2014/05/22

紫禁城(ファミコン版)

紫禁城(ファミコン版)
東映動画/SCAP TRUST
ファミリーコンピュータ

紫禁城のファミコン版。全150ステージ。しかし、実質149パズル???

というのも146面が通常の方法ではクリアできない面の様子。。。

この点を除けば、全体的に、ゲームの鉄人THE上海の紫禁城よりやさしめで、次々に解いていくことができる。それでも適度に手ごたえがある面もあり、ゲームの鉄人THE上海の紫禁城にはない仕掛けもあるなど、別のゲームとしておもしろい。


情報は、以下のページを参照。すごくありがとう~★♪
ど~する?ど~しよ?様
http://arrowhead.blog25.fc2.com/blog-entry-331.html

「FCのゲーム制覇しましょ」まとめ様
https://w.atwiki.jp/famicomall/pages/1064.html

■146面

146面の対処方法は、今のところ以下の3つがある。

●方法1 邪魔牌すり抜け

この方法はど~する?ど~しよ?様の方法になる。とてもすばらしい情報。

まず、横の一萬を押して消す。

次に、その下の二萬を下に押して邪魔牌にする。

そして、上の1ソウを消す。

そのあと、一番上まで行って、左の壁を3秒以上押す。

そして、左ボタンを離したあと、1手戻るボタンのAボタンを押して、Aボタンを離すと同時ぐらいに右ボタンを押す。
私には、左の壁を3秒以上押したあと、右ボタン+Aボタンを2回トントンと押すようにするとタイミングがとりやすい様子。

すると、1番上の段に今まで無かった邪魔牌が現れ、その邪魔牌の中に移動する。そこでそのまま右にすり抜けることができる。

失敗しても再びやり直せることが多い。

ちなみに、1ソウは消さなくても、上記の操作をすることで邪魔牌をすり抜けることができる。1ソウを消さなかった場合、成功すると上から2番目の邪魔牌が左右どちらからも通過できるようになる。ただし、1ソウを消さない場合は、失敗したときに最初から手順をやり直しになる点が最初の方法より難しいところ。

●方法2 147面のパスワード

146面まで行ってクリアできないことを確認したら147面のパスワードを使う方法。

147面のパスワードは、33031505

ちなみにパスワードは、同じ面でもメニューを出すたびに変わる。

さらにそのパスワードを得る方法は、方法3を参照。

●方法3 ステージセレクト

これは私が偶然見つけた方法になる。

まず、128面をクリアする。

そのあと、129面が始まるので、そこでBボタンでメニューを開き、「めんをえらぶ」を開く。

すると、LIMITが128のままSTAGEが129という状態になる。

STAGEは通常、LIMITより大きい数字を選べないが、LIMITよりSTAGEのほうが数字が大きいという特殊な状態になっている。

この状態だと、右を押すことでどんどん数字を増やすことができ、クリアしていない面も選べることになる。これで147を選べば、146面をクリアせずに147面を選択し、そこでパスワードを得ることができる。

「つぎのめんにすすむ」を選んでも、同様にクリアしていない先の面に進める。

さらにこの状態だと、全150ステージだが、151以上の数字も選べる。151以上のステージを選ぶとバグ面に突入する。これらのバグ面はバグの牌が点々と置いてある。ゴールがないためクリアできない。押せないことが多いが押せる牌もあったり、そこに移動してもすり抜けるものもある。落とし穴もあり、落ちるとバグ牌の配置が変わる。バグ牌を押すと突然巨大化することもあったなどインパクトがありおもしろい。ちなみに158以上を選択すると画面が緑のまま停止する。

151面以降でもパスワードが表示されるが、それは無効のパスワードになっている。

ちなみに129面以上のパスワードを使うと、通常通りLIMITもその面の数値になるので、これができない。また、LIMITが128のままSTAGEが129の状態で左を押して128以下の数値にすると128より大きい数値が選べなくなる。

■ゲーム内容

牌を押し、同じ牌を接触させるとその牌は消える。牌を消して道を切り開き、ゴールするとステージクリア。

数牌以外の牌が邪魔牌で、邪魔牌に牌を接触させるとその牌は邪魔牌に変わる。同じ牌の接触よりも邪魔牌の接触のほうが優先される。

ファミコン版には、落とし穴、消すと別のものが出てくる牌、特定の面をクリアしたあとデモがある、といった要素がある。

1面はけっこう難しいほうになり、最初はやや難しい面が続く。

■操作

Aボタンで1手戻る。戻れる手数は5手まで。

Bボタンでメニューが開く。

■メニュー

「ギブ・アップ」でその面を最初からやり直せる。

「ハイをかえる」で牌と操作するキャラクターを変更できる。最初は麻雀牌とキョンシーさんだが、他にナイトやニンジャがある。牌も変わるので難しい。曲も変化するので新たな気持ちでゲームできる。ちなみに、1面~9面までは、1面なら1の牌、2面なら2の牌というように数牌を組み合わせて構成されているので、そこで変えた牌がどの牌に対応するかを見ることができる。

「めんをえらぶ」で今までクリア面までで、面を選ぶことができる。

「パスワード」でパスワードの入力ができる。最初は必ず1面から始まるので、1面でメニューを開いてパスワードを入力して前回の続きをする。

メニューの一番下には、その面のパスワードが表示される。数字8文字になっている。

■落とし穴

落とし穴がある面もある。落とし穴があるところは画面では区別がつかず、落とし穴が仕掛けてあるマスに移動すると、落ちて、その面をやりなおしになる。

落とし穴は、そのマスを牌が通過するとふさぐことができる。ふさいでも画面に変化はないが、確実にふさがっていて、その上を通っても落とし穴に落ちない。

すでに牌があるところには落とし穴はない。

スタートからゴールまで遮る牌がない面では落とし穴がある可能性が高い。その場合、勘や繰り返し移動して落とし穴の場所を探るが、落とし穴の位置をマッピングするとより楽になる。

ファミコン版の紫禁城は、縦8マス、横14マスになっている(ゲームの鉄人THE上海の紫禁城は縦8マス、横18マス)

落とし穴に落ちなかったマスには○、落とし穴のマスには×をつけていくとわかりやすい。

■牌を消すと別のものが出てくる

牌を消すと、別の牌になったり、ゴールやつるはし、ワープ扉が出現することがある。

特定の牌を動かさずに消すと別のものが出てくる。

動かすと消しても別のものが出てこないが、動かすと特別な音がする。

●別の牌

消してもまた別の牌が出てくるので、それがゴールまでの道を塞いでいる場合けっこうやっかい。

しかし、出てきた牌がさらに別の牌になることはないので、別の牌になった場合は安心して消せる。

ゴールまでに必要な牌が画面上にない場合は、どこかに消すとその牌になる牌がある。

●ゴール

ゴールがない面もある。これは特定の牌を消すとゴールが現れる。

●つるはし

つるはしが出る牌がある。つるはしを取ると、キョンシーさんが点滅し、1つだけ邪魔牌や普通の牌を押しただけで消すことができる。

これで、通常の牌消しでは通れないところを切り開くことができる。

つるはしは出たらすぐに取らなくてもそのまま残る。つるはしを取ったら牌を押すことができないので、つるはしを使いたいところまであらかじめ開けておいてから取って使う。

つるはしを取って、間違ったところで使ったと思ってAボタンで戻っても、つるはしは復活しない。ギブ・アップしなければならない。

つるはしが2つあるところでは、1個つるはしを取ったあとで、まとめて2個目を取ろうとすると、つるはしを破壊してしまい、取れない。

●ワープ扉

入ると別の場所にワープする。ワープ扉に入ってもつるはしの効果は続く。

■エンディング

150面をクリアするとエンディング。けっこう凝っているエンディングでとても良い。

全体的に音楽も良く、タイトルやデモでは美しいグラフィックもあり、操作性も良く、楽しいゲーム。

唯一146面が謎めいており、謎が謎を呼ぶゲームになっていてインパクトが大きい。