CBSソニーグループ
ファミリーコンピュータ
個性的でステージごとに異なるゲーム性とさまざまな風景。掘り出し物でおもしろい。けっこう曲のメロディーも良い。
カセットには油彩で描かれたリアルな砂煙をあげるラリーカーの車のイラストがあり、文字のレイアウトもかっこいいデザイン。
その後、タイムアタックをしながら再攻略した記事は以下に。
パリ・ダカール・ラリー・スペシャル その2[タイムアタック編]
新たに発見したことなど、セリフ集、裏技、攻略など、いろいろ修正もしている。
■オープニング
名前(ひらがな4文字)を決め、オープニングメッセージがおわると、まずいきなり、町中に立っている。ここで建物に入り会話して情報を集めて必要なものをそろえてラリー出場を目指す。それぞれの場所で「ラリー」「くるま」「スポンサー」「おかね」「なかま」のことについて聞くことができる。情報を集めてラリー出場を目指す。
けっこうこのゲームは表示される文章がときどき風変わりでおもしろく、このゲームの売りのひとつになっている。
「よくわかりません?」
「ぎんこうではそういうことわやらないですね。」
「うちはスポんサーになれません。」
「はやいくるまよりじょぶなくるまのほうがよいでしょう。」
「くるまのちがいでむずかしさがわかってきます。」
まずスポンサーをさがし、おかねを獲得する。
マップは大きな建物にはすべて入ることができる。全部で10の建物があり、どれも1つは個性的なセリフがある。それらのセリフはパリ・ダカール・ラリー・スペシャル その2[タイムアタック編]に😊。
おかねが手に入ったらオートセンターでくるまを買える。ここで、スポーツカーか4WDのどちらかを選ぶことになる。くるまのグラフィックが変わる。最初は情報どおり4WDを選ぶのがいいかもしれない。ちなみにくるまの違いによる性能の差ははっきりとはわからず、4WDでクリアできればスポーツカーでもクリアできるかんじになっている。
くるまが手に入ったらカーマニアクラブでナビゲータを紹介してもらう。
ここで唐突に反射神経テストが始まる。
最初数秒なにごとかわからずに止まっていたが、
画面にAが表示されればAボタンを、Bが表示されればBボタンを押す。
終わると「あなたのせいせき!」が表示される。
ナビゲータは「ひらつかさん」にきまったようす。
よくみると、ランク分けが表示されている。ランクによってナビゲータが変わる。決まったあとやりなおすかどうか聞いているので、はいをえらんでスタートボタンを押すと再挑戦できる。
0~5 A
6~8 B
9~10 C ためきちさん
11~12 D マリアンさん
13~ E ひらつかさん
お手つき1回につき1秒のペナルティ。
12とあれば12秒台のことをあらわし、12.99秒も含まれる。わたしはCが最高だったが、B(8.99秒以下)も運がよければなれるかもしれない。しかしAになるには5.99秒以下でなければならず、ちょっと人間技では非常に困難のような・・・。
ナビゲータのちがいによる影響は実はよくわからない・・・。ちなみにグラフィックは変化なかった。
ナビゲータがきまったらラリーきょうかいで出場を決めることができる。
■エリア1 レース場
これでついにレーススタート。トップビューのレース場を進んでいく。たくさんのライバルカーを追い抜いていくが、後ろから来た車に激突してクラッシュ。さらに道の真ん中にドラム缶。さらに、道路の外からドラム缶が投げ込まれたりする。 3回目のクラッシュでなんと爆発でゲームオーバー。。。
車は、LIFEがあり、最初は3で0になるとゲームオーバーになる。
つづけるかやめるかを選べる。つづけるとコンティニューして再挑戦できる。やめるとカーナンバー(パスワード)が表示され、パスワードでここから再開できる。
もう一度チャレンジ。しかしかなり難しい。実際7つのエリアの中でこのエリアが最も難しい気がする。敵車は下から激突してくるが、下から来るため、見えてからかわすまでの時間の余裕が少ない。
途中で落ちている「G」はガソリンの略で、ガソリンの残り量FUELが増加する。
途中道が細くなっているがそこでも壁にあたるとクラッシュする。
敵車はあたっても平気で、こちらだけクラッシュする。
細い道ではより気をつける必要がある。敵車が敵車を抜くか激突したとき、となりや前にいた車がはじかれてこちらにあたることも多い。
実は、このゲームは
上で加速、下で減速できる。
前に車がいて抜くのが危険そうなときは減速してチャンスをうかがう。エリアには規定タイムがあるが、けっこう余裕があるので、減速する必要があるときは減速したほうが結果的に早くすすめる。ここらへんはレースらしいところになっている。
ゴール後、エリア2に行く前に、車の屋根の上にトランポリンを配置してプレイヤーを跳ね返しながらブロック崩しのようにアイテムをとるという内容のボーナスステージがある。
Gはガソリン、Tはタイムがそれぞれ増えると思う。
■エリア2 市街地
トータルタイムで優勝を競うため、エリアごとのタイムが記録される。そのため、エリアがすすむにつれてカーナンバーが長くなる。
市街地の直角に曲がる格子状の細い道を進んでいく。細くて追い越せないが、ここでは、自分のくるまの後ろにBボタンでバクダンか鉄球のようなものを配置できる。これで敵車が来るのを防ぐことができる。
爆弾は時間がたつとG(ガソリン)になったりLIFE(ライフ)になったりするときがある。
左端の道にはうしろから猛スピードでくるトラックが出てくるので、通るときは爆弾を配置しておく。
爆弾を有効に使いながら道を選んで慎重に進むと、エリア1よりは楽にクリアできると思う。
■エリア3 郊外
ここでいきなり横スクロールになる。ひとつひとつ対処を覚えていくと次第にクリアに近づく。実はこのゲームはレース中ポーズすることができない。
いきなりヘリコプターがうしろに火がついて墜落してくる;いそいで先を進まないとあたってしまう。
ここから車からなにかショットを撃つことができる。
地面の排水溝からネズミやカエルがでてくる。あたるとクラッシュ。そのまま全速力で進むとあたってしまうので、出たらショットで倒しながら進むと安全。
さらにカラスが飛んできて丸い白いものを落としてくる。車をクラッシュさせるため、白い石かもしれない。カラスが出ると同時にしたの橋が崩れてくる。ここでカラスが落とすものにあたるとクラッシュしたうえ、そのクラッシュ中に橋が崩れ落ちてLIFEがどれだけのこっていてもゲームオーバーになる。
コツとしてはカラスが出てきたら一瞬止まって1回落としたあとで通り抜けるとうまく進むことができる。
そうしたら火の玉が定期的に吹き出している穴がある。車からおり、ジャンプして向こう岸に渡り、スイッチを押すと橋ができ、車にもどって通ることができる。ジャンプは助走をつけて踏み切りを穴のギリギリ近くにするとうまくいく。ここでジャンプに失敗すると、ハシゴをつかってもどらなければならず、時間のロスになる。
大きな岩が転がってくるところは止まらず全速力でそのまま抜けることができる。
林地帯で丸太が転がってくるところでは、丸太の着地前で一瞬止まってから抜ける。
壁ができていて通れないところがある。ふたたび車をおり、地下に降りていく。ここで岩が転がっている場所につく。プレイヤーは車と違い、岩に何回あたっても大丈夫(あたると少し時間のロスになる)。理想としては最短時間でハシゴをのぼり、岩を2つ同時によけてすぐハシゴを登るのが最短だが、そうしなくても時間的に大丈夫と思われる。
ここからハシゴをのぼり地上に出たところでスイッチを押すと壁がなくなり、車にもどって先にすすめるようになる。
そのすぐあとヘリコプターから爆撃をうけるので、最高速でとばしていると当たってしまう。ヘリコプター前ではいったん止まって3つセットになっているのでその合間をぬって抜ける。
3段ジャンプで進まなければならない穴がある。このゲームでも屈指の難所の1つになっている。助走をしっかりし、着地点をうまく制御しながらホップステップジャンプしなければならない。落ちたらハシゴで上がれるが、ここで時間がかかりすぎると厳しいので、できれば最大でも1分以内に突破したいところ。コツをつかむと成功率があがっていく。
ちなみに最初飛んでいるカラスの落とすものは、人はあたらないので、車のようにクラッシュすることはなく、気にしなくても大丈夫。
舗装路ではなくオフロードになったら上からカラスと下からネズミ、カエルがくるので、慎重にカラスにはいったんとまり、ネズミ、カエルにも注意してショットをあて倒していく。オフロードのため起伏があり坂で加速するためカラスのタイミングが難しくなっている。
行き止まりがあり、ハシゴが雲にかかっていて上のスイッチを押すところがある。実は雲の上に乗ることができる。そこからジャンプしてスイッチを押す。あとは飛び降りても平気。
そのあと、岩が降ってくるところでは、そのまま全速力で抜けると当たらず楽に突破できる。
あとはカラスに注意しながらゴールに慎重に向かう。
■エリア4 海
最初は、エリア3とおなじような横スクロール。
まず、道が途絶え、リフトの先にスイッチがある。
ここで落ちると、プレイヤーは川の中へ・・・。水の中、どうやってもあがれない???
このままタイムアップまで待たなければならない・・・???
しばらくするとナビゲータがはしごをかけてくれる。かなり遅い・・・??、もしかしたらナビゲータによるのかもしれない。しかし、そうだったとしてたとえAランクのナビゲータが一瞬でハシゴをかけたとしても、落ちたらタイムロスにはかわらない。3回あるが、落ちないように注意して進む。
コツはジャンプしないこと。リフトは岸につくので、到着したところで歩いていく。
海につながっている坂道が。
なんと車のままそのまま海にもぐっていき、海中ステージへ。
海中ではエビ、小魚の群れ、サメ、ヒトデ、タコ、クラゲ、ウニといった海の生物が出てきて、あたるとクラッシュする。
さらに、直進するミサイル、ヘリコプターから落とされる爆弾、海底火山の爆発で出てくる岩にあたってもクラッシュする。
泡にはあたっても大丈夫。
直進するミサイルはショット数発(5発ぐらい?)で破壊でき、破壊すると「T」が出てくる。
下のほうはウニが出てくるので危険。上のほうが安全なかんじだが、上の方には突然なにもないところから出てくるクラゲがやっかいなので、クラゲの位置を覚えるか、中央より上で、上の海面よりやや下ぐらいを進むといいかもしれない。
地上に上がれる坂が見えたら海中クリアで自動で移動する。自動で移動するようになったら海中でクラッシュすることなく進める。
地上に出て安心してるとカラスがやってくるのでエリア3と同じように対処する。これでゴールへ。
■エリア5 砂漠
サソリやヘビなどがいるのでショットを撃ちながらすすんでいく。鳥が大きなたまごを落としてきたり、ラクダにショットを撃つと向かってきたりする。いずれもあたるとクラッシュ。
途中に点在している石にあたってもクラッシュしないが、直進できなくなるので、そのときは真横に移動する。
つぼに入っているヘビにショットを何発か当てるとLIFEになる。けっこう出てくるのでここではLIFEの心配はあまりなく、川や崖に落ちることに注意する。
悪路で、車のスピードが落ちるところがあるが、ランダムなので気にせず先に進む。
浅い川ではスピードが落ちる
どうもスポーツカーのほうがこの地形効果の影響が大きい気がする???
崖があり、細い橋で渡るところの前ではスピードを抑えておく。
イカダを乗り継ぎ、川を渡っていく、このゲーム屈指の難関のひとつ。
まず、最初のイカダに乗るために減速する。減速して止まらなければイカダを通り越して川に落ちてしまう。イカダで止まれば、自動でイカダが動いていく。そして、横に岩があるところを抜けたら右側の下から来るイカダを乗り換えなければならない。
右にイカダが来たら右に真横に移動して乗り継ぐのだが、わすれてしまいそうになるが、自機はくるまなので、加速してからでないと横に移動することができない。上を押したあと右を押してタイミングよく乗り継ぐ。
そして息つく暇なくもうひとつのイカダが右に上から来るのですぐ、同じようにして乗り継ぐのだが、イカダが上に行っているからといって上を押しすぎると落ちてしまうので乗り継いだら加速しすぎないように止まるようにしなければならない。
イカダが岸までついたら走りはじめる。
観客がいる道を抜け、もうひとつ浅い川を越えたら要注意。そのあとに崖があり、細い橋をわたっていかなければならないため、減速しておく。うっかり減速しきれなかったら鳥が落とすたまごにわざと当たるのも良い。
■エリア6 戦場
戦車、戦闘機、ヘリコプターがこちらに向かって弾を撃ってくる。こちらもショット1発で戦車を破壊できる。ここだけ強制スクロールでシューティングゲームのようなかんじになっている。
やさしくないものの、弾も多くなく、空を飛んでいる戦闘機やヘリコプター本体にはあたらない。シューティングに慣れている方ならそれほど難しくないと思う。これより難しいシューティングはたくさんある;_;
戦闘機が2つ同時に出てくるところはできれば挟み撃ちにならないようにしたいところ・。
破壊してもスコア等が増えることはないため、戦車は破壊が難しいところは無理に破壊しないほうがいいかも。
戦闘機が1つだけで出てくるようになるとゴールが近づいてきている。
弾とともに穴や崖に注意する。
■エリア7 海岸沿い
いよいよ最終エリア。ここだけ車の挙動が変わり、横を押すと斜めに勢いよく移動する。加速してると移動量が大きい。慣れないと壁や敵車にあたってしまう。複雑なところでは減速して慎重に抜けるようにする。
橋にはガードレールがないので道を外れると落ちてしまいゲームオーバーになる。
ここでスポーツカーで高速でクラッシュするとLIFEが残っていても大破するような??スポーツカーのほうが最高速がはやい???
クリアすると感動的な風景が。
あとは順位がどうなっているのだろうか・・。
その後、「せいせきはぴょう!」の表示とともにトータルレースタイムが表示される。1位になれば優勝。エンディングへ。
19:50より速ければ優勝できるようす。エリア3などで決定的なタイムロスをしていなければけっこう余裕あるタイム。
トータルレースタイムでタイムアタックをするのもいいかも。
そのタイムアタックをして、スポーツカーでトータル レースタイム11:31を出したときの記事はこちら。修正点や、いろいろ新たにわかったことも多い。