2022/04/28

キャッスルエクセレント(その2)[再クリア編]

キャッスルエクセレント
アスキー
ファミリーコンピュータ

キャッスルエクセレント(その1)の記事のときの2011年にクリアしたが、今年2022年に始めて見ると、解き方や進み方、マップなど、ほとんど忘れてしまっていた。まったく最初からのゲームという状態になったため、そこで、今年は、マップを作らないでクリアすることにチャレンジしてみた。そして、1か月ぐらいでなんとかマップを作らないでクリアできた。

2011年にクリアしたとき作ったマップは部屋の隅に残っていたが、見るのに良い状態ではなさそうなかんじで折りたたまれていたので、今年は、それを見ないで、封印して進めていった。


なお、今回は、説明書が以下にあったので、それを見てから進めていった。ありがとう~🔑💍

げーむのせつめいしょ(仮)様

ゲームの目的は「マルガリータ姫」を助けることで、2匹の妖精たちも助ける。操作するのは「ラファエル王子」とのこと。

なお、キャッスルエクセレント(その1)で説明書がないので適当に付けた名前は、一部偶然当たっていた。

仮名称→説明書の正式名称
弓兵士→騎士
緑兵士→司教
猫兵士→戦士
魔法使い→魔法使い
炎→炎
花→デビルフラワー
左右に動くリフト→空飛ぶブロック
上下に動く足場→エレベーター
バリア→ふしぎな床(バリア)
足ひれ→酸素ボンベ
黄色い光→パワー光線
(記載なし???)→リフト
(記載なし???)→ベルトコンベア
ブロック→動かせる道具
薬→命の水
地図→マップ
トゲ→針

■グロッケン城

舞台のお城の名前は「グロッケン城」という。複雑な迷路と、いろいろなしかけ、多くの敵がいる難所となる。

●100の部屋

お城には100の部屋がある。地上8階、地下2階の10階層。1つの階には10の部屋があり、10X10のマップで構成される。

部屋には、キャラクターの半分の位置、半マスの位置があり、キャッスルエクセレントではこの半マスが重要になる。横だけでなく、縦にも半マスがあり、この半マスの差によって先に行くことができたりできなかったりする。

部屋を出入りすると、部屋にあった動かせる道具や敵などの位置が元の位置に戻る。倒した敵は復活しない。また、エレベーターで破壊された動かせる道具も復活しない。復活させるためには、その場でRESETサブコマンドか、1つ別の部屋に進んだ場合はBACKサブコマンドを使う。

1つの部屋は2画面分あり、左右にスクロールする。

部屋に入ったら最初はポーズ状態となり、左右でスクロールして部屋を見渡せる。Aボタン・Bボタン・スタートボタンで開始。

●6色のドアと6色の鍵

キャッスルエクセレントの特徴となる6色のドアと6色の鍵。

赤、青、水色、ピンク、緑、黄色の6色。

ドアを開けるためにはドアと同じ色の鍵が必要。

鍵はドアを開けると消費する。それぞれの色ごとに鍵の数が表示される。表示の最大は9で、表示が9のときにその色の鍵を取っても表示は9のままながら、取った数は保持されていて10個以上その色の鍵がある時にその色のドアを開けると、表示は9のまま減らないので安心。

鍵を取り忘れていたり、開けてはいけないドアを開けたり、進む順番が違ったりすると、詰むことになる。

開けなくても少し回り道して進めるドアもある、そのようなドアは開けてはいけない場合が多い。

ドアを開けるためには、横にドアと同じ高さで半マス以上の乗れる足場が必要。これがけっこう難しい。半マス上でも半マス下でもドアを開けることができない。

部屋によっては動かせる道具を運んできて足場にしてドアを開けたりする。しかし、かなり難しいアクションパズルになっていることも多い。

部屋に持っていける動かせる道具もない場合は、その部屋からは開けることができず、ドアの向こうの部屋から開けるようになっている。

■操作方法

●スタートボタン

ゲームスタート。
ポーズ。ポーズ中は左右で部屋をスクロールさせて見ることができて便利。これでマップも書きやすい。説明書でもマップを書きながら進んでいくことが推奨されている。

●セレクトボタン

マップアイテムを取ったあと、セレクトボタンを押すと、行ったことがある部屋が表示され、自分のいる部屋もわかる。

●Aボタン

ジャンプ。Aボタンを押す長さによって滞空時間が変わる。滞空中は左右に移動できる。長い間滞空でき、天井に付いたりしても、滞空時間中は滞空する、独特の動きをする。これを活用して進んでいく。

ジャンプは2マス(4半マス)上の足場に飛び乗ったり飛び越えたりすることができる。
2.5マス(5半マス)以上の高さでは飛び乗れない。

横幅はけっこう遠くまで届く。見た目届かなそうでも、意外に届くこともあるので、とりあえず試してみる。

●Bボタン

剣を出す。一部の敵(騎士、戦士、魔法使い)を倒せる。

●コントローラーIIのAボタンまたはBボタン

サブコマンド画面を出す。

■SUB COMMAND サブ・コマンド

「コントローラーII」のAボタンまたはBボタンで、サブコマンド画面になる。サブコマンド画面を呼び出したら、「コントローラーI」でメニューを選んでAボタンで決定する。

重要な機能が多いが、機能を利用する時、命(LIVE)を減らす必要がある。

また、「アスキースティックIIターボ」または「ファミリーベーシックのキーボード」を接続していないときにLOADを選ぶと停止したまま復帰しないという危険がある。

●RESET(リセット)

命(LIVE)を1つ減らしてその部屋を、入ったときの状態からやり直すことができる。

部屋を出れば元の状態に戻せるが、戻ることができず、進むこともできない場合にRESETを使って詰み状態から復帰できる。

また、エレベーターによって、必要な、動かせる道具(タル・つぼ・金庫・レンガ・ローソク・リフトブロック)が壊されたら、RESETサブコマンドを使って戻す。

●BACK(バック)

命(LIVE)を1つ減らして、今いる部屋の1つ前の部屋を、入った時の状態からやり直すことができる。

鍵を使って部屋に入ってみて、詰みそうなかんじだったら戻れて、鍵も使っていない状態に戻るので便利。

ほかにも下に落ちてみて、下の部屋の状況を確認したりできる。

しかし、2部屋以上進む場所の場合は分岐まで戻れない。

●LOAD(ロード)

周辺機器「アスキースティックIIターボ」または「ファミリーベーシックのキーボード」が必要なコマンド。さらに、別途IN OUT端子を持つテープレコーダーと接続ケーブルも必要。カセットテープに記録した内容を呼び出す。

接続されていないときにLOADを選ぶと、停止したまま復帰しなくなってしまう。復帰する方法は私は見つけていない。そのため、LOADを選ばないようにする必要がある。

●SAVE(セーブ)

周辺機器「アスキースティックIIターボ」または「ファミリーベーシックのキーボード」が必要なコマンド。カセットテープに記録する。命(LIVE)が1つ減る。

接続されていないときにSAVEを選んだ場合、しばらくしてSAVINGの文字が出た後復帰する。

●GAME(ゲーム)

命(LIVE)を減らさず、何も実行しないでゲームにもどる。

■アイテム

●6色の鍵

各100点。

★赤
★青
★水色
★ピンク
★緑
★黄色

●命の水

命(LIVE)が1つ増える。1000点。けっこう置いてある。やや取るのが難しい場所に置いてあることも多い。

●酸素ボンベ

一定時間水に入れる。取るとその場所でRESETサブコマンドやBACKサブコマンドを使わない限り復活しない。そのため、再度通ることができないことが多く、詰みやすい。1000点。

効果中は、音楽が変わる。持続時間は40秒ちょっとぐらい。

けっこう時間は長いものの、長い距離進まなければならないことが多い。

●マップ

セレクトボタンでマップが見れるようになる。1000点。マップを取るためには、黄色の鍵を1つ消費する。

●得点アイテム

ゴールド 800点
指輪 400点
十字架 200点

1万点ごとに命(LIVE)が1つ増える。

■動かせる道具

横から押して動かせる道具に、タル・つぼ・金庫・レンガ・ローソクがある。
また、リフトを上下させることができるブロックも動かせる道具の性質もある。

タル・つぼ・金庫・レンガの上には乗ることができる。

ローソクは上の炎に触れると1ミスのためラファエル王子は乗れないが、他の動かせる道具を乗せることができる。

岩を押すアクションパズルゲーム「フラッピー」同様、半マスの位置が重要となる。

ただし、キャラクターは重力の影響がなく動くフラッピーと異なり、キャッスルエクセレントではキャラクターも重力の影響があるため、押すためには、横に乗れる足場が必要なところが難しいところ。また、キャッスルエクセレントには、半マスの高さもあるのでそれによって押せたり押せなかったりする。

半マスの隙間は、平らな足場と同じく押して先に運ぶことができる。これがパズルを解くときの大きなポイントとなる。

また、上半分が出ている状態でも押せることが大きなポイント。ローソクも上半分で押せる。

積み上げるときは、積み上げるベースの部分の半マスの高さの違いが大きな差となる。半マス上に上げる方法が他にあるかもしれない。

2つ積み重なっている道具と、1つの道具が1マス以上間が開いて置いてあり、2つの積み重なっている道具を先の方に動かしたい場合。まず、最初に2つ積み重なっている道具の下の方を動かしたい方向に押して半マスずらしておく。次に、もう1つの道具を1マス開けた位置に持っていく。そのあと、1つほうの道具に乗り、そのまま進みたい方向に飛び降りると、上の方の道具を押すことができる。これで2つ重なっている道具を運ぶことができる。

動かせる道具は、エレベーターと足場に挟まれると破壊される。破壊された場合、部屋の出入りでは復帰しない。意図的に動かせる道具を減らしたい場合は良いが、必要な場合はすぐにRESETサブコマンドやBACKサブコマンドを使って元に戻す必要がある。

■敵

敵は、剣が効く敵と、効かない敵がいる。
どの敵も、動かせる道具(タル・つぼ・金庫・レンガ・ローソク・リフトブロック)を動かして当てると倒すことができる。

敵を倒しても得点にはならない。

●騎士

ラファエル王子と同じ高さにいると、弓で矢を撃ってくる。壁や穴の間で左右に動く。

剣で倒すことができる。飛び越えて振り向いて倒すか、正面で飛び越えて倒すか、異なる高さの場所にいて、近づいたところで向かっていって剣をあてるかになる。

●司教

ラファエル王子の剣が効かない。壁や穴の間で左右に動く。

回避するか、動かせる道具をぶつけて倒すかになる。

回避する時、狭い通路で、一部だけ高さがある場所では、その高さのあるところでジャンプして回避する。ジャンプでの回避には2マス以上の高さが必要で、1.5マス以下ではジャンプで回避できない。

2マス以上の高さがある部分が横1マスでもあれば、垂直ジャンプで避けることができる。ジャンプが天井に当たっても滞空するので、避けることが可能。タイミングが速すぎたり遅すぎたりすると当たってしまうのでミスしやすい。

ラファエル王子と同じ歩くスピードと、左右の床の切れ間や壁などまで直進する特性を利用し、後ろについていくことが必要な場所もある。

●戦士

昔ねこだったが、今は立派な戦士。ラファエル王子がジャンプすると、戦士もジャンプするという特徴がある。剣で倒すことができる。

●魔法使い

剣で倒すことができる。一定時間で、敵を呼び出す。敵は、騎士か司教か戦士かのいずれかランダム。呼び出した敵は画面切り替えで消える。

●炎

剣が効かない。ラファエル王子と高さが合うと、横移動するという特徴がある。

誘導はなかなか難しい。

2マス幅のエレベーターの上に炎がいるときにエレベーターの真下にラファエル王子がいると、エレベーターの上に留まるので、そのまま上までエレベーターがいけば潰すことが可能。

●デビルフラワー

一定時間で開花とつぼみを繰り返す。剣が効かない。開花時は大きくつぼみのときは半マス小さくなる。そのため、1.5マスの高さの場所にいるデビルフラワーは、つぼみのときにジャンプで越えることができる。1マスの高さにいる場合はつぼみの状態でも飛び越せない。つぼみの時に当たってもミスになる。

■しかけ

●針

触れると即ミス。たくさんの場所にあり、避けるのにコツがいる場所も多い。

●ベルトコンベア

場所によって動く方向が異なる。

逆向きには歩けないが、ベルトコンベアに乗って逆方向に方向キーを押しているとその場にとどまることができる。歩いては先に進めないが、ジャンプで先に進める。

動かせる道具をベルトコンベアに乗せると、流れてベルトコンベアの先まで運ばれる。

ベルトコンベアで流れて動いている道具に当たると1ミス。

●エレベーター

少しずつ昇降する。1秒に半マスずつ昇降する。けっこう時間がかかり、忍耐がいるうえにミスや詰みの危険も多く手ごわい。

上の部屋に行くためにはエレベーターが必要。エレベーターで上の部屋に行っても下には簡単に戻れない場所も多く、詰みの原因になりやすい。

2マス幅のエレベーターは、下の部分を通過でき、下が穴ならば下に落ちることができる。

1マス幅のエレベーターは、下の部分を通過できず、そこから下に落ちることはできない。

エレベーターと足場に挟まれると1ミス。また、下がって動いてくるエレベーターに頭をぶつけてもミスとなる。敵を挟むと倒すことができる。動かせる道具を挟むと破壊される。破壊された道具はRESETサブコマンドやBACKサブコマンドを使わないと復活しない。

●穴

部屋の穴に落ちると下の部屋に行くことができる。落ちて先に進める場所も多い。

下に落ちた時、上には簡単に行けないことも多く、詰みの原因になりやすい。

●空飛ぶブロック

乗って移動できるが、乗っている間に、ブロックの動く方向を押していないと落ちてしまう。

空飛ぶブロックに横から当たるとミスになってしまう。

動かせる道具を落として空飛ぶブロックに当たると、空飛ぶブロックが停止する。落とすタイミングによって左右のどちらに停止するかが変わる。

●ふしぎな床(バリア)

赤と青の波のような床。

動いているときは床に立って歩くことができる。

止まっているときは床がない状態で素通りできる。

止まっているときにふしぎな床を通過するときは注意が必要。動き出したときに床のところにラファエル王子がいるとミスになってしまう。

動いている状態、止まっている状態は、8秒ぐらいで切り替わる。頭の中で数えておくとわかりやすくなる。エレベーターの半マス昇降が1秒なので、それを使ってカウントできる。

●リフト

リフトは、リフトがある部屋に置いてある特殊なブロックを青いレールのあるところで左右に押すことで上下させることができる。

ブロックは左に押すと上昇し、右に押すと下降する。どちらかわからなくなることも多いが、このブロックの模様をよく見ると、矢印で左に押すと上に、右に押すと下に行くことが示されている。

リフトは、動かせる道具を乗せることができ、動かせる道具を上に上げることが可能。

また、リフトがドアや通路をふさいでいることもある。そのときは、リフトを上下させることが目標となる。

リフトが地面や天井についている状態でもリフトブロックは動かせる。リフトが下に動くときに、下に動く方向を押してもリフトの位置は変わらないがリフトブロックの位置は変わる。これで調整し、左右に押したとき、上にも下にも意図したところまで動くことを確認する。

かなり難しいパズルの部屋に多い。

例えば、以下の部屋にある。
キャッスルエクセレント(その3)[難しい部屋の解き方編]

●パワー光線

黄色い光線に当たると、音楽が変わり、40秒ちょっとの間無敵となる。針や敵に当たっても大丈夫。水に入っても大丈夫。空飛ぶブロックに横から当たっても大丈夫。また、何度も使える様子。

針は当たらないだけでなく、すり抜けることも可能で、これで通常の状態では進めないところにも行ける。

さらに、無敵時間中は、エレベーターに乗って天井についても潰されないうえに、壁をすり抜けることが可能。それを使った進路もある。この方法については、キャッスルエクセレント(その5)[城左上のパワー光線2つの使い方編]で説明している。

■針の通路とベルトコンベアにレンガが運ばれてくる部屋

城の左側で地下から地上に戻れる重要な部屋。ベルトコンベアに運ばれて落ちたレンガが壁になり、左から右下には進めない。右上のエレベーターで上に行ける。

しかし、右上のエレベーターのところに行くには、左上の針の隙間を通り抜けるシビアなジャンプが必要。このジャンプは、1マス弱垂直に移動した後右に抜けると越えることができる。しかし、右への移動が遅れても早すぎても針に当たってしまう。

右下から来た場合、いったん近くの青鍵を取ってすぐ戻る。その後、落ちてきた2つのレンガにすぐに飛び乗り、乗ったらさらにすぐにジャンプして、もう1つ左から流れてくるレンガを避ける。これがけっこう難しい。ジャンプしたら空中制御で右にいったん行ってから左に行く。ここが難しいので、左上から右上に行く前に、左下から別の部屋に行っておくと、そのあとの針の隙間を越えるジャンプに失敗しても、左側から復帰できる。

■炎とエレベーターの部屋

序盤の難所。

炎は、下でジャンプしないでいると下の方をうろうろするだけになる。そこで、エレベーターの上昇と合わせてジャンプして先に進むことができることが多い。それでも運が悪いと炎に当たってしまう。

炎を消さなくても先に進める場合も多いが、この部屋はけっこう通るので、できれば炎を消したいところ。だがかなり難しい。

方法は3つで1つは、ラファエル王子がエレベーターの上のほうで炎に当たれば、エレベーターに炎が潰される。しかし、これも運に左右される。

もう1つの方法は、より安定させやすい。右下のくぼみのところに炎が入れば、タイミングよくジャンプすることでエレベーターと足場に炎が挟まれる。タイミングは難しいが、こちらはミスせず炎を消せる。部屋に入ったら、ピンクのドアのところまで歩いてジャンプすると、炎が右の小部屋に入る。そして、エレベーターが地面について半マス上がったら垂直ジャンプすると、炎が上にいってエレベーターに挟まれるタイミングとなりやすいかもしれない。失敗した場合は部屋を入りなおせば同じ手順を再度試せる。

さらに、上に登って上のレンガと高さが合えば、レンガを押して潰すという方法もある。これもそのようになるのが難しい。ローソクのすぐ上を通過する場合にはレンガが半マス高さで当たる。この場合、いったん右の黄色ドアを開けて次の部屋に行って戻って待機するとやり直しやすい。

なお、この部屋は実は、炎が2体いる。右側の炎はなにも意識しなくても、エレベーターにつぶされることが多いが、上記のすぐにピンクのドアの隣でジャンプすると、右の炎が残ることが多い。このときは、再度部屋を入りなおして右側の炎が消えるのを待つ。

■ピンクの鍵2つ

その部屋の左の上のほうの青ドアからピンクの鍵が2つあるところがある。上から、タルがベルトコンベアで運ばれたり、司教がいる部屋の右のピンクのドアの先から飛び降りればここにたどり着ける。

上の空飛ぶブロックの場所から飛び降りればタルに当たらず、また命(LIVE)も多い状態でチャレンジできる。

これでピンクの鍵を1つ増やすことができる。

■蛇とドクロの部屋

この部屋はかなりやっかいな部屋。下から上に登るには下のレンガが必要。1つのレンガで登る方法と、2つのレンガで登る方法がある。1つのみはタイミングがシビアなので、2つ使った方法がパズル的な解き方となる。

いずれの場合も、3つあるレンガのうち1つはエレベーターで潰すことになる。

●1つのレンガを使う方法

レンガの1つをエレベーターで潰し、残り2つのレンガを右のエレベーターで上に持って行って、左のエレベーターに半マスずらして乗せて上に行くが、このあとが難しい。1つレンガが上に行ったらすぐに斜め左上に踏み切りジャンプして空中制御で右に戻ればレンガが潰される前に青ドアを開けて右に行ける。

しかし、踏み切り等が十分でないと、失敗してレンガが潰されてしまう。レンガが無くなると、この部屋から上に行くにはRESETサブコマンドを使うしかない。私が最初に使った方法だが、かなり難しいので、次の2つレンガを使う方法を使うとよりパズル的に解決できる。

●2つのレンガを使う方法

1つ目のレンガを上に持っていく。場所は右のエレベーターの左に置いておく。

次に2つ目のレンガを上に持っていき、1つ目のレンガから1マス離して置いておく。

その後、エレベーターが下に行ったら1つ目のレンガを半マスずらして置く。そうしたら2つ目のレンガを右に1つ目のレンガとくっつくように置く。

エレベーターが上がってきたら半マスずらした1つ目のレンガが上がってくるので、2つ目のレンガの上の高さまできたら左に押すと、2段レンガを積み上げることができる。こうすると楽に上に登れる。

●解くのが面倒な時

上から黄色の鍵を取りたいだけならば、黄色の鍵を取ってからラファエル王子が潰されれば上から復帰して先に進める。

また、下から来た時など下にいる場合で、左のエレベーターから下に降りて黄色のドアを開けて左に行くという方法が有効。黄色のドアは2つあるが、1つを左からピンクの鍵を取るために開けていたら1つで済む。黄色の鍵を別のところで取ったり残したりする必要があるが、けっこうクリアまでに鍵に余裕がある進み方がある。

または、その下の下の部屋で左上のピンクのドアを開けていれば、その場所を通らずに、右側から左側に戻ることができる。

■左下の水地帯

城のスタート地点から下に2つの場所。ここには、緑のドアの先に青の鍵という場所がある。中盤になり、緑の鍵を持っていて、青の鍵をふやしたいとき、スタート地点まで戻ってこれたなら、ここを使って青の鍵を増やせる。

■左の妖精

救出して脱出するには、左側のエレベーターの青ドアを事前にエレベーターに乗っているときに開けておく必要がある。

なお、前の部屋の上の青ドアを開けた先から青鍵2つのところにたどり着ける。これで青鍵を1つ増やすことができる。青鍵2つのところに出たところで右のエレベーターの真下にいると、炎が2体上に集まって潰すことが可能。

妖精を助ける・青鍵2つを取る、という2つの目的には、同じ道を通ることができ、青鍵を使って開けたドアのところからエレベーターに乗らずに左に行くと妖精のところに行けて、ピンクの鍵も1つ節約になる。

なお、部屋の右下には青鍵がある。しかし、これを取るには、緑鍵が4つも必要なのでどうするか悩むところ。ここから別のところに出るにはピンクの鍵も2つ必要なので厳しい。私がこれを取ると、ピンク鍵か緑鍵が足りなくなって先で詰むことになる。

■右の妖精

助けると赤の鍵2つをくれる。これで左の赤のドアを開けて脱出しても赤の鍵が1つ増えるが、開けずに引き返して上に戻ることも可能。それでも最短距離で進めば、下の部屋に落ちていっても、酸素ボンベの継続時間で右下の対岸までは届く。こうすると、もらった赤い鍵2つを持ったまま先に進める。

妖精の部屋の酸素ボンベからでは、下の2つの部屋のすべての鍵を取るのが間に合わない可能性も多いので、下の2つの部屋のすべての鍵を取るのは別のとき、通常は妖精の部屋に来る前に取っておくといいかもしれない。

なお、この部屋の右には青鍵で開くドアがある。これを開けるには、妖精の部屋の赤ドアを開けて回り込んで金庫を押す必要がある。先に進むと、ピンクの鍵は増えるが、赤鍵と青鍵を使わなければならない。このドアの使い方は未知数となっている。

■左にリフト、右にエレベーター、タルと空飛ぶブロックの部屋

右上部分に進める重要な部屋。

まず、左のタルを落とす。タルを押すためには、リフトを下げる。空飛ぶブロックが左端まで行ったタイミングで左上のリフトブロックを左から右に押す。

すると、空飛ぶブロックがリフトと挟まれ、また、リフトがタルの半マス上となり、タルを押せるようになる。このタルは下に落とす。

中央のタルを半マス右に押したいが、半マス上にあるので空飛ぶブロックに乗りながらでないと押せない。そのため、リフトを上げて空飛ぶブロックを中央に飛ぶようにする。

リフトを上げるためにはリフトブロックの右に回り込んで押す。そこまで行くには、リフトの上部に乗ってジャンプしたりする。

空飛ぶブロックに乗ってタルを半マス押す。その後、上にあるタルを落とすと、タルが2段になる。

そうすると、エレベーターが一番下の状態のときにジャンプして乗ることができ、上に進むことができる。

●この部屋に行くには

1つは、右側の城の地下から上に進んでくる方法。右の妖精を助けたあとに来ることが多い。この方法は水地帯を通るので、近くにある酸素ボンベを取って使ったあとでは、この方法は使えない。その部屋にある酸素ボンベと妖精の場所にある酸素ボンベで2回通れる。

もう1つは、城の左側、左の妖精のいるところの近くから中央を進んでくる方法。こちらはいつでも使えるので覚えておくと役に立つときがある。

●この先

上に進んで部屋を進むと、2つのルートがある。

左に進む場合。ここまでで4つのピンクの鍵があれば、左に進んで青鍵をふやすことができる。ピンクの鍵は4つ使った後、2つ取れる。中高難度のパズルを連続で解く必要がある。

右に進む場合は、1マスの空間の上にふしぎな床と大きな水槽のところにたどり着く。そこからさらに城の上部に進むことができる。

■赤い鍵3つ

城の中盤には、赤い鍵が3つ並んでいるところがある。これを取るためには赤い鍵2つ必要だが、これで赤い鍵が1つ増えることになる。

右の妖精がいたところの斜め上、リフトのある部屋の右から下に飛び降りる。戦士がたくさんいるところの上の足場を左に乗り継いでエレベーターの左の赤いドアから先に進む。

■妖精たちを助けたら

妖精たちを助けたらグロッケン城の上を目指すが、大きく2通りの進め方がある。

左上から進む方法は、長く、難しいパズルが多いが、下記のふしぎの床の空間をスキップ可能。複雑な道順で、こちらはマップを書きながら進むとわかりやすくなる。

今回のマップを見ないでのクリアでは、右上から進んでいる。解くパズルは少なくなり、楽だが、主にふしぎな床の水槽を通過する必要がある。

また、両方のルートの組み合わせもあるかもしれない。

■1マスの空間の上にふしぎな床と大きな水槽

エレベーターで上ったら、1マスの空間のところに出て、上にはふしぎな床(バリア)があるという場所がある。

この場所はかなりやっかい。ふしぎな床が止まっている間に垂直ジャンプして、タイミングよく、ふしぎな床より上の高さにいる間にふしぎな床が動き出して乗れるようにする必要がある。

ふしぎな床は8秒ぐらいごとに動いて乗れる状態と、止まって通過する状態が切り替わる。上にあるエレベーターは1秒ぐらいごとに半マス移動する。これを目安にしてふしぎな床が止まってから8秒数えて垂直ジャンプすると、運よくタイミングが良ければ、不思議な床に乗れる。しかし、かなり難しい。早すぎても、遅すぎてもミスになってしまう。

また、うまくふしぎな床に乗れても油断できない。先は水地帯なので酸素ボンベを取る必要があるが、これを取るのもけっこう苦戦する。左の足場はベルトコンベアになっているので、ベルトコンベアに乗ったらすぐにいったんジャンプして体勢を整える。そして、さらに左にジャンプして酸素ボンベを取る。

以降で緑の鍵が2つ増えることになる(4つ獲得できて2つ使う)。酸素ボンベを使うため、2回ここを通ることはできない。

また、このルートを進むためには、鍵が残っていないと、戻ることもできずに詰んでしまう。

通常は、さらに上の部屋に行く。主に赤鍵が必要。その後は、パズルを解いて右上に行く。または、このパズルを解かずに、左に進み、左上のパワー光線のところにたどり着いて左上のルートに進む方法もある。左上側にある別のパズルを解く必要がある。

別ルートでは、ピンクの鍵が多く必要の上にかなり難しいパズルを解く必要がある。上記の部屋を左に進んだ時と同じように左上に進むことは可能。このパズルの解き方は以下に。この別ルートの使い方は未知数となっている。

■マルガリータ姫

100の部屋のどこかにいるマルガリータ姫。城の右上までたどり着けばあと少し。マルガリータ姫のいる部屋では、赤い鍵が上の通路で1つ、下の部屋では3つは必要になってくる。部屋の前後には赤い鍵が置いてあるので、足りなくても探すと取れる赤い鍵があったりする。

マルガリータ姫のところまでたどり着くとついにクリア。かなり大変なので、クリアすると感動が大きい。

ちなみに、今回はマップアイテムは取ってクリアできた。

難しいパズルは解かなくても良いことも多い。重要なパズルを解く感じになる。

説明書によると、"「キャッスルエクセレント」のパズルは、とてもむずかしいけど、必ず解けるはず" とのこと。

紫禁城倉庫番フラッピーバベルの塔裏面リトル・マジック(スーパーファミコン)といったパズルを解いてきたことで、前回解けなかったパズルが解けた。

高度なパズルで解けると驚きがある。クリアには解く必要がないような難しいパズルを解いた時の記事は、キャッスルエクセレント(その3)[難しい部屋の解き方編]に。

かなり忍耐が必要なゲーム。音楽が良く、グラフィックも良いので、気長にのんびり進めていく。違う進み方をすると、けっこう思ったより進めたり、新しい発見があったりする。こうすると詰みになるというのも大きな発見で一歩進んだことになる。

手書きマップを見ないでクリアできてうれしい😊🏰