キャッスルエクセレント
アスキー
ファミリーコンピュータ
6色の鍵と6色の扉がとても印象的。100部屋もある巨大な城を探索する、パズル要素とアクション要素をもつゲーム。アクションもシビアなタイミングが多く、パズルも高度なうえ、進み方によってどこにも行けない「詰み」になることが多く、かなり難しい。音楽が心地よい。難しい分クリアしたときは感動的。
キャッスルエクセレント(その2)
■ジャンプ
Aボタンでジャンプ。Aボタンを押した長さによって滞空時間が変わる。それほど高くは飛べないものの、Aボタンを押し続けたときの滞空時間が長いため、けっこう思ったより遠くまでとどく。また、天井に当たったとしても滞空時間にはかわりないのが大きなポイントで、これを利用して敵をジャンプでよけたりできる。浮いている間は、自由に方向転換できる。
たとえば、スタートの次の部屋に回復の薬がある。これは、ブロックをトゲの前まで移動させてから取るのだが、そのまま取ると、トゲにあたってミスになってしまう。ここではブロックの上で右にジャンプしてAボタンをおしたまま薬を取ってそのまま左にもどればミスせずに取れる。
■攻撃
Bボタンで剣を出し、敵を倒せるが、緑兵士、花、炎はたおせない。
■LIVE
LIVEは薬をとることと、スコア1万点ごとに1増える。
■RESETとBACK
2コントローラーのボタンを押すと真っ黒い画面にメニューが表示される。
RESETは、部屋を入ったときの状態に戻す。
BACKは一部屋戻る。BACKを連続で使っても2つ戻ることはできない。
どちらもLIVEを1消費するが、詰み状態を避けるのに、助けになる重要なコマンドになる。
GAMEはLIVEを消費せずにメニュー画面を抜ける。
注意するのはSAVEとLOAD。これは別の周辺機器が必要なコマンドで、うっかり選んでしまうと止まってしまう。そのため、このメニューは慎重に扱う必要がある。
■鍵と扉
6色の鍵と6色の扉があり、鍵の色と同じ色の扉を開けることができる。鍵を使うと1つ消費する。鍵はいろんなところにおいてあるが取り方が難しい。
■敵
説明書もなく、そのほかの資料を見ていないため、ここでは以下のように仮の名前をつけておく。剣が効かない敵もブロックを当てたり、上下する足場と天井の間に挟むと倒すことができる。一度倒した敵はRESETやBACKを利用しない限り復活しない。
弓兵士・・・スタート地点にもいる最初の敵。同じ高さにいると弓で攻撃してくるので、弓兵士をジャンプでよけて振り向きざまに剣を出して倒す。
緑兵士・・・剣が効かないためジャンプでよけるか、ブロックを当てるかしかない。
猫兵士・・・プレイヤーがジャンプするとジャンプする。それを利用して攻撃のチャンスを作ったり、足場から落としたりできる。
魔法使い・・・別の敵をランダムに呼び出す。魔法使い自体は剣で楽に倒せる。呼び出された敵は部屋を出れば消える。
炎・・・ランダムに動いているように見えるが、プレイヤーの位置によって移動の仕方を変える。剣も効かないのでかなりやっかい。プレイヤーを追うように動くので、天井がある上下に動く足場にプレイヤーがいる場合、そこで炎にあたってミスしたら、そのまま足場に炎が挟まって倒せて、次には炎がいないようになる場所もある。頻繁に通過する部屋では、あえて足場に挟まれて、LIVEを1減らして炎を倒すと次通過するとき楽になる。
花・・・剣が効かない。種の状態と花の状態を交互に繰り返す。種の状態でも当たり判定があるが、高さが半分になるので、天井が1.5マスの場所だと、種の状態の時はジャンプで通れるという場所もある。天井が1キャラ分しかないところに花があると、ブロックなどでつぶさない限り、基本的には通れない。
■しかけ
●左右に動くリフト
リフトに頭をぶつけてもミスになったり、リフトに乗っていても左右キーを押さなければならないといったところが難しいところ。
●上下に動く足場
押せるブロックがこの足場と天井に挟まれたときはブロックがつぶれてしまう。意図的であればいいが、うっかりブロックがつぶされてしまった場合は、RESETを使う。
●バリア
バリアは動いている間は、床と同じく上に乗れる(ブロックも乗れる)が止まっている間は乗れない。上下の足場が動く回数で8回ぐらい?の時間で切り替わる。
●水
水に入るときは、足ひれがなければ1ミスになってしまう。水の近くにある足ひれを取ると、一定時間水に入れるようになる。しかし、足ひれは一度取ってしまうと、そこでは復活しない。そのため、もう一度水に入ることができず、もどることもできないのは、このゲームで一番多い詰みパターン・・。できるかぎり、水路を使わないで行けるルートを探し、可能であれば、どちらでも行けるようにするのがポイント。
●黄色い光
特定の機械からでる黄色い光に触れると、一定時間無敵になる。これでトゲをすり抜けることができるので、トゲで邪魔していけなかったところにいけるが、これもルートを考えて使わないと、トゲに囲まれて詰んでしまう。
■ポイントとヒント
マッピングをしていくと、ここで、この鍵のストックでここから落ちたら詰んでしまう、といったことが、わかりやすくなる。縦10×横10、地上8階、地下2階で、スタートは左端の地上1階からはじまる。鍵と扉の色が重要なので、色がわかるようにして書き込んでいく。私は色鉛筆を使った。黄色は白い紙には見えづらいのでオレンジで代用した。
地図を手に入れるとセレクトボタンで現在位置がわかる地図が表示される。マッピングをすると、アイテムの地図は不要。地図を取るためには黄色の鍵が必要なので、これを1つ
節約するのも大きい。
100の部屋があるが、すべての部屋を通らなくてもクリアできる。むずかしいパズルもとかなくてもよい部屋もある。反面解いておく必要が大きいパズルもある。マップを見て、重要そうなところを推測してみる。
あきらめかけたときに作ったマップを見渡すと意外な道や鍵が見つかるときも・・・。
どうしても詰まってしまうときは、進むルートを変えてみるのがかなり効果がある。
GOOD LUCK!★
2022年に再クリアした時の記事は以下に。追加のヒントもいろいろ。
キャッスルエクセレント(その2)[再クリア編]