全かも。
近くに敵が出現した場合は、弾を撃たれるまえにかぶりつくかんじで撃つ。ちょっと遅いと思ったらジャンプしておく。
場合によっては上下段に、どうしても避けれないように弾を撃たれてしまうこともあるが、逆に、運よく自分でも驚くような避け方で突破していくことも多い。。。
とっさに押したボタン操作が、けっこうすぐに効果があるので、とにかく一瞬の判断でジャンプしたり撃ったりしゃがんだりエレベーターから降りたりすると、奇跡的に助かる時もある。
■建物の構造
●30F~21F
エレベーターに乗ったところから始まる。そこから真下に降りていく。10階もあるが、最初は下に降りていくだけなので、それより少なく感じる。
弾を撃ちながら降りていくが、そのまま降りていくと敵の弾にあたるような状況も多い。
下の階に敵がいる場合は、エレベーターの近くにいるときにジャンプキックで倒す。ジャンプキックで届かないような位置にいる場合は、上下に小刻みに移動してエレベーター近くに来るのを待つ。そのとき上の敵の弾に当たらないぐらい下で下の敵の弾に当たらないぐらい上という位置を保つように動かす。上の敵の足を狙って撃って倒せるときは倒しておく。
ジャンプキックで敵を倒したらすぐにエレベーターに戻る。エレベーターを中心に移動すると安全。
ステージ1~3まではこの地点に赤いドアはないが、ステージ4以降ここにも赤いドアが出てくる。そのため、赤いドアに入るためにエレベーターから離れなければならない。
●20F~16F
エスカレーター地帯。途中壁がある階があり、壁は自分も敵も弾も通過することができない。17Fではエレベーターのワイヤーロープを通過できないことにも注意。エスカレーターは必ず乗れるが、エレベーターは昇降によってあったりなかったりする。
●15F~13F
停電通路地帯。けっこう長い距離歩く必要があり、敵に遭遇しやすい難所になっている。ドアが見えないという不利な点もある。ランプを落として停電になったときと違い、ドアノブも見えなくなっている。挟み撃ちにもなりやすく、特に13Fは長い距離を歩く上に、右端でエレベーターを待たなければならず、その間の敵の処理が大変になる。
●12F~10F
中央に12F~10Fに行けるエレベーターがある地帯。12Fと11Fは引き続き停電地帯になっている。
●10F~8F
状況によっては、かなり厳しい状態になる地帯。12F~10Fの赤いドアに入ったら、今度は下に行くエレベーターを待つ必要がある。左と右のどちらのエレベーターに入るか迷うところ。左のほうが回転が速い(左は11F~7Fに対して、右は13F~7F)。状況によってどちらにするか決める。
●7F~1F
ステージ最大の山場になる地帯。
まず、7Fには左端か右端からしか来ることができず、そこからエレベーターが来るまで下にも横にも行けないので待つ必要があることが多い。7Fにはドアがないので敵が7Fからは出てこない。
その下には5本のエレベーターがあり、横に行くのにかなり苦労する。敵もこの地帯ではステージで最も激しい攻撃をしてくる。左右のドア、多数のエレベーターに乗っている敵という気を配らなければならないところがたくさんある。
さらに問題なのがミスしたとき他の階ではその階から再開になるが、5F以下でミスしたら、5F中央まで戻される。
左端と右端にドアがある。ステージ2ではこの地帯に1つ、ステージ3とステージ4では2つ赤いドアがあるので、入らなければならない。どこにあるかは下に降りないとわからないため、運にも左右される。
今乗っているエレベーターと逆のほうに赤いドアがあるときは、途中の階を渡る方法もあるが、途切れ途切れになっている部分を避け、1Fに行ってから回りこんで上る方法もある(逆に6F~7Fで横移動して降りるという方法もある)。そのときの状況によっていろいろ進む方法を変えてみる。
時にはエレベーターの屋根に乗るときもあり、狭い足場でエレベーターを待ったり、エレベーターの空間をジャンプして渡ることもある。
両端の足場に立っているときは、遠くから攻撃してくることと、近くのドアから敵が出てくることの両方に対処する必要がある。
また、いったんB1に行って、赤いドアのところまで戻されることを利用する方法もある。しかし、この作戦はなぜか失敗(途中でミスしてしまう)ことも多い。
B1に行けるエレベーターは1つしかなく、5つのエレベーターの中のどれか1つがランダムで決まる。ある程度下に行かなければどこが開いているかわからない。
かなり敵が手ごわいので、1Fでエレベーターを待つときは緊迫した状況になる。
●B1
ゴール地点。ボーナスポイントとして、現在のステージ数×1000点が手に入る。そして、さらに難度が上がった次のステージが始まる。
背景の色がステージ4で一通り出るので、まずステージ4クリアを目標にできる。しかし、ステージ4はかなり難しくやっとクリアできるかんじだが、ステージ4クリア後はさらに難しいステージ5となり、さらなるチャレンジができる。