マジカルドロップ
データイースト
スーパーファミコン
玉を吸い取ったり飛ばしたりしながら並び替えて縦3つそろえて消していくパズルゲーム。コンパクトにまとまった作りでおもしろい。グラフィックや音楽も素朴でとても良い雰囲気。
ちなみに、以下の動画を参照。すばらしいテクニックで、スターを使ってゲームレベル5のひとりモードをノーコンティニュークリアされている。私はまだまだここまではできないが、かなり参考になっていて精進中。ありがとう～★
https://www.youtube.com/watch?v=xK86mVztUuk
■ゲーム内容
赤、青、緑、黄の4色の玉（ドロップ）が1列ずつ上から降りてくる。
そこで、左右に移動して、上にある玉を吸い取って、そのあと左右に移動して玉を飛ばす。
このようにして玉を並べ替え、玉がぶつかったときにその玉と同じ色の玉が縦に3つ以上並ぶと消える。
そして、そのとき、その消える玉と接している同じ種類の玉も合わせて消える。これがマジカルドロップのパズルの特色になる。
同じ種類の玉であれば、何個もまとめて吸い取って持つことができる。そして飛ばすときはまとめて飛ばす。3個吸い取ったら、飛ばしたときは縦に3個並んで飛んでいく。
持っている玉と違う種類の玉を吸い取ることはできないので、別の種類の玉を持ちたい場合は、その前に持っている玉を飛ばす必要がある。
玉は飛ばしたり、上の玉が消えて浮いて上に飛んで、ぶつかったときに縦に3つ以上そろうと消える。そのため、上から降りてきて3つ縦に並んだり、動かないまま氷玉が変化して縦に3つ並んだ場合は消えない。
降りてきた玉が下のラインを超えたらアウト。
■スペシャル玉
スペシャル玉をそろえると、そのスペシャル玉と同じ色の玉がすべて消える。
スペシャル玉も玉の1つの種類と同じで、同じスペシャル玉を何個も持つことができる。3つ縦にそろえたとき、同じスペシャル玉が接しているとそのスペシャル玉もあわせて消える。
消える色の玉を持っている場合は、その玉は消えない。
以下のスペシャル玉がある。
COIN コイン（星）＝青
CUP カップ（盃）＝緑
SWORD ソード（剣）＝黄
WAND ワンド（杖）＝赤
キャラクターによってスペシャル玉が異なる。
スター＝コイン（星）＝青
ハイプリエステス＝カップ（盃）＝緑
フール＝なし
チャリオット＝ソード（剣）＝黄
デビル＝カップ（盃）＝緑 ＋ ソード（剣）＝黄
マジシャン＝ワンド（杖）＝赤 ＋ ソード（剣）＝黄
ワールドは、ピンク色で兜のような絵柄の特別なスペシャル玉になっている。そのときによって消す色が異なる。ランダムのような感覚。詳細ははっきりわからないが、何か法則があると思うときもある。
フールはスペシャル玉がないので難しく、通常のひとりモードをクリアするのも大変だったが、その分、フールに慣れると、他のキャラクターにも応用ができるのかもしれない。
■氷玉（ICE アイス）
氷玉自体を縦に3つ以上並べても消えない。消える玉に接していると、その消える玉に反応して、フィールド内のすべての氷玉がその消える玉と同じ色になる。
ちなみに、スペシャル玉に反応すると、すべての氷玉がスペシャル玉になる。
■連鎖
私はまだまだマジカルドロップの初心者なので、以下の解説はものすごく間違っているところが多いと思われる。。。
マジカルドロップでは、連鎖の方法は、主に2つある。
まずは、通常の落ち物パズルのように連鎖の種を組む方法。縦に3つ消えるとき、その消える玉と接している同じ種類の玉も合わせて消えることを利用して、縦3つの間に別の色をはさむ。そして、その隣の色を消すと、挟んだ下の玉が飛んで上にあがり、ぶつかってさらに消える連鎖になる。
もう1つは、マジカルドロップならではの方法で、玉が消えている最中に動いて吸い取って飛ばして縦3つにそろえる方法。
玉を飛ばしたあと、玉が消えている間、連鎖の最中、氷玉の変化、スペシャル玉の効果中には、ある程度時間があり、その間もキャラクターを動かしたり、玉を吸いとったり、飛ばしたりできる。そして、その間に縦3つそろって消えると、それも連鎖の数に追加される。この方法は、上の方法のように連鎖を組むよりも楽に連鎖でき、かなり効果的。
まず、スペシャル玉の効果中がかなり時間に余裕があるので、試しやすい。通常の玉が消えている間でも近くならばそろえて連鎖になるので、それができるとスペシャル玉がないときでも多段連鎖ができるようになるが、それは私にはまだまだマスターできていないので、ひとりモードのレベル5のノーコンティニュークリアはできていない。。。
ちなみに玉が消えている間などで、取ろうとしても取れない玉もある。飛ばしてすぐの玉を取ることはできないような気がする。
連鎖をすると相手に攻撃玉を降らせることができる。多くの連鎖ができると、一度に何列も下に下がるので強力。攻撃玉の玉の組み合わせはキャラクターによって異なる。
■おぷしょん
ドロップの形を変更できる。2番目の形は、通常と同じように見やすく、色ごとに形が異なり、ハートや星の形などがあり楽しい。
背景の明るさも変更できる。
■隠しモード
各モード選択で横を押していると、通常は縦長に表示されている「モードせれくと」の文字が通常の大きさになる。そのまま横を押したままモードを選択すると、その選択したモードよっていろいろな追加モードが選べる。
●ひとりモードの隠しモード
ゲームレベルが選択できる。
GAME LEVEL 1
GAME LEVEL 2
GAME LEVEL 3
GAME LEVEL 4
GAME LEVEL 5
から選択する。
ゲームレベル5をクリアするとエンディングの最後に豪華なクリア画面が見れる。ちなみに、コンティニューしても良いので安心。
ゲームレベル5でのクリアは、スターでコンティニュー6回が最高。。。ついでハイプリエステスの7回。
ちなみにこのゲームでは、エンディング後、画面が停止してボタンを受け付けなくなるが、ゲームレベル5のクリア画面のあとリセットボタンを押してゲームを再スタートすると、かんがえモードがURAになったり、ふたりモードで隠しモードのコマンドを入力しなくてもワールドがとことんモードで使えたりする。
●ふたりモードの隠しモード
ワールドが使えるようになる。さらに、キャンセルして戻れば、とことんモードでもワールドが使えるようになる（ひとりモードやかんがえモードはワールドは使えない）。
ちなみに、A、Bボタンで決定、X、Yボタンでキャンセル。
●とことんモードの隠しモード
「じかんモード」で制限時間を選べる。
とことんモード
1ぷんモード
3ぷんモード
5ふんモード
10ぷんモード
から選択する。
各制限時間ごとにランキングが違い、得点も異なっている。
●かんがえモードの隠しモード
「じかんモード」のみが選べる。じかんモードでは、時間が計測され、1から順番に解いていく。手数制限はないが、玉が2つ以下の詰みになるとゲームオーバーで1からやりなおしになるのが厳しい。そのため、メモなしでは困難のように思える。
●おぷしょんの隠しモード
「おんがくモード」になり、「こえ」と「おと」を選んで聴ける。「おはり」を選ぶと終了。
■かんがえモード
全30問。指定されたボタン操作回数以内で画面上のすべての玉を消すと正解。
1回吸い取って1回、飛ばして1回と数える。
吸い取って飛ばすで2回のボタン操作になる。飛ばしたあと残り操作回数が1回以下になると不正解。
2回連続で吸い取ったあと、飛ばすで3回のボタン操作になる。
ボタン操作回数が奇数のときは、1回は2連続で吸い取る操作があることになる。
玉は同じ色が3つ以上縦に並ぶと消えるため、飛ばして玉が消えた後、2つ以下の色があると、即不正解になる。
指定された回数より少ない場合は「よくできました」と表示される。
30問は選択でき、解いた問題は色が変わる。正解すると、次の解いていない問題に移るが、問題選択になっているので、確定してから問題を始める。
問題に不正解の場合、「つづける」か「やめる」か選べる。「つづける」を選ぶと、問題を選択してから問題がスタートする。
「やめる」を選ぶとタイトル画面に戻るが、再びかんがえモードを選ぶと、そこまで解いた問題のデータが残っているので安心。いったんやめて「おぷしょん」でドロップの形を変えて気分転換するということもできる。
キャラクターも選択できる（ワールドは使えない）。かんがえモードではキャラクターによる差はないが、好みのキャラクターでパズルを解き進めることができる。
●解き方のメモ
バッテリーバックアップやパスワードはないので、電源を切ると解いたデータが消える。1問解くのもかなり大変で、しかも解いた問題でも手順を忘れやすいので難しい。
そこで、解いた問題は手順をメモすると確実。幸い、問題を正解したあとすぐに同じ問題に戻ることができる。
メモの仕方は、まず、画面の左から順番に、1、2、3、4、5、6というように番号をつけておく。
そこで、吸い取った場所の番号と、飛ばした場所の番号を順番に書いていく。
吸い取ったときには番号を丸で囲むとわかりやすい。
必要な問題は少ないが、特別な操作もある。
まず、玉を飛ばして玉が消えて連鎖している間に玉を吸い取るという操作。これで、通常は連鎖で消えてしまう玉を持ってキープすることができる。あとは連鎖が終わったあとでその玉を飛ばす。
この操作は番号をひし形で囲むことにする。
さらに必要な問題は少ないが、上の操作を発展させた操作もある。上の操作は、持ったまま待ち、連鎖が終わったあとでゆっくり普通に飛ばしたが、連鎖中に吸い取った玉を連鎖中に飛ばす場合もある。たとえば、持ったままだと、持った玉だけが残ってしまう場合に使う。
この場合は番号を三角で囲むことにする。
このように各問題の手順をメモして少しずつ解いていく。すべての問題を解き30問のメモが完成したら、各問題を通してそのメモのとおりに操作していくと全問クリアが達成できる。
ただ、メモを間違って書くと、そこでものすごく悩むことになる。ということが実際にあった。。。
●コツ
問題を見て多段連鎖をすぐに浮かぶのは、私には無理。。。そこで試行錯誤でいろいろ試しながら、正解を探していく。
問題を解くには、まずは適当に消して、この問題の玉がどのように消えるかを見てみる。
そこで、孤立して残りやすい色や、横に3つ並んでいるなど縦3個につながらない部分をチェックする。
縦に3つ並ばせたり、縦3つに繋がるように配置していく。横に3つ並んでいる場合は2回連続で吸い取って2個にして配置する。
連鎖させてまとめて消す問題も多いが、数回に分けて消すこともある。
あとは、何通りもある消し方をいろいろ試してみると、たくさん玉が消えて、1個か2個しか残らないようなことがある。これはクリアに近いかもしれないので、その方向で進めていくが、違うこともあるので、その方向でなかなか正解できない場合は、別の消し方も試してみる。
どうしてもできないときは、違う日にチャレンジしてみると、違う見方ができて新たな方法が見つかることも多い。
●全問クリア
かんがえモードをクリアすると、豪華な画面とキャラクターが表示され、音楽もかんがえモードクリアの時用の特別な曲が流れる。とても良い楽しい曲で、達成感が大きい♪
その画面には、隠しモードの出し方とかんがえモードの裏の出し方を示すメッセージが表示されている。
●かんがえモード URA
裏面を始めるためには、まず、とことんモードを始める。
とことんモードでランキングに入り、名前を「URA」と入力してから、かんがえモードを選ぶと、裏面になる。
裏面といっても表面よりはるかに難しいわけではなく、むしろ若干楽に感じるところも多い。
裏面では、新たに最初宙に浮いている玉というものがある。この浮いている玉は、何か玉を消すと、すべて上に飛んでいくという特性がある。上に飛ぶのでそこで3つそろえば連鎖で消える。
裏面のかんがえモードをクリアすると、同様にクリア画面が表示される。そして表面と少し異なるメッセージになり、とても達成感が大きい★
■とことんモード
好きなキャラクターを選んで、ハイスコアにチャレンジするモード。
3分あたりから本格化し、かなり早く降りてくるようになる。最初はこの3分を過ぎたあたりが壁になる。
そこで、スペシャル玉を3分近くのところまで保持しておき、早くなり始めたらスペシャル玉を使うという方法を取ると、少し進めるようになる。
そして、スペシャル玉で消えている最中に吸いとって飛ばしてさらに消すとより先に進める。
スペシャル玉を4つ以上で消すより、3つで消すようにすると、スペシャル玉が途切れる確率が減る。
スペシャル玉がなかなか出なかったり遠い場合がピンチで、スペシャル玉まで掘っていくなど、かなり緊張感を持ってその状況に対処する必要がある。
かんがえモードを表裏クリアしたあと、より先に進めるようになった気がする。
ワールドはスペシャル玉の出る確率が高く、スペシャル玉を切らさずに使えば、長く進める。ただ、消える色がそのときによって違う。
ついでスターは、ワールドよりはスペシャル玉の出る確率が下がるが、それでも、けっこうスペシャル玉をそろえながら進めることができる。
私の最高は、スターで98653点（37分14秒）。ついでワールドの68258点（31分47秒）。
時間に対してとても点数が入っているときがある？？
獲得した点数は、少しずつ入るが、その点数が多い場合、ずっと「すこあ」が回り続けることになる。そして、ゲームオーバーになったあとも入り続けることもある。そのときはどこまで「すこあ」が増えるか期待して待つことになる。
■ひとりモード
同じキャラクター同士の対戦を含む6人の妖精に勝ち抜き、この世界を治めている女神「ワールド」に勝つとエンディング。全7ステージ。
キャラクターごとにエンディングが異なる。
手にしたら夢がかなう「マジカル・ドロップ」の獲得が目的。
最初の6人はランダムで出てくる。
6人に勝ったあとに出てくるワールドは、とても強い。あっという間にこちらが負けることも多い。
どの相手、レベルでも、何回もコンティニューしていると、スペシャル玉を起点とした連鎖などで運よく勝てることもある。
なんとか通常のひとりモードで、スターを使い、運よくノーコンティニュークリアすることができた。とてもうれしい★♪♫♬
