パズルボブル3デラックス(DX)
タイトー
プレイステーション
マリナを主人公として使えるパズルボブル。天井反射、支点、レインボーバブル等はこのパズルボブル3からのものになる。バランスが良い作り。
■マリナ
さっくりした雰囲気を持ち、バブルをたくさんドカンと落とすと「サイコー!」と言ってくれる。そのリズムで次々にノーコンティニュークリアを達成していく。
■ゲーム内容
●支点
まわりにくっついているバブルをすべて消すと消える。
この支点はパズルボブル4と若干違うところが1つある。それは、天井の上にあるとき、パズルボブル4では、そこにくっつくのだが、パズルボブル3ではくっつかずに反射する。支点が天井の下になったときにくっつくようになる。
●レインボーバブル
くっついているバブルを消すとその色に変わる。配置専用のバブルで発射することはない。色が変わったときのバブルは、発射したバブルと同じ扱いになり、そこでさらに色が3つ揃うとさらに消える。パズルボブル3では、パズルボブル4に比べて力強いエフェクトでそのことがわかりやすい。
●メタルバブル
発射専用のバブルで、特定のラウンドの特定のタイミングで出てくる。進行上のバブルをすべて消す。パズルボブル2では出たらクリア確定だったが、パズルボブル3では大幅に弱体化し、おじゃまブロックや支点ブロックに当たると消えてしまう。そして、メタルバブルが出てくるラウンドでは必ずおじゃまブロックや支点ブロックが多く配置されている。壁や天井にうまく反射させておじゃまブロックや支点ブロックをかわすように発射してたくさんバブルを消せるラウンドもある。
●スターバブル
当たったバブルと同じ色のバブルをすべて消す。主にラウンドに配置されているが、特定のタイミングで発射できるラウンドもある。
●ランダムバブル
そのときによって色の配置が違うラウンドがある。それはランダムバブルが配置されている場合で、色の配置によって難しさが変わるラウンドもある。また、スターバブルで消す色がそのときの状況によって異なることもある。
●バブルを落としたときの点数
バブルを落とした個数などで、以下の点数が入る。他のパズルボブルも同様の点数になっていると思われる。
20
40
80
160
320
640
1280
2560
5120
10240
20480
40960
81920
163840
327680
655360
1310720
2621440
5242880
10485760
ただし、ラウンドによってたくさん個数を落としても1310720点どまりだったり、10485760点まで行くことがあったりと、計算方法は、はっきりとはわからない。。。
後に見つけた1310720点と10485760点の違いは、パズルボブル2 (その11)に。また、パズルボブル2 (その10)に見つけたときのことが。
●ステージクリア時のタイムボーナス
5秒までは500000点が手に入る。そのあと少しずつ時間によって減少し、49秒ぐらいで0になる。1秒よりも細かく分かれているようで、同じ秒数でも点数が少し異なるため計算方法は、はっきりとはわからない。。。。
ちなみに、どんどん進むラウンドでは、秒数の基準が異なる。ゾーンBをパーフェクトを取りながらけっこう速めにクリアすると500000点が取れる。
■アーケード
「ひとりでパズル」「ひとりで対戦」「ふたりで対戦」の3つのモードを選択する。
◆ひとりでパズル
ゾーンを選択しながら6ゾーン30ラウンドをクリアする。最終ゾーンをクリアするとエンディング。最後にクリアしたゾーンによって異なるエンディングが見れる(7種類)。
キャラクターは、マップ画面で方向キーの上下で選択できる。選んだキャラクターによる難しさの違いはないが、ランキングでの顔の表示に使われたり、エンディングでそのキャラクターのグラフィックが表示される。
一般の方々からの作品も各ゾーンのところどころにあり楽しい。一般の方々からの作品には、ラウンド開始前に名前が表示される。
●ふつう
通常の5ラウンドクリアするゾーンのほかに、どんどん進む1つのラウンドのゾーンがある(B,D,G,I,K,Mの6ゾーン)。
バブルを発射した数によってどんどんバブルが上から増えていく。ゲージがいっぱいになったところですべてのバブルを消すとクリア。ちなみに失敗してコンティニューすると途中からはじまる。
どんどん進むゾーンにはマップ画面で敵が回っている。どんどん進むラウンドは1つ5ラウンド分になり、次のゾーンでは5ラウンド増えたラウンド数になる。
どんどん進むステージでは、パーフェクト(画面上のバブルをすべて消す。おじゃまブロックは含まない)を取ると、一気に大きくバブルが下がる。そこでバブルがぎっしり詰まった部分になるとピンチになってしまう。
その後が簡単な部分、ゾーンBや、各ゾーンのゴール近くではパーフェクトを比較的安全に取ることができる。
パーフェクトを取らないようにするには、その色を消すとパーフェクトになるというときは、消えないように別のところにくっつけるなどをする必要があるが、それが難しい状況やうっかり消してしまったということもある。
そこに気をつければ、ひとりでパズルのどんどん進むステージは、チャレンジモードのどんどん進むステージより楽なことが多く、他のゾーンと比べてもクリアしやすいことが多い。しかし、ゾーンDは最初の部分がけっこう難しい。
ひとりでパズルふつう各最終ゾーン7つ(U,V,W,?,X,Y,Z)でノーコンティニュークリアを達成することができた。達成できたときはかなりうれしい★
ふつうのときのマップは以下のとおり。緑の部分はどんどん進むゾーン。
●パズルボブル2.5
パズルボブル2のラウンドをアレンジしたラウンドが収録されている。そのため、どんどん進むゾーンはパズルボブル2.5にはない。
パズルボブル2をした人に対するひっかけもあり、たとえばゾーンAのラウンド3は、パズルボブル2では赤をスターバブルで消せばすぐにクリアできるが、パズルボブル2.5ではオレンジを消すとすぐにクリアできる。
元から大きく変化しているラウンドや、一般の方々からの作品もある。
全体的に「ふつう」より難しい印象。
マップは以下のとおり。
●ANOTHER WORLD
エンディングで出るコマンドをタイトル画面(PUZZLE BOBBLE 3DXのタイトルロゴが出ている画面)で入力すると、タイトル画面の右下にどらんくが表示される。その状態で、アーケードモードを始めると、ひとりでパズルの下に「ANOTHER WORLD」と表示される。
ふつう、パズルボブル2.5共に変化する。
ANOTHER WORLDでは、通常と大きくまたは若干変化させたラウンドになっている。通常とは攻略方法がまったく異なるラウンドから、違いがなかなかわからないラウンドもある。
また、一般の方々からの作品も、同じ名前が表示されるが、それも若干変更されている。
通常より難しくなっているラウンドも多いが、やさしくなっているラウンドもある。
◆ひとりで対戦
テンポ良い対戦でおもしろい。バブルを落としたり、たくさん消すと相手側にバブルを送り込める。ラインを超えたほうが負け。選んだキャラクターによって送るバブルに違いがある。また、キャラクターによってエンディンググラフィックが異なる。
ノーコンティニュークリアしやすいバランスになっていて、ふつうをノーコンティニュークリアできれば、難しいもノーコンティニュークリアできる可能性が出てくる。
以下は敵の登場順。どのキャラクターを選んでも変わらず、同じキャラ同士での対戦もある。
ラウンド1 バブルン
ラウンド2 チンクル
ラウンド3 プリチオ
ラウンド4 マリナ
ラウンド5 ムサシ
ラウンド6 ルナ・ルナ
ラウンド7 ジャック
ラウンド8 SSB
ラウンド9 デブルン
ラウンド10 どらんく
ふつうをノーコンティニューでクリアするとデブルン、難しいをノーコンティニュークリアするとどらんくが使えるようになる。
ちなみにパズルボブル3は最初に自動でスコアデータと隠しキャラ取得データをロードするが、オートセーブ機能はないので、スコア、隠しキャラ取得データのセーブにはオプションの「MEMORY CARD」から「DATA SAVE」を選ぶ。
マリナから強くなり、ルナ・ルナ以降難所が続く。SSBがノーコンティニュークリアの大きな壁。
バブルの下にバブルをぶら下げて、ドカンと落とすのが基本になる。1個2個でもある程度効果がある。たくさん落とすとより効果的で一気に勝負を決める可能性が増えるが、危険も増えるので、状況によってどの段階で落とすかの駆け引きになる。
あと少しでバブルを発射すると下に下がり、そうすると負け確定という場合、敵ももう少しでラインを超えそうなときは、ぎりぎりまでバブルを発射しないで待っていると敵が自滅することがある。
◆ノーコンティニュークリア
パズルボブル3は、若干ノーコンティニュークリアしやすい印象があるものの、これだけ多くノーコンティニュークリアができるとは思わなかったため、とてもうれしく、感動の大きい作品となっている。
●ひとりでパズル
▼ふつう
Y (B-D-H-M-S-Y) [マリナ]
X (B-D-H-M-R-X) [マリナ]
W (B-E-H-L-Q-W) [ルナ・ルナ]
U (A-C-F-J-O-U) [マリナ]
? (B-D-G-L-Q-?) [マリナ]
V (A-C-G-K-P-V) [チンクル]
Z (B-E-I-N-T-Z) [マリナ]
▼ふつう ANOTHER WORLD
Z (B-E-I-N-T-Z) [マリナ]
W (A-C-G-L-Q-W) [マリナ]
X (A-D-H-M-R-X) [マリナ]
V (B-D-G-K-P-V) [ルナ・ルナ]
▼パズルボブル2.5
X (B-E-H-L-R-X) [マリナ]
? (A-D-H-L-Q-?) [マリナ]
Y (A-D-H-M-S-Y) [マリナ]
W (A-D-G-L-Q-W) [マリナ]
▼パズルボブル2.5 ANOTHER WORLD
U (A-C-F-J-O-U) [マリナ]
●ひとりで対戦
▼ふつう
マリナ
チンクル
▼難しい
マリナ
■チャレンジ
段位を認定するモード。
パズルボブル4よりも全体的に判定がやさしいようで、パズルボブル3では名人を次々獲得。マリナ、チンクル、ルナ・ルナ、バブルン、ダークドランクで達成。チンクル、ルナ・ルナ、バブルン、ダークドランクでは、ステージ2やステージ5でミスしているにもかかわらず、すべて優だったので名人という意外な結果に。
マリナは、ステージ5はかなりの緊張感だったが、運よくノーミスで名人を達成できた。
マリナは、ステージ3の後半の、スターバブルとおじゃまブロックの組み合わせが長く続くところが最難関。斜め反射でおじゃまブロックの間を縫うようにしてスターバブルを消していく。
ただ、まだ「十段」という段位にはなったことがない・・?
また、パズルボブル4では、「優」「良」「可」「並」「駄」の順だったが、パズルボブル3では並と可の位置が逆で、「優」「良」「並」「可」「駄」の順番のような気がする・・?
●ステージ1 クリアしよう
クリアしたステージ数が多いほどより高い評価になるステージ。すべてクリアすると優になる。しかし、2回ミスしても良だったりすることもある。
●ステージ2 急げ!急げ!
パズルボブル4の急ぐステージ同様、なかなか急げないステージが多いものの、ふつうにクリアしていけば優になるステージ。ミスしても優になりやすいが、4回ミスすると良だった。
●ステージ3 どんどん進め
パズルボブル4では失敗するとほとんど駄になるが、パズルボブル3では失敗しても、進んだ距離によって良になったりする。そのため、パズルボブル4より楽な判定になっている。
しかしクリアしようとするとゴール付近がかなりシビアなことが多い。
●ステージ4 たくさん落とそう
パズルボブル4は優にするにはものすごくシビアだったが、パズルボブル3では、ある程度ドカンと落としていけば優になることができる。また、ドカンと落としやすいラウンドも多い。
●ステージ5 バブルをケチろう
パズルボブル4同様、かなり難しいステージが多い。判定は、1回ミスして優だったこともあることから、ややパズルボブル4よりやさしいところもある。
■とことん対戦
連勝記録に挑戦するモード。7連勝するごとにPS版オリジナルキャラクターが出てきて勝つと、その後にそのキャラクターが使えるようになる。
ひとりで対戦と変わらない強さの上にひとりで対戦の難しいのパターンも頻繁に登場するなど、敵は手ごわく、7連勝するのはかなり大変なことになる。コンティニューを繰り返し、文字通りとことん対戦することになる。
ちなみに、各キャラクターの名前は説明書には載っていなかったため、以下のページを参照。ありがとう~★
http://game333.web.fc2.com/PS/PS_ha_PuzzleBobble-3DX.html
最初7連勝すると、パヤパヤ、
2回目に7連勝すると、ピッチ&チャップ、
3回目に7連勝すると、ダークドランク、
が出てくる。そのときの対戦曲はボスの音になる。
ちなみにダークドランクは通常のどらんくの色違い。チャレンジのステージに違いがある。ひとりで対戦でのエンディングは同じ。
出てきた各キャラクターに勝てば、その後各モードで使うことができる。出てきたキャラクターに負けても何度もコンティニューできるので、とにかくそのキャラクターに会うのが目標になる。
キャラクター取得後はオプションの「MEMORY CARD」から「DATA SAVE」を選んでメモリーカードにセーブするといつでも使える。
とことん対戦でのコンティニューは重要で、パヤパヤのあとで負けてコンティニューしたあとで次7連勝するとピッチ&チャップが出てくる。
コンティニューしないでとことん対戦を終了すると、次にとことん対戦を最初から始めて7連勝して出てくるのはまたパヤパヤになる。
そのため、ピッチ&チャップを使えるようにするにはコンティニューしながら2回7連勝、ダークドランクを使えるようにするにはコンティニューしながら3回7連勝しなければならない。ちなみに14連勝すれば2キャラに会えることになる。
敵に有利なバブルの配置やバブルの色順が続くことがあり、そういったときはなかなか連勝記録は伸びないが、逆にこちらに有利なバブルの配置が続くこともある。そのときがチャンスで、知らず知らずのうちに連勝していくことができる。何連勝したか気にならないぐらいのリズムが続けば7連勝になりやすい。6連勝で負けたときの脱力感は大きい。。。
10ラウンドクリアすると次の10ラウンドは色が変わったキャラクターが出てくる。この色が変わったキャラクターは、バブルの降らし方が通常の色のキャラクターと異なり、より手ごわくなっている。ちなみにそこで青いどらんくも通常の対戦音で出てくるが、これはダークドランクではない。
敵キャラクターの登場順は、そのときによって違うが、最初の10ラウンドの順番がそのまま次の10ラウンドの順番になる。
ラウンド表示は最高で99までで、それより後は数字は変わらない。
負けたあとの画面で、連勝数によって絵が出来ていく。どこまで連勝すると完成するかはまだわかっていないが、12連勝だと完成することを確認。
ダークドランクを入手したら、7連勝しなくても、5連勝で歓声が聞こえるので、気楽に楽しめるモードになる。
■コレクション
一般の方々からの作品が1025個も収録されている。パズルボブル4では、231個だったので、その4倍半近くというものすごい量になっている。
ラウンド開始前に名前が表示されるのが便利なところ。名前は英数字のみで、収録順はAから順番にアルファベット順になっている。
方向キーの下でA・B・C・・・と順番にアルファベットの最初のラウンドに移動できる。上でその逆順になる。
ひとりでパズルに登場するラウンドも収録されている。
気楽に楽しめるモードながら、1から順番にクリアしようとすると、一度に少しずつ進むにしてもかなりのボリュームでパズルボブルの修行をしているかんじになる。
難しいラウンドがところどころにあり、中には、超高難度ラウンドもある。
NO.0847が200回チャレンジしてもクリアできなかった・・・;;そこだけ飛ばして進めることに。。。
他にミス回数が3回以上のラウンドを紹介。
NO.0826 = 170回
NO.0201 = 29回
NO.0193 = 19回
NO.0666 = 13回
NO.0767 = 11回
NO.0667 = 6回
NO.0119 = 5回
NO.0596 = 5回
NO.0597 = 5回
NO.0922 = 5回
NO.0158 = 4回
NO.0309 = 4回
NO.0170 = 3回
NO.0183 = 3回
■エディット
作れる作品はパズルボブル4と同じく、ワイドラウンドも作れる。
「パズルを作る」で25ラウンド作れる。
作ったらテストプレイで確認。テストプレイではガイドラインが表示される。
エディットのメニューの「メモリーカード」のセーブでエディットデータのセーブをする。
エディットデータは自動的にロードされないので、電源を入れて再開したあとは、はじめにエディットのメニューの「メモリーカード」のロードで作りかけのデータをロードする。
「パズルを遊ぶ」で実際に遊ぶことができる。チャレンジと同じマップが表示され、5ラウンドごとに1~5の数字を進んでいく。そのマップ画面でひとりでパズル同様に上下でキャラクターを選択できる。
ひとりでパズル同様にラウンド1や、コンティニュー後のみガイドラインがある。ラウンド1はガイドラインがあることを前提にしたラウンドにできる。
25ラウンド全部作っていない場合は、作ったところまで遊ぶことができ、その最後にはエディット中ということを示すグラフィックが表示されて終了する。
25ラウンドすべてクリアするとエンディングになる。
エンディングはエディット用の特別なグラフィックが表示される。
その後のスタッフロールは他のモードと同じ。
そして、スタッフロールのあとにさらに専用のグラフィックとメッセージが表示されてけっこう達成感が大きい。
ちなみに、パズルボブル3のエンディング曲は、ひとりでパズルのラウンド6~ラウンド10、ラウンド26~ラウンド29に使われている曲のアレンジ。この2つの曲はパズルボブル3のメインテーマ曲でとても良い♪