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2014/05/05

THE運動会

THE運動会
タイトー
プレイステーション2(タイトーメモリーズ2上巻収録)

玉入れ、二人三脚、リングベル、障害物競走、ソフトボール投げ、120mリレー、綱引きという7つの種目が遊べる運動会ゲーム。とても雰囲気が良く楽しいゲームで、かなりおすすめ。

競技中は運動会の曲が流れる。けっこう良い音色で、タイトル画面等の曲も良く、雰囲気を盛り上げる。


■合格基準(QUALIFY)

各種目の合格基準は、スコアボードの右上の「QUALIFY」に表示される。

各種目の合格基準をクリアすると次の種目になり、第7種目の綱引きをクリアすると1周クリア。各種目の合格基準をクリアできないとギャルが1人失格になる。最初の設定ではギャルは1人なので、失格するとゲームオーバー。設定で2人にすることもできる。2人の場合、失格したあと、次の競技になる。

玉入れ、二人三脚、障害物競走、120mリレーでは、相手と同時に競技するが、相手に勝たなくても合格基準を満たすとクリアになる。

難易度によって合格基準が異なる。

■スコア

各種目をクリアしたときに、その記録に応じたスコアが入る。

各種目が始まる前や後に特定の現象が起こり、ボーナス点が入ることがある。

各種目の記録のトップ3に入ると、1位なら3200点、2位なら1600点、3位なら800点が入る。同数の場合は、1つ下の順位になる。この各種目ごとの記録は、THE運動会からタイトーメモリーズのメインタイトルに戻ると、リセットされる。そのため、またこの順位のボーナス点を取りやすくなる。

ちなみに、スコアはトップ200まで記録される。これは、他のタイトーメモリーズのゲーム同様、メインタイトルに戻ると保存される。

■ネームエントリー

まず、始めにネームエントリーする。この画面のように、実際は、アクションボタン1、タイミングボタン、アクションボタン2というように3つのボタンが横に並んだ構成になっている様子。アクションボタン1と2で左右にカーソルが移動し、タイミングボタンで決定する。

最初の設定で、□ボタンがアクションボタン1、×ボタンがタイミングボタン、○ボタンがアクションボタン2になっている。

コントローラーの通常の持ち方ではそれらのボタンは片方の手で操作するようになっているが、THE運動会ではそれらのボタンに両方の手を使うことも多いので、種目によって持ち方を変える必要もある。

■種目紹介

●第1種目 玉入れ

操作:アクションボタン連打で角度を調整しながら、タイミングボタン連打で玉を投げる。

合格基準(QUALIFY)
EASY:10Balls
NORMAL:15Balls
HARD:20Balls
VERY HARD:30Balls
2周目以降:40Balls

最初角度は45度だが、アクションボタンを押すごとに角度の数字が上がる。71度~74度が玉が入る角度で、数字が赤くなる。角度は、ボタンを押さないと下がるので、連打して角度を維持する必要がある。玉も連打するとたくさん投げることができる。

そのため、アクションボタンをリズム良く連打しながらタイミングボタンを連打すること必要があり、通常のコントローラーの持ち方ではかなり難しい。そのため、持ち方を変え、アクションボタン、タイミングボタンそれぞれ親指で押せるようにして、それぞれ連打するとけっこう入るようになる。

この種目のみ2周目以降の合格基準が変わり、どの難易度でも40Ballsになる。15Ballsをクリアできるならば、40Ballsもクリア可能だが、ちょっとミスすると下回る可能性も多く、緊張感がある。

●第2種目 二人三脚

操作:アクションボタン1とアクションボタン2を同時に押して連打する。

合格基準(QUALIFY)
EASY:23sec00
NORMAL:21sec00
HARD:20sec00
VERY HARD:19sec00

アクションボタン1とアクションボタン2を同時に押さないと転倒してしまう。転倒するとけっこうタイムロスが大きいので、連打の速度よりはなるべく転倒しないようにリズム良く同時押しすることがポイントになる。

こちらも持ち方を変え、2つのアクションボタンそれぞれに親指がくるようにして、2つのアクションボタンを同時に押すことを意識して押す。

NORMALでは1回転倒しても余裕がある。HARDでも1回転倒すると少し厳しくなるがまだクリア可能。

スタートでは、「位置について、よーい、<スターターピストル音>」のあとにボタンを押さないとフライングになる。3回フライングをすると失格。

●第3種目 リングベル

操作:伸び縮みするパワーメーターがたくさんあるところで止まるようにタイミングボタンを押す。

合格基準(QUALIFY)
EASY:8m00
NORMAL:8m00
HARD:8m00
VERY HARD:8m00

3回でき、その間に1回でも合格基準を満たすとクリア。

ゲージに目盛りがあるが、空きが2目盛り以内に抑えると8mをクリアできる。

最大パワーで鐘を叩くと、頂上のベルまで届き、ベルが鳴るうえに、特別な曲も流れる。曲もとても良く、鐘が鳴ると爽快。

この競技はタイミングボタンのみなので、通常のコントローラーの持ち方にできる。

音が鳴りながらパワーメーターが伸び縮みするので、それを数えておく。

そして、13回目に伸びるときにタイミングボタンを押すと、最大パワーでベルを鳴らすこともできるうえに少しずれても規定の8mをクリアできることが多い。


●第4種目 障害物競争(障害物競走)

操作:アクションボタン連打で走りながら、タイミングボタンで障害物を越えたり、パンを取ったりする。

合格基準(QUALIFY)
EASY:30sec00
NORMAL:29sec00
HARD:28sec00
VERY HARD:27sec00

実際のゲーム上は「障害物競争」という表示だが、タイトーメモリーズのゲームの説明や説明書では「障害物競走」という表記になっている。

中盤にあるパンを取るのに失敗すると失格になってしまう。注意しないと失敗しやすいため難しい競技。

スタートでは、「位置について、よーい、<スターターピストル音>」のあとにボタンを押さないとフライングになる。3回フライングをすると失格。

タイミングボタンはアクションボタンを離して押すので、この競技も通常のコントローラーの持ち方で進めることができる。

障害物のときにタイミングよくタイミングボタンを押さないと時間をロスしてしまう。

跳び箱は、ジャンプ台と跳び箱の上の2回タイミングボタンを押さなければならない。タイミングボタンを2回連打で押す感じかもしれない。

水のあるハードルはやや早めのタイミングでジャンプする。

そのあとハードルが並んでいる。ジャンプして越えていく。

120mにあるハードルを越えたら次は難所のパン食いになる。

パンはやや早めのタイミングでジャンプすると取ることができるが、早すぎても取れないので難しいところ。。。

パンを取り逃した場合、ちょっと走ると審判に失格が言い渡される。走らないと止まったままだが、60秒を経過すると失格になる。

ちなみに、まれにパンの代わりにケーキが置いてあることもある。また、パンを取り逃したとき、審判がパンをくわえていることもある。

最後は平均台は、かなり乗るのが難しい。乗れたら降りるときにもタイミングボタンを押さないと転倒してしまう。いままででロスが大きくなければ、平均台に乗れなくても下を連打して走ればなんとか合格基準に間に合うが、VERY HARDではより厳しくなる。

●第5種目 ソフトボール投げ

操作:アクションボタン連打で助走をつけ、踏切板の手前でタイミングボタンを押して押している時間によって角度を調整してからボタンを離してボールを投げる。投げたあとはアクションボタンを連打する。

合格基準(QUALIFY)
EASY:50m00
NORMAL:52m00
HARD:55m00
VERY HARD:58m00

3回でき、その間に1回でも合格基準を満たすとクリア。

けっこう壁になる難しい種目。まだまだはっきりコツを掴みきれておらず下のメモもけっこう間違っている気もする。。。そのため、まだVERY HARDの合格基準の58mをクリアできていない。。。

まず、アクションボタン連打で助走してスピードをつける。この助走スピードがもっとも重要。ただし、踏切板を通り過ぎるとファールになるのでその前にタイミングボタンを押すが、アクションボタンを離してすぐにタイミングボタンを押さないとスピードが下がってしまう。

できるだけ踏切板に近い位置で踏み切りたいが、踏み切り位置よりも助走スピードが大事なので、気持ちすこし手前でタイミングボタンを押すと安全。

タイミングボタンを押したら離すまでソフトボールの角度調整になる。押している間角度が上がり続ける。どの角度がベストかはまだはっきりしていない。。50度前後ぐらいでクリアできることが多いが、けっこう幅があり、角度よりも助走スピードとあとの連打が最初のポイントのような気がする。

そしてボールを投げたら、アクションボタン連打で飛距離を伸ばすことができるが、なんとなく2つのアクションボタンを連打したほうが飛距離が伸びる気がする。

●第6種目 120mリレー

操作:アクションボタン連打で走り、タイミングボタンでバトンを渡す。

合格基準(QUALIFY)
EASY:14sec00
NORMAL:13sec50
HARD:13sec00
VERY HARD:13sec00

スタートでは、「位置について、よーい、<スターターピストル音>」のあとにボタンを押さないとフライングになる。3回フライングをすると失格。

アクションボタンで走っているとバトンタッチゾーンにいる次の走者にタイミングボタンで渡す。パンよりもタイミングが緩やかで、けっこう楽に渡すことができる。そのあと再びアクションボタン連打する。

NORMALでは比較的やさしい感じだが、HARD以上では少し厳しくなる。

●第7種目 綱引き

操作:20秒間アクションボタンをものすごく連打する。

合格基準(QUALIFY)
EASY:+100cm
NORMAL:+110cm
HARD:+120cm
VERY HARD:+130cm

合格基準分だけ相手に勝っていなければならず、かなり厳しい。最後の大きな壁の種目。

とにかく連打する必要があるが、何かにコントローラーを置いてボタンを小刻みに連打するといいかもしれない。ボタンと指に集中するため 、画面を見ている余裕もなく、20秒間だがものすごく長く感じる。

ものすごく大変だが、クリアしたときはとてもうれしい。

綱引きをクリアすると、表彰式が行われる。そのときの曲もとても良く、すごく達成感が大きい。

■NEW RECORD!

2周目以降、玉入れのみ40Ballsになるほかは、1周目と同じ合格基準になる。そのため、同じようにクリアできるものの、障害物競走、ソフトボール投げ、綱引きなどを連続でクリアするのはなかなか難しい。

ベスト200まで記録されるが、1位の記録は20万点になっていて、なかなか追い越すのが難しい。うまくいけば1周5万点強ぐらい入るので、4周目あたりで越えることができる。4周目で種目をクリアしたときに20万点を越えていれば、次の種目でわざと失格すると、記録を更新できる。

すると、得点が大きな文字で表示され、専用の曲でNEW RECORDを歓迎してくれる。かなりインパクトがあり、曲もとても良いので、このゲームに出会えたことに感謝する瞬間で、すごく感動的★★