2020/01/21

アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃

アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃
テクモ
ファミリーコンピュータ

美しいグラフィックと独特なベースラインが印象的な音楽が良いアクションゲーム。サイドビューとトップビューの2種類の場面と、敵を倒して戦士を強くさせていくシステムが特徴。


用語は手持ちの説明書を参照。

ゲームの舞台は「聖地アルゴール」。そして、そのアルゴールの地から遠く離れた「アルゴス」の地より蘇った戦士を操作して、獣王ライガーを倒し、再び「平和の扉」を開くことが目的。

■操作方法

●Aボタン

ジャンプ。
空中制御可能。
特定の敵は踏みつけることが可能。ダメージを受けず、踏みつけた敵は少しの間動けなくなる。

ジャンプはトップビューでも使える。弾をよけることが可能。トップビューでは歩いている時には上下左右の4方向にしか動けないが、ジャンプ中は斜めを含めた8方向に移動できるので位置合わせしやすくなる。

サブ画面で「潜在能力」を使用。

●Bボタン

戦士の武器「ディスカーマー」で攻撃。連打でき、当たりも大きいので使いやすい。

上+Bで上にくさりガマを出す。
下+Bで下がくさりガマがかかる足場の場合はくさりガマで下に移動、かからない足場の場合はしゃがみ攻撃。

木のくいのところで炎のボーガンを出す。
サブ画面で「アイテム」を使用。

●方向キー

移動。下を押すとしゃがむ。
サブ画面では、上下で潜在能力・左右でアイテムの選択。

●スタートボタン

タイトル画面でゲームスタート・コンティニュー。
サブ画面を出す。サブ画面での潜在能力・アイテムの使用をキャンセル。

●セレクトボタン

ポーズ(サブ場面を出さない)。

■サブ画面

●体力メーター

サブ画面だけでなくメイン画面にも表示される。最初は3個。敵を多く倒すと体力の最高値が1つずつ増えていく。増えた時、増えた分は空の状態なので回復させる必要がある。最大12個。

体力メーターは、敵を倒したときにたまに出る「体力ターゲット」を取ると一目盛回復する。

敵に当たると1つは必ず減るが、敵の攻撃力が高く、戦士の胸力が低い場合は、2以上減る。

敵に当たったら少し反動で押し戻される。ホーリー・ダイヴァーよりははるかに反動が少ないものの、その反動で穴に落ちることもある。

●戦士の力

敵を倒し続けると、戦士の体が鍛えられる。腕力と胸力の2種類あり、どちらも重要。敵によって上がる力が決まっている。敵によっては数体ごとに上がるものもいる。どちらも最大は4095。

★腕力

攻撃力。これが高いと敵をより少ない攻撃回数で倒せるようになる。最初は30。

★胸力

耐久力。敵から受けるダメージが減る。特に一度に2以上減らすような敵の攻撃から受けるダメージを減らす。最初は10。

ただし、どんなに胸力が増えても、敵や攻撃に当たれば1ダメージは受ける。

●精神力

敵を倒すと、ときどき「精神力カプセル」が出ることがある。2種類あり、★1つの小さい精神力カプセルは1目盛、★2つの大きい精神力カプセルは3目盛分増える。最大で7個。

●潜在能力(せんざいのうりょく)

方向キーの上下で→を動かして選択して、「Aボタン」で決定すると、精神力が消費されて潜在能力が発動する。

★パワーアップ(ぱわああっぷ)

精神力3使用。ディスカーマーのくさりがのびる。1回のみ。使ったあとで操作ミスで使おうとしても使えない=精神力が減らないので安心。

コンティニューすると元の長さに戻るので、精神力を3ためて再びパワーアップを使う必要がある。

★戦士の気合(せんしのきあい)

精神力5使用。Bボタンで画面上のすべての敵に1回分の攻撃ができる。1回の使用で10回攻撃できる。

★体力回復(たいりょくかいふく)

精神力7使用。体力メーターが満タンまで回復。最大量の精神力を使うだけあって強力。

●選択するアイテム

2種類。方向キーの左右で↑を動かして、「Bボタン」で決定。

★体力回復剤

戦士の紋章を持った状態で特定の仙人に会うともらえる。体力メーターが満タンまで回復する強力なアイテム。

★ペガサスの笛

インドラ五神器ひとつ。その笛の音は奇跡を呼ぶといわれているアルゴールに伝わる不思議な笛。

●常時使えるアイテム

5種類。持っているだけで使える。

★仙人のくさりガマ

このゲームの特徴の1つ。最初は持っていないが、手に入った後は、上または下+Bボタンで出すことができる。

上を押しながらBボタンで上にくさりガマを伸ばす。上にくさりガマが引っかかる足場があれば、引っかかり、上り下りが自由にできるようになる。画面からはみ出るより上に伸ばすこともでき、その場合、その上の先に、くさりの長さで届く引っかかる足場があれば、そこに引っかかって、スクロールして登ることができる。

下にくさりガマが引っかかる足場にいれば、下を押しながらBボタンを押すと、くさりガマを伸ばしつつ下に降りることが可能。その場合、下が穴でも降りていって大丈夫で、スクロールして下に行ける。くさりの長さが届くところに足場があればそこに着地して降りることも可能。

ちなみに、くさりガマが引っかからない足場のときは下+Bはしゃがみ攻撃となる。つまり、くさりガマが引っかかる足場の時はしゃがみ攻撃はできない。

くさりガマを使っているとき、下が穴でも落ちることがない親切設計となっている。

★風の滑車

インドラ五神器ひとつ。

木のくいから木のくいに張ってあるロープを渡れる。

特にゲルロゼオでは、このゲーム最大の難所となる。

木のくいのところで「カシャ」という音が鳴れば、滑車はロープにはまっているので、そうしたら方向キーをいれて渡っても安心となる。

この「カシャ」という音を鳴らすのも難しい。コツとしては、戦士の手のあたりを木のくいに合わせて横に行くと成功しやすい気がする。

同じトップビューでも上下にかかっているロープは比較的失敗しにくいので安心。しかし、木のくいの中央あたりで進むと炎のボーガンでロープがかかるところで上下に移動すれば失敗しにくいが、木のくいの中央から左右にずれている場合、炎のボーガンでロープはかかるもののそのまま上下に行くと落ちるという場合もあるので気が抜けない。

★炎のボーガン

インドラ五神器ひとつ。

ロープが張っていない木のくいのところでBボタンを押すと、ロープを張ることができ、風の滑車で渡れるようになる。

自動ではロープを張らないので注意。

トップビューでは位置合わせがシビアなので、もし出なかった場合は少し位置を変えてみる。木のくいの前あたりでBボタンを押すといいかもしれない。

★戦士の紋章

インドラ五神器ひとつ。

特定の仙人が体力回復剤をくれるようになるうえに、くれるときにさらに全回復してくれる。すでに持っているときでも全回復してくれるので、全回復できる場所が増える。

★インドラのよろい

インドラ五神器ひとつ。戦士の胸力の増え方が多くなる。

■敵を倒すと出るアイテム

敵を倒すとときどき、精神力カプセル(小)、精神力カプセル(大)、体力ターゲットが出ることがある。

これは戦士が直接取るだけでなく、アイテムにディスカーマーを当てても取れるのが便利。

出たら一定時間たつと消える。

ちなみに、ボス級の敵を倒すと、たまに星だけのアイテムが出るが、効果はわかっていない。

■ゲームオーバーとコンティニュー

戦士の体力メーターがマイナスになるか、穴に落ちるかすると、即ゲームオーバー。

ちなみに、体力メーターが0の状態はまだセーフ。次に攻撃を受けるとゲームオーバーという状態。

ゲームオーバーの表示のあと、タイトル画面に戻るが、そこでスタートボタンを押せばコンティニューでき、ゲームオーバーになったエリアのスタート地点から始まる。

戦士の力・獲得したアイテム・体力の最高値もそのままゲームオーバー前のものになる。一部のボス級の敵も復活しない。

しかし、体力メーターは3からになり、回復させる必要がある。

また、精神力は0、パワーアップの潜在能力でのばしたディスカーマーのくさりの長さも最初に戻る。

■仙人・インドラ

アルゴールの地には、いたる所に仙人が隠れている。その場所の仙人によって、話をしてくれたり、アイテムをくれたり、体力を全回復させてくれたりする。

また、仙人と似ているが、アルゴールの地には、五人の闘神インドラが幽閉されている。インドラに会うと、五つの神器を授けてくれる。

ちなみに、仙人・インドラのところでは動いてアイテムを取ったりできるが、先には穴もある。これに落ちると、ゲームオーバーで、しかもスタートボタンでコンティニューするとゲームスタート地点まで戻される(戦士の力・獲得したアイテム・体力の最高値は通常のコンティニューと同じくそのまま)。

■ゲームの進め方

ここでは、私がノーコンティニューでクリアできた時の進め方のメモを紹介。

■スタート

特徴的なベースラインの音楽と、2重スクロールの夕日が美しいスタート地点。

亀のような「プラコケリス」はしゃがまないとディスカーマーが当たらない。

ぐるぐる回転する「ロルファ」は立ち攻撃も当たるが、スタート直後では少し固め。

どちらも踏みつけると一定時間気絶する。ほかに踏みつけることができる敵は、意外にも巨重兵士バーガンも踏みつけることが可能。ほかにもいるかもしれない。

プラコケリスは腕力・胸力ともに上がらず、ロルファは数回に1回胸力のみ1上がる。ここで戦っていても腕力が上がらない。

また、けっこう難しいため、ここは通過を目指し、先の先にある「ガラガンダ連峰」で鍛えたほうが安全。

通過中に倒した敵が落とした精神力カプセルは取っていく。3つたまったら「パワーアップ」の潜在能力を使っておく。

■スエル山地

音楽が切り替わる。スタート地点のベースラインの雰囲気を引き継ぎつつ、壮大なイメージの曲。背景の雪のある山脈も美しい。

ここもスタート地点と同様の敵が登場するため、先を急ぎ、次のガラガンダ連峰を目指す。

途中、ロープの登り降りができたり、初めての仙人がいたりする。
ロープにいるときも攻撃できるが、ロープの途中から飛び降りるということはできず、上まで登りきるか、地面まで降りるかになる。

■ガラガンダ連峰

岩が2段になっているところから「ガラガンダ連峰」となり、新しい敵が登場する。この敵は説明書に記載がないようだが、倒すと、腕力・胸力がともに1ずつ上がることが多い(上がらないこともある)。

そのため、ここである程度鍛えてから先に進む。ジャンプして倒そうとせず、降りてきたところを攻撃する感じで、比較的安全に倒せる。

そこにはプラコケリスやロルファも出てくるが、いままでよりは少なくなり、また、下の地面も広いので戦いやすい。

ここで、体力メーターを基準にすると、5~6目盛ぐらいになり、精神力が7つ、体力メーターが満タンの状態になったら、ゲルロゼオへ向かう。

■龍の哭く谷ゲルロゼオ(トップビュー)

明るく力強い曲のなか進む初めてのトップビュー画面。

始めてゲルロゼオに来たら、先ほどのガラガンダ連峰の仙人の情報のとおり、「西」(左)「北」(上)の順に進む。

実際には、上に行ったらさらに「東」(右)に行く必要があるが、そこのゲルロゼオの門にはくさりガマをくれる仙人がいる。

●ゲルロゼオの敵

地面からどんどん「ヒョーキング」が出てくる。

木の化け物「キノープル」は弾を出してくる。弾はジャンプでも回避可能。

●ゲルロゼオの地形

ガラガンダ連峰から出たところを西・北・東に進むとくさりガマをくれる仙人。

ガラガンダ連峰から出たところを東に進むと川がある。北に回り込んでさらに東に行くとロルセニア渓谷。その川を南・西に進むと西にロープが張っている。そこから滑車で原生林(ザギラの洞くつ)のある島に行ける。その西南の島の北にはドラゴ神殿に行ける木のくいの対がある。

ロルセニア渓谷(エルガの森)からさらに東に行くと、体力全回復の仙人で、かなり役に立つ。

そこからさらに先に進むとラグラサンド高地(天空の島ラルピウス)。

ちなみに川の東南には、戦士の紋章を持っていれば全回復+体力回復剤をくれる仙人もいるが、ほかの場所(ガラガンダ連峰・ドラゴ神殿・獣王ライガーの牙城)でももらえる。

●いろいろな進み方

くさりガマが手に入ったら、どこから進めるかはある程度選ぶことができる。

手に入った五神器を活用するような順番の進み方は、

ロルセニア渓谷~エルガの森で「風の滑車」を手に入れ、
原生山~ザギラの洞くつで「炎のボーガン」を手に入れ、
ラグラサンド高地~天空の島ラルピウスで「戦士の紋章」を手に入れ、
ドラゴ神殿で「インドラのよろい」を手に入れ、
ガルバの塔で「ペガサスの笛」を手に入れ、
獣王ライガーの牙城に進む。

しかし、天空の島ラルピウスには倒すと1体で腕力が18、胸力が19も上がる「巨重兵士バーガン」という敵がいる。序盤ではすこし難しいものの、何とか倒せる相手なので、これで鍛えるのが効率的。

さらに、「巨重兵士バーガン」の修行場は、2段階あり、くさりガマがあれば行けるところでは1体ずつだが、炎のボーガンがあると進めるところには2~3体もまとめて出てくるところがあり、非常に効率的に鍛えることが可能。

どのタイミングでどちらの修行場を利用するかによって順番が変わる。

これによってクリアしやすいゲームになるが、この「巨重兵士バーガン」で鍛えることをあまり行わない場合、ボスの強さを感じる手ごたえのあるゲームとなる。どこまで腕力・胸力が少ない状態でクリアできるかを試す楽しみ方もある。ちなみに、胸力2600ぐらいで体力メーターが10以上ならば、体力回復剤と体力回復精神力の両方を使えばなんとかクリア可能な範囲。3000以上あれば余裕ができてくる。

まず1つ目は、いきなり、ゲルロゼオの最東にあるラグラサンド高地から天空の島ラルピウスに向かい、そこである程度強くしてからロルセニア渓谷に向かう方法。ゲームに慣れれば効率的な方法。こちらは、まず、天空の島ラルピウスまでたどり着かなければならない。最初は、ラグラサンド高地のエプオルコンが1発で倒せないことが多いのでより難しい。その後、巨重兵士バーガンを倒せなけばならない。また、ここで強くしてからロルセニア渓谷に進むと、私の場合、緊張感なく進むことで穴に落ちやすいということも起きやすい。

もう1つは、まず、ロルセニア渓谷からエルガの森を攻略してから天空の島ラルピウスで修行する方法。こちらは、道中である程度鍛える必要があるうえ、ボス敵のエルガの出す弾に当たるとダメージが大きいため弾をよけ続けて倒す必要がある。

■ロルセニア渓谷

ロルセニア渓谷と、先のエルガの森では、緑色の敵「オレピス」が飛び出してくる。一見、ガラガンダ連峰の茶色の敵より強そうに見えるので、より効率的に鍛えることができそうな気になるが、実は、オレピスもガラガンダ連峰の敵と同じく上昇は腕力1・胸力1で、しかも上がらないことの方が若干多めなので、ガラガンダ連峰で戦うより若干効率が悪い。

この敵もジャンプで無理に倒そうとせず、地面で迎え撃って倒した方が安全。

しかし、上の方にある緑の足場に乗っていると、飛んでくるので当たる可能性がある。その上の足場では、立ち攻撃が当たらず、しかも、くさりガマがかかるため、しゃがみ攻撃ができないため、ジャンプでよけつつ下に降りて倒す必要がある。

緑の足場の上にくさりガマを出すと、引っかかり、上に登っていけるところがある。緑の足場はくさりガマがかかる地形なので、緑の足場から下に降りることも可能。

上下2階層以上になっているが、上の層で穴に落ちてもゲームオーバーなので注意。しかも、後半にはけっこう広い穴が連続してあり、ギリギリジャンプのような形でジャンプする必要もある。

また、ゆっくり戦士に向かってくる「モルゴリン」は耐久力が高め。待ち構えて軌道を先読みして垂直ジャンプ攻撃や立ち攻撃が当たるところまできたら攻撃する。

右端の門に入ると、エルガの森に切り替わる。

■エルガの森

森らしいリズムの曲と、緑と水面の美しい風景の場面。

穴の多い地形とくさりガマを使っての移動と、オレピスとモルゴリンは、先ほどのロルセニア渓谷と同じように進んでいく。

しかし、エルガの森には固有の「キナターノス」という敵がいる。弾を出す。ジャンプで越えることができるものの、出す間隔が短いため、遠くにいるキナタートスにはなかなか近づけない。そこで、「戦士の気合」を使って倒す方法が有効。

また、キナタートスが画面端にいる状態で左右に動いてスクロールさせると、消えたりするので、その方法も有効。こちらはボスに体力回復などの精神力を温存しておきたい場合や、コンティニュー後などで精神力が5未満のときに活用できる。

最初のキナタートスは上にいるため、近づけるので、通常の方法で倒せる。

また、この最初のキナタートスがいる木を登って上に行ったときに、左側に枝があるところでは、下の枝からギリギリ左に少し足を出して上にくさりガマを出すと、その枝に引っかかり上に登れる。そしてさらに上にくさりガマを出すと、体力全回復の仙人がいる。コンティニュー後などでけっこう便利だが、戻る時に下にモルゴリンがいるので注意。

右側の終盤にけっこう広い穴があり、そこはギリギリジャンプが必要。しかも、ジャンプ中にオレピスの集団が来ると、当たって穴に落ちるといったこともあるので、オレピスを出して倒してからジャンプする。ちなみに、このゲームでギリギリジャンプのようなジャンプが必要なのは、このエリア、ロルセニア渓谷~エルガの森のみ。

●ボス・エルガ

初めてのボス。ちなみにアルゴスの戦士のボス戦では主にBGMはなく、ボスの哭く声が響き渡る。

鍛えていないと、弾はよけにくく、当たれば2~3のダメージを受け、なかなか倒せず端に追いつめられたりする。ゲームオーバーになったあとスタートボタンを押してコンティニューすると、ここから始まるが体力は3なので厳しい。そのときは、ボスの部屋からいったん出て、鍛えなおしたり回復・パワーアップ・精神力をためたりして再度ボスに挑む。

倒したときに出る入り口に入ると、「風の滑車」をくれるインドラがいる。

ちなみに、ボスを倒した直後に弾に当たって少し押し戻されてボスの部屋の出口に入った場合は、もう一度ボスの部屋に入りなおす。出現したはずの入り口は消えているが、見えていないだけなので、右端に行くと、インドラのところに行ける。

■ラグラサンド高地

本来は炎のボーガンを入手してから来るエリアだが、くさりガマだけでも巨重兵士バーガンと1体ずつ戦えるところにはたどり着ける。

まず、ラグラサンド高地では、「エプオルコン」という飛龍が雷鳥のタマゴを落としてくる。ザコ敵としては特に手ごわい敵。

高いところに飛んでいる場合は、タマゴをくぐればよいが、低いほどタマゴが避けにくくなり、手ごわくなる。ジャンプ攻撃が届く高さの場合は攻撃して倒した方が安全なことが多いが、プラコケリスやロルファが地面にいるので難しい場合も多い。しゃがむと当たらないこともあるが、地面にも敵がいたりするとしゃがむのも難しい。

なんとかいろいろ行って進み、体力が少なくなってきたら体力回復の潜在能力を使って切り抜ける。

ちなみに、ここのプラコケリスやロルファはスタート地点・スエル山地・ガラガンダ連峰と異なり、倒すと腕力・胸力ともに1上がる。

■天空の島ラルピウス(前半)

まず、モルゴリンが登場する。ここのモルゴリンはロルセニア渓谷・エルガの森のモルゴリンと異なり、倒すと腕力・胸力が4上がる。

右に進み、上にくさりガマを出して登ると、仙人の扉のある、広い島にたどりつく。ここに巨重兵士バーガンが1体ずつ登場する。ここより先は炎のボーガンが必要。

超電磁波を出すのでジャンプでよけて攻撃する、を繰り返す。当たってもダメージ1なのですこし安心。

ちなみに、ジャンプでのよけ方では、垂直ジャンプでよけてみて、それでも当たりそうだったら右に空中制御で移動すると避けれたりする。

倒したら、画面切り替えのために下+Bでくさりガマで降りてまた登ると、また出てくる。慣れないときは、地面の下で超電磁波が出てから登ると安心。慣れてきたら登ってすぐジャンプしてよけるということも可能。

さきほどのラグラサンド高地でのダメージと、ここでのダメージが多くなったら体力回復の潜在能力を使う。

ここで体力メーターが9ぐらいになり、戻れるだけの体力または体力回復が使える精神力があれば、いったん戻って次のところ(ロルセニア渓谷または原生山)に進む。

■原生山

飛龍が飛びかう空をイメージする曲が独特な雰囲気を醸し出している。

その曲を含めて、ラグラサンド高地と同様だが、穴があったり、ロープを滑車で渡るところもある。滑車で渡っているときは攻撃できないので注意。そのときにエプオルコンが来ると回避しづらい。

さらにラグラサンド高地より距離が長いので、難しい。

■ザギラの洞くつ

今までになかったダークで重厚な雰囲気の曲のザギラの洞くつ。

新しい見た目の地面を這う敵がいるが、名前はわからない。プラコケリスが速くなった敵で同じように対処できる。

厚い土のなかに、薄い岩があるところがある。ここでくさりガマを使って昇降可能。

まず、最初の薄い岩のところから降りて、その後、いったん右側に降りたあと、左に進むと、左端に体力全回復の仙人がいる。原生山とここまででけっこうダメージを受けていることが多いので助かる。その後、来た道を戻って一番上の階へ。ここからずっと右に進んでいく。

滑車でロープを渡っている途中、下から火の玉が出てくるが、ここでは攻撃できないのでタイミングを見てよける。

いちばん右端の門をくぐると、スタート地点のような夕日の場面だが、背景の色が異なっている。出てくる敵もスタート地点と同じで、さらに戦士の力の上がり方もスタート地点と同じ。

再びザギラの洞くつに入ると、穴から火の玉が出てくるところが多くなる。この火の玉はディスカーマーの攻撃で消すことが可能。攻撃で消しつつタイミングを見てジャンプして超える。途中のモルゴリンも丁寧に倒していく。

●ボス

ボスはクモ。ボスの名前は説明書には書かれていない。同種の敵「ディメロブルーザー」が紹介されている。

部屋の壁を回りながら、ときどき天井から落下してくる。それを回避しつつ攻撃を当てていくが、攻撃を当てると方向転換する。

ボスを倒すと出てくる扉には「炎のボーガン」をくれる仙人がいる。これでロープの張っていない木のくいの対の場所にロープを張れる。

●その後の進み方

炎のボーガンを手に入れたら、同じ左下の孤島からドラゴ神殿にも進める。そうすると、滑車を使う回数を減らすことができる。往復するのもけっこう時間がかかるので効率的。

しかし、ドラゴ神殿はボスが強く、鍛えていないと大ダメージを受ける(ジャンプで弾をよけ続ければ倒せる)。また、ドラゴ神殿の途中には体力回復剤をくれる仙人がいる。

戦士の紋章がないと全回復+体力回復剤のポイントを利用できないため、通常は、まず、天空の島ラルピウスまで戻って戦士の紋章を手に入れてから来た方が安心。

■天空の島ラルピウス(後半)

水晶型の特徴的な岩山の形と、独特の雰囲気が美しい曲が印象的な天空の島ラルピウス。

炎のボーガンがあるので、最初の1体の巨重兵士バーガンいるところより先に進める。

くさりガマで下に降りていくことが多いが、どこの下に足場があるかは降りてみないとわからないようになっている。幸いくさりガマでは安全に降りることができるので、いろいろ降りてみて、降りれる場所を探っていく。

先の重要なポイントは、巨重兵士バーガンが2~3体まとめて出てくる長い足場のところ。ここで戦うと、どんどん戦士が強くなっていく。

ここで体力メーターが10~11になれば先に進む。10になったばかりでは先が手ごたえあるかんじになるが、11以上あれば万全。

●ボス

ボスの名前は説明書に書かれていない。同種の敵はデスピゴと思われる。

くさりガマで登って攻撃を当てていく。出す弾はジャンプでよけることもできる。

ボスを倒したときに出てくる扉に入ると、「戦士の紋章」をくれるインドラがいる。これで、特定の仙人が体力回復剤をくれるようになり、さらに同時に体力を全回復してくれるようになる。

■ドラゴ神殿(トップビュー)

ザギラの洞くつがあった左下の離れの島をぐるっとまわったの上のほうに、縦に2つのくいの対がある島がある。下からでは1つのくいしか見えない。縦のくいははじめてだが、炎のボーガンを持っている状態で、くいのところをいろいろ位置を変えながら上を向いてBボタンを押していると、ロープがかかる。微妙な位置取りで、なかなかかからないことも多い。くいの中央でロープをかけると、ロープがかかったところで上下にボタンをいれれば、カシャという音がなることが多い。しかし、くいの中央からずれているとカシャとならかなったりするので油断できない。

暗く寂しい雰囲気の曲の中進んでいく2つ目のトップビューのエリア。神殿の内部の黒いところは穴なので注意。また、縦のくいの対もあり、ドラゴの神殿に入った時のようにわたっていく必要もある。

キノープルが赤い色になっている。色の違いだけでなく、弾の量も多くなり手ごわい。戦士の力の上がり方にも違いがあり、腕力5・胸力5上がる。また、ヒョーキングも赤色になっている。腕力2・胸力3上がる。

もう1種類、新しい敵がいる。名前は説明書には載っていないが、地上を上下左右に歩く敵で、軸が合っていないと攻撃が当たらないため、手ごわい。ジャンプ攻撃などで軸を合わせて当てて倒す。倒すと、腕力15・胸力15も上がる。

中盤ぐらいに体力回復剤をくれる仙人がいる。戦士の紋章を手に入れたらここで体力回復剤をもらうと効率的。また、全回復もしてくれるようになるので、ここを回復拠点にもできる。

●ボス・ドラゴ

鍛えていないと、ダメージ量が大きい。

出す弾はジャンプで飛び越えることができることが重要になる。

ボスを倒したときに出てくる扉に入ると、「インドラのよろい」をくれるインドラがいる。

■ガラガンダ連峰~ガルバの塔

岩場で色が変わっていて、上が薄い岩になっているところにくさりガマをひっかけて昇降することができる。しかし、中央当たりにひっかける必要がある。左右端にひっかけると上に登れない。

山の一番高いところには体力回復剤をくれる仙人がいるので便利。

その後、炎のボーガンを使って右側へ進む。

エプオルコンが登場するので、けっこうダメージを受けやすい。

■ガルバの塔

焦燥感のある音楽の中、ボス級の敵と連続して戦う。途中、外の風景が見える窓が美しい。

●グジラ

まず、エルガの森のボス、エルガと同種の敵グジラがいる。合わせて3体もいる。

ガルバの塔でゲームオーバーになってコンティニューした時、倒すと上に登るロープが出現するグジラはコンティニュー後復帰しないが、2体目のグジラはコンティニュー後復帰する。

●ディメロブルーザー

ザギラの洞くつのボスと同種の敵。しかし、部屋がより狭く、しかも、登ってきたところは穴のようでダメージを受けて押されて穴のところに行くと落ちてゲームオーバーになってしまう。そのため、左側で戦ったほうが安全。

●ボス・デスピゴ

天空の島ラルピウスのボスと同種のような敵。

ボスを倒すと出てくる扉にはいると、「ペガサスの笛」をくれるインドラがいる。これでついに獣王ライガーの牙城に入ることが可能になる。

■ライルの塔

ライルの塔はロルセニア渓谷の一部分。

できれば、体力を全回復させ、ディスカーマーをパワーアップしていて、精神力7、体力回復剤を持っている(体力回復剤は獣王ライガーの牙城内でも入手可能)という状態で進むと万全。戦士の力(ステータス)次第ではいくつか少なくても大丈夫。

ここから上はくさりガマが必要という仙人がいるところの上にくさりガマを出すと上に引っかかり登れる。そこから何回かくさりガマをかけて上に登っていく。一番上にはついに獣王ライガーの牙城が見えるが、2体のモルゴリンがいるのでジャンプ空中制御なのでなんとか倒してからペガサスの笛を使うと、牙城への扉が出現する。

■獣王ライガーの牙城(トップビュー)

暗く静かな雰囲気の曲とともに、大きな城壁の周りを進んでいく。右に進むと、城内に入れる入り口がある。城内から敵が登場する。

また、途中穴もあり、ドラゴの神殿のときのように、くいのところでBボタンを押してロープをかけて渡っていくところもある。

敵は影のようになっている。

キノープルの影は弾をたくさん出す強敵。
ドラゴ神殿にいた歩く敵の影もいる。
さらに、ボス敵だったドラゴの影もいる。牙城ではザコとして出てくるためかなり手ごわい。

弾はジャンプしてよけることが可能。また、歩く敵もジャンプして位置合わせして攻撃を当てていく。

途中分かれ道があり、そこで下・右に進むと、体力回復剤をくれる仙人がいる。さらに体力も全回復してくれるので、ここまででダメージを受けていたら助けになる。ただし、この仙人の前の部屋には敵がいて、また、上には滝のような美しい場所がある。この滝の場所に何かあると思って上に進むと穴で落ちてゲームオーバーなので注意。

ちなみに、ゲームオーバーになったら牙城のスタート地点から体力3・精神力なし・パワーアップなしで始まる。扉があるので、ロルセニア渓谷に戻ることもできる。また、戦士の腕力・胸力が高く、体力回復剤をくれる仙人のところまで体力3で行ける場合は、そのまま進むことも可能。

後半は木のくいの対が多い。炎のボーガンを出して、慎重に滑車で進んでいく。木のくいの中央でロープを張ると、そのまま上下に動けば失敗しにくい気がする。

しかし、滑車で渡った先にキノープルの影がいるところは注意。渡ったらすぐにジャンプして前に出ないと、弾に当たってその反動で落ちる可能性がある。

●ボス・獣王ライガー

出してくる弾に気を付けつつ、ジャンプ攻撃でダメージを与えていく。しかし、弾はよけにくいので、体力回復剤や、体力回復の潜在能力を頼りにジャンプ攻撃を続ければ勝てたりする。

獣王ライガーを倒すとエンディング。コンティニューのありなしでのエンディングの違いはないようす。最初の場面でスタートボタンを押すと、次の場面に切り替わり、その後ボタン操作を受け付けなくなる。

ノーコンティニュークリアを目指すと、滑車等穴に落ちる可能性があるところで緊張感がある。なんとかノーコンティニュークリアできてうれしい😊⭐