TAKAMI AKAI / BEAM INTERNATIONAL P/L / M.TSUDA Co.,Ltd.
パック・イン・ビデオ
スーパーファミコン
12種類ものソリティアが楽しめるトランプゲーム。アート性の高いイラストと、ボリュームある内容の新鮮なゲームで非常におすすめ!
収録されているソリティアは、
クロンダイク、フリーセル、ゴルフ、
クルール、ピラミッド、ストーンウォール、
ダズントマター、エースアップ、フローレンティン、
ポーカー、カンフィールド、スコーピオン。
スーパー上海ドラゴンズアイ同様、遊ぶための道具は十分に用意されているので、これで何をするかはプレイヤー次第というゲームになっている。
■イラスト
12種類のトランプゲームのバックには、それぞれ、そのトランプゲームにちなんだイラストがある。とてもうまい絵で、絵を描く人の参考になる感じになっている。
そして、それぞれのトランプゲームのルールや名前、実際にプレイしたゲーム感覚から受けたイメージを元に描かれているかのような感じで、また、その表現が、非常にアート性が高くすばらしい。
■操作
●Bボタン
決定ボタン。ボタンやカードをクリックしたりする。
Bボタンを続けて2回押すと、ダブルクリックになり、台札などにカードが移動したりする。
●Yボタン
キャンセル。
カードの選択を解除したり、メニューウィンドウを1段階閉じるときに使う。
また、Yボタンを押したまま、一部が隠れているカードの近くをカーソル移動すると、そのカードの全体が見える。
●Aボタン
メニューウィンドウを開く。メニューを閉じるのはYボタン。
●Lボタン
ヒントを表示。移動できるカードを教えてくれる。
移動できるカードがない場合、「イドウできません!」というウィンドウが出る。
何箇所も移動できる場合、Lボタンを押すたびに違うところを示す。すべてを示したところでLボタンを押すと「イドウできません!」と表示される。そのあとでLボタンを押すと、また最初から移動できるところを示す。
●Rボタン
一手前に戻す。しかし一手しか戻せないという制限がある。2手以上戻ろうとしたりすると、「もどれません!」というウィンドウが出る。
●Xボタン
カーソルを手札に戻す。
■ウィンドウ
確認やメッセージのウィンドウが出た場合、そのウィンドウにあるYES[○]ボタンまたは、NO[#]ボタンまでカーソルを持っていってBボタンでクリックする。
Lボタンを押すとYES[○]、Rボタンを押すとNO[#]を選ぶ。
■タイトル画面
タイトル画面には3つのアルファベットが書かれたチューリップがある。主に「G」のチューリップを押してゲームを始める。
「G」のチューリップはGAMEで、ゲームを遊ぶ。ゲーム選択マップ画面に。
「O」のチューリップはOPTIONで、オプション。カーソルの速度、ステレオ・モノラルの変更ができる。
「P」のチューリップはPASSWORDで、パスワードの入力。
タイトル画面やオプション画面での背景はコルク風で、キャラクターのイラストやチューリップや星のグラフィックもとても良い。
■ゲーム選択画面
ゲームを選択する画面は、トランプアイランドという島のマップになっている。
南海に浮かぶ巨大なテーマパーク「トランプアイランド」で12種類のアトラクションがあるという設定になっている。
それぞれのゲームは、マップ内のアイコンになっている。それぞれのアイコンや島のデザインも良く楽しい。
クロンダイク=画面中央上のお城。
フリーセル=画面中央の海岸の近くにあるパトカー。
ゴルフ=お城の下のゴルフ場。
クルール=左中央の洞窟。
ピラミッド=画面左上のピラミッド。
ストーンウォール=画面右上の岩山。
ダズントマター=画面左下の海にあるヨット。
エースアップ=画面中央下の海岸にあるパラソル。
フローレンティン=画面右下の病院。
ポーカー=画面中央の大きな装飾のついた建物。
カンフィールド=画面右中央のロケット。
スコーピオン=画面左上の砂漠のオアシス。
1回Bボタンを押すと選択になり、画面下の看板にそのトランプゲームの名前が表示される。そこで、画面左下のイルカのOKボタンをクリックすると、そのトランプゲームが始まる。
イルカのOKボタンでは、アイコンがどのトランプゲームかを確認してから決定できる。
また、各アイコンをダブルクリックするとすぐにそのトランプゲームが始まる。
■メニュー
メニューを開くと、「ゲーム」「ヒント」「オプション」という項目がある。
「ゲーム」と「オプション」にはさらにサブメニューがある。
●ゲーム
ゲームメニューは、さらに「キリナオス」「ハジメカラ」「モドル」「ヤメル」「パスワード」「ニューゲーム」の項目がある。
▼キリナオス
カードを切りなおして同じゲームを最初から始める。手詰まりになったり、クリアしたあとで同じトランプゲームをするときに使う。最もよく使うメニュー。
キリナオスを選ぶと、「カードをキリナオシますか?」という確認ウィンドウが出る。
▼ハジメカラ
同じ切り方=同じカードの順番で始めからやり直す。しかし、ハジメカラで再開しても同じ切り方・同じカードの順番ではないような気がすることもある。
ハジメカラを選ぶと、「はじめからヤリナオシますか?」という確認ウィンドウが出る。
▼モドル
一手前に戻す。Rボタンと同じ。
▼ヤメル
ゲームオーバー画面が見れる。その後、タイトル画面に戻る。
ヤメルを選ぶと、「ゲームをやめますか?」という確認ウィンドウが出る。
ちなみに、ゲームをクリアしたあとにヤメルを選ぶと、ゲームオーバー画面にはならない。
▼パスワード
そのゲームのパスワードウィンドウが出る。
▼ニューゲーム
ゲーム選択画面に戻る。違うトランプゲームを選びたいときによく使うメニュー。
ニューゲームを選ぶと、「ゲームをやめますか?」という確認ウィンドウが出る。
●ヒント
移動できるカードを教えてくれる。Lボタンと同じ。
●ルール
トランプゲームによっては、ルールを変更できるものもある。トランプゲームによってメニュー名が異なる。複数項目ルール変更できるトランプゲームもある。
●オプション
オプションメニューには、さらに「カードのウラ」「オート」「BGM」「コウカオン」の4つの項目がある。
▼カードのウラ
スタンダード
フラワー
スコーピオン
ムーン
ネコ
フィッシュ
タイム
ピラミッド
トランプゲームによっては、カードの裏がまったく見えない(フリーセル)、一部しか見えない(ストーンウォール・スコーピオン)、一瞬しか見えない(フローレンティン・ポーカー)、その山を完成させると見れる(クルール・ダズントマター)ものもある。
クロンダイク・ ゴルフ・ピラミッド・ エースアップ・カンフィールドはカードの裏が全部表示される。
▼オート
YES
NO
通常は、YESで、確定とコンピューターが判断したカードを、自動的に台札に移動してくれる。けっこう便利で、終盤に次々とカードが台札に飛んでいく様子は見ていておもしろい。
同じような数字でも、コンピューターが確定と判断していないカードは飛んでいかない。この場合は自分でカードを台札に移動する。
また、トランプゲームによって動作が異なり、自動で飛んでいかないトランプゲームもある。
▼BGM
Elevator
Funky
Jazz
None
3曲あり、手堅い曲が揃っている。最初はElevatorになっている。
Elevatorはカフェ風の穏やかな曲。Funkyはタイトル画面やゲーム選択画面でも使われているアップテンポの明るい曲。Jazzは落ち着いた雰囲気の曲。
▼コウカオン
ノーマル
ノウジョウ
アーケード
コミカル
4つの効果音を選択する。通常はノーマル。
■点数
トランプゲームには、それぞれスタート時の点数が設定されている。
クロンダイク -52
フリーセル -52
ゴルフ -41
クルール -32
ピラミッド -52
ストーンウォール -47
ダズントマター -40
エースアップ -32
フローレンティン -47
ポーカー 0
カンフィールド -47
スコーピオン -52
画面上には点数が表示される。これはトータル点数で、スタートしたり、キリナオシやハジメカラを選んだりすると、それまで獲得した点数から、この分だけ点数が引かれる。
点数は、台札にカードを重ねたり、上がりに近づいた手を打ったりしたときに5点ずつ増える。ポーカーは役を完成させるとその役の得点がもらえる。
5回、10回といった回数を決め、そのなかでどれだけ点数を獲得できるかといった楽しみ方ができる。
ニューゲームやヤメルを選んで、そのゲームを終了すると、また最初の点数に戻る。
■時間
点数の横には、時間も表示される。
どれだけ遊んだかの目安になる。
運によっては、1時間かけてもクリアできないこともあり、時間を見て区切りの良いところでやめるといった使い方がある。
これも、ニューゲームやヤメルを選んで、そのゲームを終了すると、0からのカウントになる。
■パスワード
トランプアイランドのパスワードは、一風変わっている。はっきり把握できていないところも多い。
トランプゲームのメニューから、パスワードを選んで表示されるパスワードを、パスワード入力画面で入力すると、「切ったカードや、場札の並びなど、同じ設定のゲーム」を遊ぶことができると説明書に書いてある。
これは、特にフリーセルで効果的で、できないように見える並びを後日再挑戦してみたり、それぞれのパスワードでクリアを目指すといった使い方ができる。フリーセルでのパスワードの使い方は、トランプアイランド(その3)に。
しかし、ポーカーで、ロイヤルフラッシュができたときにパスワードをとり、それを入力するとできなくなっていたなど、パスワードにはまだまだ謎が多い。
■クリア画面
トランプゲームをクリアすると、「やったね~♪」という声と共に、クリア画面が見れる。このイラストもとても良く、また、「やったね~♪」という声も良くおもしろいので、達成感がとても大きい。
しかし、このクリア画面は、けっこう早く消えてしまう。そのため、何度もトランプゲームをクリアしたくなる感じになっている。
■12ソリティア紹介
ここでは、トランプアイランドに収録されている12種類のソリティアを紹介。ルールはトランプアイランドに基づき、配置図もトランプアイランドのカード配置にしている。
■クロンダイク
Klondike
●イラスト
お姫様と、夜空で大きな三日月が見えるお城を背景とした、色合いや雰囲気が荘厳なイラスト。
●クロンダイクの配置
場札は、1段目は、7枚のカードを横に並べる。左端のカードを表向きにして、あと6枚は裏向きにして並べる。
2段目以降は、1段目のカードにずらしながら重ねていく。
2段目は、左から2列目に表向きのカード、その右にあと5枚を裏向きに並べて重ねる。
3段目は、左から3列目に表向きのカード、その右にあと4枚を裏向きに並べて重ねる。
4段目は、左から4列目に表向きのカード、その右にあと3枚を裏向きに並べて重ねる。
5段目は、左から5列目に表向きのカード、その右にあと2枚を裏向きに並べて重ねる。
6段目は、左から6列目に表向きのカード、その右にあと1枚を裏向きに並べて重ねる。
7段目は、左から7列目に表向きのカードを重ねる。
左から順番に、1枚、2枚、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚の列ができる。
これで場札は28枚のカードが並ぶ。残り24枚のカードが手札になる。
●台札
台札には各マークそれぞれ、A~Kの数上がりの順番に重ねていく。4つすべて完成するとクリア。
Aが出たら、自動で台札に飛んでいく。あとは、同じマークでそれより1つ上のカードを重ねることができる。
クロンダイクでは、台札に置いたカードは、また場札に戻すこともできる。
戻すことで進めるようになる場合もある。
台札のカードを再び場札に戻せるのは、トランプアイランドでは、クロンダイクのみ。
●場札への移動
表になっている場札には、赤と黒が交互になるように、そして、その数字が数下がりの順番になるように1つ数字の小さいカードをつけ札することができる。
1枚ずつ移動するほか、赤黒交互の順番になっている組みはまとめて移動できる。
場札を移動して、裏返しのカードが一番前に出たら、そのカードを表向きにする。
●空いた列への移動
クロンダイクでは、空いた列には、Kか、Kから始まる順番の組のみ移動できる。
●手札
手札をめくり、その横に表向きに積み重ねる。その一番上のカードを使うことができる。
最初の設定では3枚まとめてめくる。
手札がなくなると、積み重なったカードをシャッフルせず同じ順番のまま裏返しに戻す。
3枚ずつの設定では、1枚でも手札のカードを移動していると、そのカードの先にあるカードの位置がずれるため、使えるカードが変わり、それで先に進むこともできる。
最初の設定では無制限に手札を回すことができる。
手札が1枚も動かないで1巡し、場札も台札も動かない、または、動いても互いに動くだけで進まないといった場合が手詰まり。
●ルール変更
クロンダイクでは、「ターン」と「フリップ」の2つの設定ができる。
▼ターン
手札を何巡できるかの設定。
1ターン、3ターン、ムセイゲンから選択できる。通常はムセイゲン。
3ターンはまだ現実的なクリア確率。
1ターンはかなり困難。1ターンでフリップ3マイではクリアしたことがない。。。1ターンでフリップ設定を1マイにすると、なんとかクリアできたときもある。
▼フリップ
手札を何枚ずつめくるかの設定。
1マイ、3マイから選択できる。通常は3マイ。
●クリア確率
基本的なソリティアの1つで、クリア確率は平均的~やや低め。なかなかできないことも多い。
クロンダイクのルールに近い赤黒交互並びに置くソリティアも多数含まれている。
トランプアイランドに収録されているクロンダイク系のソリティアとしては、フリーセル、ストーンウォール、カンフィールドがある。
■フリーセル
Free Cell
●イラスト
警察官さんをイメージしたイラスト。バックは神殿風で、独特の世界がある。フリーセルから警察をイメージするのは高度なアート性となっている。
●フリーセルの配置
横8列にすべてのカードを表向きに左から順に並べてずらしながら重ねていく。
結果、縦に7枚の列が左側に4つ、縦に6枚の列が右側に4つできることになる。
●4つのフリーセル
フリーセルには、フリーセルと呼ばれる、カードを置く場所が4つある。このフリーセルには、どんなカードも1枚ずつ置くことができる。
フリーセルにあるカードは、数や色やマークが合えば、場札や台札に重ねることもできる。
フリーセルに置いたカードに別のカードを重ねることはできない。
フリーセルが全て埋まり、場札もフリーセルのカードも動かせなくなったら手詰まり。また、互いに行ったり来たりして進まない場合も手詰まりになる。
●台札への移動
クロンダイク同様、台札には各マークそれぞれ、A~Kの数上がりの順番に重ねていく。4つすべて完成するとクリア。
Aが出たら、自動で台札に飛んでいく。あとは、同じマークでそれより1つ上のカードを重ねることができる。
台札に置いたカードを元に戻すことはできない。
●場札の移動
場札には、赤と黒が交互になるように、そして、その数字が数下がりの順番になるように1つ小さい数字のカードをつけ札することができる。
フリーセルは、クロンダイクなどの他のクロンダイク系ソリティアと異なり、必ず1枚ずつのみの移動で、ルール的には、順番の組みごとまとめて移動することはできない。
●まとめて移動
しかし、フリーセルにスペースがあれば、それを活用することで、複数枚移動できたりする。
フリーセルに空きが1つあれば、2枚の順番の組みをまとめて移動できる。
ハート7のところに、クローバー6とダイヤ5の順番の組みを移動したい場合で、フリーセルが1つ空いていれば、ダイヤ5をフリーセルに移動→クローバー6をハート7に移動→フリーセルに置いたダイヤ5をクローバー6に移動、というように移動できる。
2つの空きがあれば、3枚の順番の組みをまとめて移動できる。
3つの空きがあれば、4枚の順番の組みをまとめて移動できる。
4つの空きがあれば、5枚の順番の組みをまとめて移動できる。
そして、トランプアイランドでは、そのようにフリーセルにスペースがある場合、クロンダイクと同様の操作でまとめて自動で移動してくれる。その際、フリーセルに移動して入れ替えたりする動作を行うため、見ていておもしろい。
ちなみに、フリーセルなどに必要なスペースがないときにその順番の組みを移動しようとすると「イドウするスペースがありません」というウィンドウが出る。
●空いた列
フリーセルでは、空いた列はどんなカードも置くことができる。
ちょうどフリーセルが増えたかんじに使うことができる。
しかも、場札なので、カードを重ねることもできる。そのため、フリーセルのみスペースがある場合よりも多くの並びの組みを移動することもできる。
たとえば、フリーセル2つと空いた列1つがあれば、Qの下にJ,10,9,8,7,6という6枚の並びの組みをまとめて移動できる。
フリーセルに6、7を移動する。
空いた列に8を移動する。
その8の下に7、6を移動する。
フリーセルに9、10を移動する。
Qの下にJを移動する。
Jの下にフリーセルの10、9を移動する。
9の下に8、7、6を移動する。
この動作をトランプアイランドではコンピューターが行ってくれるので安心。しかも、これを手動で行うと何手もかかるが、コンピューターの機能でまとめて移動すると一手となるので、まとめて移動の前に戻ることができる。
●クリア確率
すべてのカードが表向きのことから、他のトランプゲームに比べて運の要素が少なめ。そのため、クリア確率もトランプアイランドのソリティアの中で2番目に高い。
しかし、なかなか解けないことが続くことも多く、ある特定のクリア確率以上を維持しようとすると、手ごたえがあり、奥が深いゲーム性になっている。
フリーセルのパスワードを使った遊び方は、トランプアイランド(その3)に。
さらに追加のパスワードは、トランプアイランド(その6)に。
■ゴルフ
Golf
●イラスト
ゴルフをしているゴルファーさんがメインの、色合いが明るい楽しいイラスト。バックには、クマがキャディをしていたり、カメラを持ったペリカン、看板を持ったネコなど、トランプアイランドのイラストの舞台には独特の世界観がある。
●ゴルフの配置
場札は、横に7列。1列は5枚のカードが縦に並んでいる。計35枚の場札がある。
残った17枚のカードのうち1枚が台札として表になってスタートする。残り16枚が手札で裏返しになっている。
●台札に飛ばす
マークは関係なく、台札の上下どちらかに続く数字のカードを、台札に飛ばすことができる。
場札のうち台札に飛ばすことができるのは、各列の重なりの一番上の(位置は一番下にある)カードのみ。
10が台札にあれば、場札にある9かJを飛ばすことができる。
AとKは続かない。
すべてのカードを台札に飛ばすとクリア。
●手札をめくる
場札を飛ばすことができなくなったら、手札をめくって台札につけ札する。手札は残り16枚なので、これは16回までしかできない。
手札がなくなり、場札に飛ばせるカードがなくなったら手詰まり。
●デッドキングルール
最初のルールはデッドキングルールとなっている。これによって、Kが台札にある場合、Qを飛ばすことができない。A→2と戻ることができることに対してK→Qに戻ることができず、Kが台札の一番上にある場合、手札をめくる以外選択がなくなるため厳しい。
このデッドキングルールはメニューの「デッドキング」からYES・NOを選択できる。最初はYESだが、NOにすると、K→Q→K→Qといったこともできるため、クリア確率が上がる。
●クリア確率
わかりやすいルールで、トランプアイランドの操作に慣れるソリティアとしても向いているが、クリア確率は最も低い。クリアできたときは達成感が大きい。
■クルール
Cruel
●イラスト
Cruelという単語から洞窟内の悪魔さん2人というイメージになっている。2人の色と背景の赤との色合いの対比が良く印象的。
●クルールの配置
カードを場札として左から右、上から下の順番に4枚ずつ表向きに重ねる。
4枚のAはその前に取り出しておくか、並べている間にAがあったら取り除くかのどちらかの方法で、台札に置く。
4枚のカードの山は12個できることになる。
●台札への移動
台札には、同じマークで台札の数字より1つ上のカードを重ねることができる。台札にはダブルクリックでも飛ばすことができる。
こうして4つのマークそれぞれAからKまで数上がりの順番に重ねるとクリア。
●場札の移動
場札には、同じマークでその場札の数字より1つ下のカードを重ねることができる。
●カードの再配置
場札が動かなくなったら、右上のボタンを押すと、場札を再配置する。
この再配置は、まず、左から右、上から下の順番で、シャッフルしないでカードを重ね、それを再び最初と同じように4枚ずつの山にして配置する。
このような動作のため、ボタンを押した後(またはスタート後)から1枚もカードが動かなかった場合、何もカードが変わらないことになる。そこで場札が動かせなくなったら手詰まり。
1枚でも場札が移動すれば、そのカードより先にあるカードの位置が変わる可能性がある。このことは、クロンダイクの3枚めくりと同じようなかんじになっている。
また、台札に移動したカードが多いほど、山が少なくなっていくことになる。
そのため、台札に移動するか、その前に再配置するかの選択がある。どちらが良いかはそのときによる。
Xボタンを押すと、右上のボタンを押したときと同じく再配置する。
●クリア確率
まったく動かさないで手詰まりになったり、終盤あと少しで動かせなくなったり、なかなかクリアできないときもあるが、トランプゲームのクリア確率としては、ひどくはなく、平均的~やや低めのクリア確率になっている。
■ピラミッド
Pyramid
●イラスト
ピラミッドをバックにしたクレオパトラ風のお妃様のイラスト。
●ピラミッドの配置
上から1枚、2枚、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚とピラミッド型に1枚に2枚のカードを置くようにずらして重ねながら並べる。
これで28枚の場札が並ぶ。
残り24枚が手札になる。
●合計13のペア
一番前に出ているカードの中で、数字を足した合計が13になるペアを取り除いていく。Kは1枚で取り除くことができる。
組み合わせは、以下のとおり。
Q+A
J+2
10+3
9+4
8+5
6+7
K
手札や場札でペアを作り、場札の山のカードをすべて取り除くとクリア。
●手札
手札はめくって隣に表に積みながら使っていく。山の一番上のカードは、場札とのペア作りに使うことができる。
手札がすべてなくなったときに、場札が取り除けなくなったら手詰まり。
●奥のカードとのペア
通常は、上にカードが乗っているカードを取ることはできないが、上に乗っているカードが1枚のとき、そのカードと奥のカードで13になる場合は、ペアとして取ることができる。
この部分は、Microsoft Solitaire CollectionのPyramidとは異なるルール。
このとき、トランプアイランドの操作では、最初に上に乗っているカードを選択してから奥のカードにカーソルを合わせてBボタンを押す。
けっこう重要で、また、見逃しやすい。これが何度かできるときにクリアできることが多い。
●ルール変更
▼ターン
手札を何巡できるかの設定。1ターン、3ターン、ムセイゲンから選択できる。
通常は1ターン(Microsoft Solitaire CollectionのPyramidは3ターン)。3ターンやムセイゲンにすると、大きくクリア確率が上がる。
▼フリップ
手札を何枚ずつめくるかの設定。1マイ、3マイから選択できる。通常は1マイ。
3マイにすると、1ターンではかなり困難で、1ターン3マイではクリアできたことがない。。3ターン3マイにすると、1ターン1マイと同じかそれより楽かもしれない。
●クリア確率
シンプルなルールだが、クリア確率は低め。 ゴルフ、エースアップとともに、わかりやすいながらクリアが難しいトランプゲームになっている。
■ストーンウォール
Stonewall
●イラスト
万里の長城のような石でできた建造物や、自然の岩が見える背景のなか、鞭を持った人がいる、荒野の空気感をもつイラスト。
●ストーンウォールの配置
場札は、6列、6段の36枚のカードがある。
1段目は裏返しに6枚横に並べる。
2段目は表向きに1段目のカードにずらして重ねる。
3段目は裏返し、4段目は表向き、5段目は裏返し、6段目は表向きと交互に繰り返し同じように重ねていく。
残った16枚のカードは予備札として横に表向きにすべてのカードが見えるように並べておく。
●台札
台札には各マークそれぞれ、A~Kの数上がりの順番に重ねていく。4つすべて完成するとクリア。
Aが出たら、自動で台札に飛んでいく。あとは、同じマークでそれより1つ上のカードを重ねることができる。
●場札への移動
表になっている場札には、赤と黒が交互になるように、そして、その数字が数下がりの順番になるように1つ数字の小さいカードを置くことができる。
1枚ずつ移動するほか、赤黒交互の順番になっている組みはまとめて移動できる。
場札を移動して、裏返しのカードが一番前に出たら、そのカードを表向きにする。
●予備札の移動
予備札は台札にも場札にもつけ札することができる。予備札は重なっているが、どれでも使うことができる。
予備札も場札も動かせなくなったり、動かせても互いに行ったり来たりで進まない場合は手詰まり。
●空いた列への移動
ストーンウォールでは、空いた列にはどんなカードも置くことができる。組みごとまとめて移動することも出来る。
●クリア確率
場札や予備札の並びによっては、ほとんど動かせないで手詰まりになることも多く、クリア確率が低い。
■ダズントマター
Dozen't Matter
●イラスト
5人の学生さんたちが集まったイラスト。
●ダズントマターの配置
スペード10、ハートJ、クローバーQ、ダイヤK、スペード2、ハート3、
クローバー4、ダイヤ5、スペード6、ハート7、クローバー8、ダイヤ9
という12枚の台札が並んでいる。これは、必ずこのカードがこの位置で並んでいる。
残りのカードは、場札として表向きに横8列を5段にずらしながら重ねて並べる。
●台札
同じマークで数上がりの順番になるよう台札にカードを置いていく。台札にはKの次はAを置くことができる。
そして、そのカードの位置の数字までカードを積み上げるのが目的。
左上から数えて、
1,2,3,4,5,6,
7,8,9,10,11,12
という数字にする。KからAに続くことができる。
スペード10,J,Q,K,A
ハートJ,Q,K,A,2
クローバーQ,K,A,2,3
ダイヤK,A,2,3,4
スペード2,3,4,5
ハート3,4,5,6
クローバー4,5,6,7
ダイヤ5,6,7,8
スペード6,7,8,9
ハート7,8,9,10
クローバー8,9,10,J
ダイヤ9,10,J,Q
というように積み上げることになる。
●場札
場札には、マークに関係なく、数下がりの順番にカードを重ねることができる。
1枚ずつの移動で、順番の組みをまとめて動かすことはできない。
また、台札と異なり、AとKは続かず、Aの次にKを重ねることもできない。
●空いた列への移動
空いた列にはどんなカードも置くことができる。
●クリア確率
一見すると複雑で難しそうだが、トランプアイランドの中で最もやさしい。
すべてのカードが表向きになっていること、色に関係なくカードを下につけることができること、空いた場所にはどのカードでも置くことができることから、クリア確率は最も高い。
しかし、場札の並び方などによってはできなかったりする。
■エースアップ
Aces Up
●イラスト
砂浜で海水浴をしている人のイラスト。エースアップなので、手の置き方がエースの「A」を思わせる。
●エースアップの配置
4枚のカードを場札として横に表向きに並べる。
残り48枚のカードは、裏向きで手札となる。
●カードを取り除く
並んだ4枚の場札に、同じマークのカードがあった場合、そのマークの小さい数字のカードを取り除くことができる。
●エース
エースアップでは、AがKよりも大きい最も大きい数字になっている。
A以外の全てのカードを取り除くとクリアとなる。
ただし、エースアップは、ピラミッドとは異なり、場札がAのみとなっても、手札が残っている場合はクリアにはならない。
すべての手札を使い切ったときにAのみになっている必要があり、より条件が厳しい。
●手札
カードが取り除けなくなったら手札を置く。4つの列にそれぞれ1枚ずらしながら重ねていく。
手札を置いたら、一番前になっているカードで、同じマークの小さい数字のカードを取り除く。
あと12回手札を置くことになる(最初の配置を含めると合計13回)。
すべての手札を使ったときにAのみになっていればクリア。
●空いた列への移動
空いた列にはどんなカードも移動できる。移動してさらに取り除けることも多い。
1枚、1枚、2枚、0枚というようになり、2枚のカードを0枚のところに移動してもカードを取り除けないといった場合、移動してすべて1枚にするか、そのまま手札を配るかの選択がある。しかし、どちらが良いかは、その後に来るカードにもよる。
●クリア確率
わかりやすいルールだが、クリア確率はゴルフに次いで低い。できるとうれしい。
■フローレンティン
Florentine
●イラスト
フローレンティンは十字にトランプを置くので、病院をイメージしたイラストになっている。
●フローレンティンの配置
場には、縦横3マスの9マスのカードを置く場所がある。
まず左上のマスにカードを置く。このカードの数字から数上がりの順番を作っていくことになる。
そして十字に5つのカードを置く。
6つのカードが場にあることになる。
残り46枚のカードが手札となる。重ねて表向きに置く。
●コーナーの台札
コーナーの4つのマスは台札で、同じマークを数上がりの順番に重ねていく。
KのあとはAに続いていく。
左上以外のコーナーには、最初左上にあったカードの数字と同じ数字のカードを置ける。
フローレンティンでは、自動でカードが飛んでいかないので、すべて手動で行う必要がある。
左上の最初のカードに重ねると、最初のカードが斜め上にずれて表示される。これで、どの数字がベースかを確認できる。
●十字の場札
十字の部分で中央以外のマスには、マークに関係なく、数下がりの順番に重ねることができる。
空いている場合は、どんなカードでも置くことができる。
AのあとはKを重ねることができる。けっこうこのことは見落としやすい。
場札は、台札や、他の場札、空いていれば中心に移動できるが、いったん場札に置いたカードを手札や捨て札に戻すことはできない(他のトランプゲーム同様、直前の場合はRボタンで一手戻すことはできる)。
●中心
中心には、空いている場合はどんなカードでも置くことができる。
しかし、中心にはカードを重ねることはできない。
中心のカードも、台札や、場札に移動できるが、いったん中心に置いたカードを手札や捨て札に戻すことはできない。
●手札
表向きになった手札は、上からめくって隣に捨て札として重ねていく。手札、捨て札ともに一番上になっているカードを移動できる。
ベースより遠い数字のカード(7がベースなら6や5)は、捨て札に回すという方法がある。逆に、場札の底にする方法もある。どちらが良いかはプレイヤー次第になっている。
手札の残りがなくなり、捨て札も場札も動かなくなったり、互いに行ったり来たりして進まない場合は手詰まり。
●ターン
通常は1ターン。2ターンにすることもできる。フローレンティンを始めたばかりのときは2ターンでクリア感覚を掴むといった方法もある。
●クリア確率
最初のうちはかなり複雑なルールで、できるものなのかどうか不安になるが、1ターンでもクリア確率は意外と低くはなく、できるときは魔法のようにカードが動いて爽快感がある。
■ポーカー
Poker
●イラスト
カジノとディーラーさんをイメージしたイラスト。
●ポーカーの配置
25枚のカードが手札。縦5マス、横5マスの25個のカードを置く場所がある。そこに手札のカードを好きなところに1つずつ置いて、横にポーカーの役を並べていく。
このトランプアイランドのポーカーソリティアは、横のみ。5組のポーカーハンドを作ることになる。
5組の役の得点の合計がより高い得点になるように置いていく。
●役と点数
ワンペア=2
ツーペア=5
スリーカード=10
ストレート=15
フラッシュ=20
フルハウス=25
フォアカード=50
ストレートフラッシュ=75
ロイヤルフラッシュ=100
●クリア画面?
このポーカーでは、今のところ、クリア画面は見ていない。ある特定の点数以上を取るとクリア画面になる可能性もあるが、ロイヤルフラッシュができるときにハジメカラを選び、1ゲームで257点(ロイヤルフラッシュ・ストレートフラッシュ・ストレートフラッシュ・ツーペア・ワンペア)を取ってもクリア画面にならなかった。クリア画面があるとすれば、最も見るのが難しいことになるかもしれない。
トータルの得点が表示されるので、5回または10回と回数を決め、その中でどれだけ得点できるかを楽しむゲームになっている。
■カンフィールド
Canfield
●イラスト
宇宙飛行士さんが宇宙服を着て宇宙で作業をしているイラスト。逆さになっている構図もかなり芸術的。カンフィールドは、AからK、KからAに続くため、無重力のような感覚がある。それを表現したアート性の高いイラストになっている。
●カンフィールドの配置
まず、13枚の予備札を表向きに重ねて並べる。次に台札のところに1枚表向きにして置く。この1枚の台札の数字がベースの数字となる。その後、4枚を場札として横に並べる。
残り34枚が手札となる。
●場札への移動
場札には、赤と黒が交互になるように、そして、その数字が数下がりの順番になるように1つ数字の小さいカードをつけ札することができる。
カンフィールドでは数下がりはAからKに続く。AのあとはKを重ねることができる。けっこうこのことは見落としやすい。
1枚ずつ移動するほか、赤黒交互の順番になっている組みはまとめて移動できる。
●台札への移動
台札には、数上がりの順番に重ねることができる。最初の台札以外の場所にもベースとなっているカードと同じカードを最初に置く。カンフィールドではKからAに続く。
このカンフィールドでは、台札にカードを移動できるときは常に自動で台札に移動する。
自動で台札に飛ぶのが快適で、その飛び方も他のトランプゲームよりも速い。
また、フローレンティンと違い、最初のカードに上のカードを重ねても、ベースのカードは、ずれて表示されない。
●手札
手札をめくり、その横に表向きに積み重ねる。その一番上のカードを使うことができる。
最初の設定では3枚まとめてめくる。
手札がなくなると、積み重なったカードをシャッフルせず同じ順番のまま裏返しに戻す。
3枚ずつの設定では、1回でも手札のカードを移動していると、そのカードの先にあるカードの位置がずれるため、使えるカードが変わり、それで先に進むこともできる。
最初の設定では無制限に手札を回すことができる。
手札が1枚も動かないで1巡し、場札も予備札も動かない、または、動いても互いに動くだけで進まないといった場合が手詰まり。
●空いた列への移動
空いた列には、最初は、予備札のみ移動できる。
場札のカードは空いた列に移動できない。
そして、予備札がなくなれば、手札の捨て札の一番上のカードを空いた列に置くことができる。
●ルール変更
クロンダイク同様のルール変更ができる。
▼ターン
手札を何巡できるかの設定。1ターン、3ターン、ムセイゲンから選択できる。通常はムセイゲン。
しかし、カンフィールドでターンを制限すると、かなり厳しい。
▼フリップ
手札を何枚ずつめくるかの設定。1マイ、3マイから選択できる。通常は3マイ。
●クリア確率
クリア確率は平均的~やや低め。カンフィールドに慣れると、クロンダイクのクリア確率が下がったりする。
■スコーピオン
Scorpion
●イラスト
神秘的な雰囲気の人と、バックの大きな月の模様がサソリになっていて、とても芸術的なイラスト。
●スコーピオンの配置
1段7列あり、それが7段ある。2段目以降は、ずらしながら重ねていく。
1段目から3段目は、左から4枚を裏向き、残り3枚を表向きにして並べる。
4段目から7段目は、すべて表向きにして並べる。
これで49枚が場札になる。
残り3枚は、手札として裏向きに別のところにおいておく。
●場札の移動
各列の一番前にあるカードと同じマークで1つ小さい数字のカードを、表向きになっている場札から探す。
カードが見つかったら、それが同じ列でなければ、そのカードと、そのカードより前にあるカードの組みをまとめて移動して、そのカードの前に付ける。
移動した結果、裏返しのカードが一番前に出たら、そのカードを表向きにする。
このように移動を繰り返し、各マークごとに4組、K~Aの数下がりの順番を作るとクリア。
●空いた列への移動
空いた列にはKを置くことができる。Kの前にカードが付いている場合は、それらもまとめて移動する。
列にKが複数ある場合には、「イドウするキングは?」というウィンドウが出て、どのKを移動するか選択する。
●手札を使う
手札は、トランプアイランドでは左上に置いてある。左上端の列の奥にあるが、いつでも使うことができる。基本的には場札が動かせなくなったときに使うが、その前に使うこともできる。
使うと、左3列にそれぞれ1枚ずつ一番前に重ねる。
手札を使った後で、場札が動かせなくなったり、相互に行ったり来たりして進まなくなったら手詰まり。
●ヒントの活用
見つからないときには、Lボタンを使うと、見逃していたカードを示してくれる。ヒントが活躍するトランプゲーム。
手札が残っているときは、場札で動かせないときにLボタンを押すと手札のところを示す。
ただし、Kの移動を優先して示すため、空いている列がある場合、何回もLボタンを押す必要がある。
●長い列の表示
スコーピオンでは、サソリのしっぽのように、とても長い列ができることもある。そういったとき、トランプアイランドでは、列を縮めて表示する。
そうなると、どういったカードがあるかほとんど判別できないが、Yボタンを押しながらそのカードの上にカーソルを持っていくと、そこにあるカードが確認できる。
しかし、それも繊細な操作が必要で、けっこう難しい。
そのため、長い列ができたときは、Lボタンを使うと確実。また、その列を選択してから適当に別の列を選んだりする方法もある。
Rボタンで長くなる前に戻って移動できるカードがあるかどうか確認する方法もある。
または移動して通常の列に戻ってから、その列に別の移動できるカードがあるか確認して、どちらの移動がいいか考えて、場合によって戻るといった方法もある。
●クリア確率
終盤で出来そうでもあと一歩で動かないということも多く、なかなかクリアできないときが続くことも多い。低めのクリア確率。
■アイランドカップ
持ち時間以内に決まった順序で登場するトランプゲームを次々行い、トータル点を競う大会モード。ルール変更はできない。制限時間付きで次々頭を切り替えて進めなければならないスコアアタックが楽しめる。
アイランドカップは、画面下のVSと書いてある浮き輪をクリックする。
●モード選択
アイランドカップを選ぶと、左に3つボタンが並んだ画面が出る。
一番上のボタンがスタンダード。画面中央に並んでいる順番で全てのトランプゲームを行う。
真ん中のボタンがチャンピオンシップ。スタンダード同様に画面中央に並んでいる順番で全てのトランプゲームを行うが、続けて行うと、電源を切らない限り1回目とまったく同じカードの配列でゲームが始まる。同じ条件で得点を競うことができるとのこと。
一番下のボタンがカスタム。1種類から12種類まで順番も自由にトランプゲームの順番を決めて行う。ゲームを選択し終わったら、カスタムボタンを押す。
●持ち時間
持ち時間はトランプゲームによって決まっている。また、スタンダード、チャンピオンシップは、以下の順番でトランプゲームを行う。
クロンダイク=5分
フリーセル=5分
ゴルフ=2分
クルール=5分
ピラミッド=2分
ストーンウォール=5分
ダズントマター=2分
エースアップ=2分
フローレンティン=5分
ポーカー=2分
カンフィールド=5分
スコーピオン=5分
多くのトランプゲームでは、かなり厳しい時間。やさしめのダズントマターも2分でクリアするのは相当厳しい。時間切れになると、「タイムオーバー!」というウィンドウが出るので、[○]を押すと次のトランプゲームに進む。
クリア間際で、自動でどんどん飛んでいっている最中に時間切れになってもタイムオーバーとなる。
タイムオーバー前に手詰まりになった場合には、メニューからニューゲームを選んで[○]を押すと、次のトランプゲームに進む。
●結果画面 Tournament Results
最後のトランプゲームでニューゲームを選ぶ、クリアする、タイムオーバーになると、結果画面になる。そこで、行った12のトランプゲームそれぞれで獲得した得点と、合計得点が表になって表示されるのでおもしろい。
ボタンを押すまで画面が切り替わらないので、じっくり見ることができる。ボタンを押すとタイトル画面に戻る。
ちなみに、アイランドカップ中で1つのトランプゲームをクリアしてもクリア画面は表示されない。
トータルの獲得点数によってクリア画面が表示されるかどうかはわかっていない。運よくフローレンティン・カンフィールド・スコーピオンをクリアし、1,168点取っても表示されなかった。さらに、クロンダイク・フリーセル・クルール・ダズントマター・カンフィールド・スコーピオンをクリアして、1,643点を取っても表示されなかった。
そのため、セミアイランドカップとして、この順番に通常通りのトランプゲームを一回ずつ行い、手動でトータル点を計算するといった楽しみ方もある。
■クリア確率一覧
今のところのクリア確率は、以下のとおり。クリア確率が低い難しい順番。すべて最初の設定で、アイランドカップでの結果を除く。クリア画面を確認していないポーカーは除外している。
確率が近い場合は入れ替わる可能性も多い。その後、変動のあったクリア確率はこちら。
順位 | 名前 | クリア | 回数 | 確率 | ~回に1回 |
1 | ゴルフ | 2 | 536 | 0.4% | 268.0回に1回 |
2 | エースアップ | 3 | 333 | 0.9% | 111.0回に1回 |
3 | ピラミッド | 11 | 330 | 3.3% | 30.0回に1回 |
4 | ストーンウォール | 11 | 285 | 3.9% | 25.9回に1回 |
5 | スコーピオン | 10 | 186 | 5.4% | 18.6回に1回 |
6 | カンフィールド | 12 | 218 | 5.5% | 18.2回に1回 |
7 | クロンダイク | 23 | 232 | 9.9% | 10.1回に1回 |
8 | クルール | 15 | 139 | 10.8% | 8.6回に1回 |
9 | フローレンティン | 17 | 85 | 20.0% | 5.0回に1回 |
10 | フリーセル | 25 | 66 | 37.9% | 2.6回に1回 |
11 | ダズントマター | 10 | 13 | 76.9% | 1.3回に1回 |
■箱
トランプアイランドの箱のイラストもすごく良く、南国の島の明るい雰囲気の島を背景に、トランプアイランドのメインキャラクターが描かれている。
また、箱を上から開けると、そのツメのところにゲームオーバー画面のイラストがある。
そして、箱を下から開けると、そのツメのところにクリア画面のイラストがあり、とてもおもしろい★ その箱はトランプアイランド(その4)で紹介。
トランプアイランド(その2)
トランプアイランド(その3)
トランプアイランド(その4)
トランプアイランド(その5)
トランプアイランド(その6)
トランプアイランド(その7)