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2015/02/17

ポラリス

ポラリス
タイトー
プレイステーション2(タイトーメモリーズ2下巻収録)

敵の攻撃をくぐりぬける感覚が独特の固定画面シューティング。けっこう熱中するゲーム性。


■ゲーム内容

潜水艦を操作する。画面上半分は空で、下半分は海になっている。海中を上下左右に移動できる。ショットボタンでミサイルを上に発射する。

敵や敵の攻撃に当たると1ミス。最初3隻の潜水艦がある。
5000点以上で戦闘基地より潜水艦が1隻補充される。1UPはこの1回のみ。最大合計4隻。

海底の地形に当たっても1ミスとなる。地形は山のように高くなっているところと低い平地部分がある。潜水艦、地形ともに、見た目どおりの当たり判定で、けっこう当たり判定が大きく感じるので、海底近くまで潜る場合は注意が必要。

上空には敵ジェット戦闘機が飛んでいる。この敵ジェット戦闘機をすべて撃墜すると、対潜攻撃機が登場する。この対潜攻撃機を撃墜するか、対潜攻撃機が出現してから一定時間が過ぎるとレベルクリアで次のレベルに進める。

■矢印

各レベルで時間が経つと、画面左端に矢印(→)が出てくる。これは、その高さでは右にしか移動できず、下からこの矢印のある高さより上に行けなくなる。

上空と距離が広がり、敵の攻撃を回避する移動範囲が狭くなるので、難しくなる。

矢印は、時間が経つとさらに2つ、3つと増えていき、さらに移動範囲が狭くなる。

矢印が出ているときには、矢印の高さを波状に移動する浮遊機雷も出てくる。攻撃を妨げるため、さらに攻撃が当たりづらくなっている。

ミス後の再開では、矢印のない状態に戻る。

■LEVEL

画面右下にLEVELに現在のステージ=レベルが表示される。

3レベルクリアするごとに音楽が流れ、ボーナスポイントがもらえる。3面クリアで1000点、6面クリアで2000点、9面クリアで3000点、12面クリアで4000点、と1000点ずつ増えていく。

■ミス後の再開

ミスした後は、敵ジェット戦闘機の数などがそのままの状態で再開する。対潜攻撃機が出ているときは、対潜攻撃機が出る状態になる。敵潜水艦の位置もミス前と同じところになる。

ミス後は時間経過による矢印や、画面に残った浮遊機雷がない状態で再開される。

■敵ジェット戦闘機

上空を左右に飛行している。時々ミサイルを落とす。左右端まで行ったらループしてまた左右から出てくる。数が少なくなるたびに、少しずつスピードが上がる。

そのため、だんだんとショットが当たりづらくなる。なかなか当たらなくなるときも多いが、そのときは、ショットを撃つリズムを変えると当たるようになることもある。敵ジェット機のミサイル、浮遊機雷、爆雷攻撃をくぐりぬけつつ、ショットを撃っていく。

敵ジェット戦闘機の点数は50点。

敵ミサイルはショットで破壊でき、点数は30点。けっこう狙って当てるのは難しい。

敵ミサイルにあたるとこちらのショットも消える。レベルが上がるとミサイルを撃つ量も多くなるので、敵ミサイルによって、敵ジェット戦闘機にショットが当たらなかったということも増える。

各レベルのスタート時が最も多く撃墜しやすい。最初である程度数を減らすことができる。

■フリーゲート艦


潜水艦が上にいた方が敵ジェット戦闘機と距離が近いため当たりやすくなるが、水面はフリーゲート艦が高速で運行するという危険がある。

フリーゲート艦は黄色で、水面を移動しながら爆雷攻撃をする。3発の黄色い爆雷を下に落とす。

フリーゲート艦を撃沈すると、赤い機雷が下に落ちてくる。浮遊機雷ではないので、そのまま斜め下に落ちていく。機雷は破壊できない。

フリーゲート艦の点数は100点。

爆雷はショットで破壊でき、点数は10点。しかし、狙って当てるのはけっこう難しい。爆雷を撃って消して切り抜けようとしたつもりが当たらなくてミスしたといったことも。。。

■対潜攻撃機

敵ジェット戦闘機を全滅させると、対潜攻撃機が出てくる。

旋回したり複雑な動きをするので、狙いをつけにくい。

ホーミングミサイルを発射してくる。最初はまっすぐ下に落ちるが、自分の潜水艦と高さが合うと、潜水艦の方向に、横に進路を1回変える。

ホーミングミサイルは破壊できず、また、ショットを遮る。

高さを合わせたあと、上下に移動すると避けれる。

しかし、レベル3までは1発だが、レベル4からは2発撃ち、レベル7からは3発発射する。3発になると、すべてのホーミングミサイルを誘導するのが難しくなってくる。ホーミングミサイル、浮遊機雷、爆雷攻撃をくぐりぬけつつ対潜攻撃機にミサイルを当てる必要がある。

対潜攻撃機の点数は、500点、1000点、1500点、2000点のどれか。

浮遊機雷や矢印などの状況で対潜攻撃機の下に行けないことも多く、そうなると対潜攻撃機になかなか攻撃が当たらない。そういったときは、なんとか敵の攻撃を避けていると、時間切れでクリアにすることもできる。時間切れクリアでは対潜攻撃機の点数が入らない。

ちなみに、相討ちはクリアにならず、ミスと同じで、またそのレベルの対潜攻撃機が出るところから再開される。

対潜攻撃機を撃墜したあと、けっこうギリギリ敵や攻撃が迫ってくることも多いが、自機が止まった後、爆発しなければクリア。

■敵潜水艦

水中にいて上に赤い浮遊機雷を発射する。浮遊機雷は上に向かってゆっくり浮上して、水面近くまで行くと消える。破壊できず、ショットを遮り、けっこう長い時間画面に残るのでやっかい。

敵潜水艦の下に潜り込んでショットを撃つと撃沈できる。

敵潜水艦が3隻、4隻になる場合、敵潜水艦に当たることを防ぐことと、浮遊機雷の数を減らすために、ある程度敵潜水艦を撃沈しておくといいかもしれない。

敵潜水艦は左から右に移動し、右端付近まで行くと、左端から出てくる。その際、左端付近にいるとうっかり当たりやすい。完全に端ではなく端から少し間をおいたところから出るので不意をつかれやすい。高さは同じところから出てくる。

移動は同じなのでパターンを覚えることができる。ちなみに、ミス後の再開では、敵潜水艦の位置がミス前と同じ位置になる。

一番底を運行している敵潜水艦は破壊できないので、1隻は敵潜水艦が画面に残ることになる。

敵潜水艦の点数は300点、500点、700点、900点のどれか。

■ゲームの流れ

レベル1・レベル2では、敵潜水艦の数も1隻で、攻撃も穏やか。といってもこちらのショットが当たらないと不利になっていき、また、うっかりミスもあったりする。

レベル3で敵潜水艦の数が2隻になり、少し手ごわくなる。

レベル4では、対潜攻撃機の出すホーミングミサイルが2発になり、より手ごわい。

レベル5では敵潜水艦の数が3隻になる。3隻になると、長引いたときにかなり不利になるので、1隻は撃沈しておくと安定しやすい。

レベル6までのミスは最小限に抑えたいが、けっこうミスが連発することも多い。。。ミスしても気にせず進むと、意外と好結果になることもある。

レベル7から、敵潜水艦の数が4隻になるうえに、対潜攻撃機の出すホーミングミサイルが3発になる。ここから本格的に難しくなる。

対処法には、いろいろな方法があり、プレイヤーそれぞれで方法を決めることができる。ここでは私が今のところ使っている方法のちょっとしたメモを示すが、まだまだ十分とはいえない。。。

4隻も敵潜水艦がいると、かなり厳しいので、敵潜水艦をある程度撃沈しておく。

まず、スタート最初に敵ジェット戦闘機をある程度撃墜した後、左に、フリーゲート艦の爆雷攻撃を避けるように移動。そのとき下に行き過ぎると右端から左端にループしてきた敵潜水艦に当たるので、それより上に移動しておく。

そして、その左端にループしてきた敵潜水艦を撃沈する。

次に下のほうに来る敵潜水艦を撃沈するが、そのとき、海底の地形に当たらないように注意して移動する。状況にもよるが、海底の低い部分で迎え撃つとより安全。

そのあと、その上にいる敵潜水艦を撃沈する。このタイミングで矢印が1つ出てくる。

これらの手順の最中で敵潜水艦を待っているような状態でも、ショットを定期的に上に撃っていると、運よく敵ジェット戦闘機に当たって数を減らせたりする。

また、敵潜水艦を撃沈するために移動するとき、上からの敵ジェット戦闘機からのミサイルに注意。けっこう見えづらいときもあったり、うっかり敵ミサイルのことを忘れていたりして当たりやすい。

レベル10から、敵の攻撃がさらに激しくなり、敵潜水艦の動きも少し速くなる。

レベル12では、敵潜水艦4隻と別に、今までいなかった5隻目の白い潜水艦が海底を運行している。いままでになかった光景となりインパクトがある。しかし、レベル12までたどりつくのもあまりなく、また、敵の攻撃も激しく、余裕もないため、詳細はわかっていない。。。

そして、ついにレベル12をクリアすることができ、とてもうれしい。私の最高はレベル13、38700点。