フリップル(アーケード版)
タイトー
プレイステーション2 (タイトーメモリーズ上巻 収録)
音楽が良く、気楽に楽しめるパズルゲーム。手持ちのブロックを同じ種類のブロックに当てて消していく。ファミコン版もかなり好きなゲームだが、こちらのアーケード版もおすすめ。
ファミコン版との違いは、
・ファミコン版とはブロックを投げる方向が逆。これは2人プレイの時のレイアウトが2人向き合った形になるため。また、ファミコン版にはハシゴがあるが、アーケード版にはハシゴがない空間を上下する。
・1UPしない。スペシャルブロックがステージ中に登場せず、スコアでも1UPしない。(しかし10万点以上取ったことないので不明)最初のスペシャルブロックの数のみで進めていく。
・ファミコン版では規定ブロック数に達してもさらに消すことができ、ブロックをより少なくしたほうが点数が高くなるが、このアーケード版では規定ブロック数に達したらすぐにクリアになる。そのとき、複数消しで規定ブロック数より少ない数になると、通常は1000点のクリアボーナスが、2倍、3倍になる。
ファミコン版は、バージョンアップ版といっていいほどルールの追加が行われている。これに対して、アーケード版は、よりシンプルなルールになっている。
また、お手つきをしたときの硬直時間が短いなど、ゲームのテンポがファミコン版より良く、遺跡の部屋を進んでいくような背景の中、緊張感ある音楽が流れる神秘的な雰囲気を持つ。
■フリークレジットチャレンジ
ファミコン版はクレジットが決まっているため、50ステージクリアするのは至難の業で緊張感あるゲームが楽しめるが、こちらは、クレジットをL2ボタンで入れるだけコンティニューできるので、コンティニューしながら最後まで進むこともできる。
まず、STAGE0のトレーニングステージからはじまる。ここでミスをしてもスペシャルブロックは減らず、すぐに次のステージになる。しかし、ここで獲得した得点は入るので、複数消しで少しでも点数をかせぐこともできる。終了したら時間分の得点が加算されるが、クリアしたかどうかにかかわらず通常のステージのような1000点のクリアボーナスはない。
ステージ31をクリアするとハーフクリアとなる。このあと、背景の色が変わり、再びステージ1と同様のパターンで、規定ブロック数が1つ少ない、ステージ32が始まる。このステージ32以降で最も難しいのは、時間の減少が2倍になっているということ。つまり半分の時間でクリアしなければならず、特にブロックが多いステージではかなり厳しい。タイムを使い切るとどんなにスペシャルブロックが残っていてもゲームオーバーなので、考えている余裕はあまりない。意外と上下移動がタイムロスになるので、上下移動を少なくする必要がある。また、1個ずつ消すより複数消しをしたほうが時間の短縮になるので、積極的に複数消しを狙っていく。かなりゲーム性が変わる印象。(ちなみにこの時間の減少が2倍のステージはファミコン版にも高次周にある模様)
そして、ステージ59をクリアすると、オールクリアとなる。トレーニングステージを含めて全60ステージになっている。
初めてクリアしたときは40クレジット。
そして、その次は、62クレジットかかってしまった。。。。。。最初はけっこう調子が良かったらしい・・・。
ステージの地形はファミコン版と変わらない順序で現れる。。。というと1ステージ数が合わない。。。??たしかファミコン版のステージ31にあたるステージ(?)がなかったような????
また、ハーフクリアでの最後のステージ31がステージ59の地形ではないようになっている。
■1クレジットチャレンジ
1クレジットでどこまでいけるかということに挑戦するのも面白い。これだと、比較的短い時間で1回が終了する。けっこうそのときの運や状況によって左右されるので、かなり気楽にできる。かなり緊張感あるゲームになっている。調子がいいとスペシャルブロックのストックがなくなったあとかなり粘れることがあるので、ミスをまったく気にせず進めていく。ステージ10以上だとけっこう好調。
あとは、一定クレジットでどれだけいけるか、難度の変更、スペシャルブロック数の変更などいろいろ試すことができる。