2011/08/05

ココロン (COCORON)

ココロン (COCORON)
タケル
ファミリーコンピュータ

夢の世界が舞台のアクションゲーム。メルヘンなグラフィックで、全体的な音楽のクオリティも高い。


■キャラクターメイキング

まず、フェイス(顔)、ボディ(胴体)、アームズ(武器)の3つのパーツを組み合わせて、キャラクターを作る。キャラクターは6つ作ることになる。

フェイスとボディでは、ウェイトとライフが変わる。ウェイトはキャラクターの重さで、重くなると遅くなったり、ジャンプ力が小さくなったりする。逆に軽いと止まりにくくなったり、高いジャンプが逆に問題になったりする。

フェイスでは、スーパーアイテムの効果が変わる。スーパーアイテムとは、たまごをこわすと時々出てくる、丸くひかっているアイテムのこと。多くの効果は一定時間の効果が切れてしまうが、ロボットだけライフ全回復というかなり役立つ能力を持つ。

ヒーロー=パワーアップゲージが20
ニンジャ=無敵(体当たり攻撃はできない)
ロボット=ライフ全回復★
エイリアン=坂ですべらない
ファイター=無敵(体当たり攻撃できる)
モンスター=アタックポイント最大
ゴースト=空中で浮くことができる
?=上の効果がランダムで出る

ボディの中には特殊な効果をもつものもある。
ウィング=空中で浮くことができる
ジェット=空中で浮くことができる。ウィングより長い時間滞空できる。
ボート=水の上に浮くことができる
タンク=坂ですべらない

ウィングやジェットはフェイスの重さで滞空時間が変わる。そのため、1人目か2人目のどちらかは、軽量フェイスとジェットボディのキャラクターを作っておくことが大きなポイント。(状況によっては3人目でもOKだが1人目か2人目だと確実)。また、ボートのキャラクターも早いうちに作っておくとかなり役立つ。また、ボートだと、いちごの足場のしたのいちごのシロップの海の上も浮くことができる。(ほかのキャラだと落ちてミスになる)

武器は、パワーアップアイテム5個で1つレベルアップする。20個集めると最大の攻撃になる。最初は弱い武器も、最大になるとかなり強い武器も多い。はじめて最終ボスを倒したときの武器はメロディだった。メロディもかなり強い武器だが、ペンシルが一番強い印象。パラソル、ブーメラン、ボールもおもしろい武器。シュリケンは攻撃力が最も高い。
フラワー、クリスタルは他と異なり1発ずつ放物線を描いて当たったところで爆発する武器。一見使いづらいが、フラワーは、空中で多段ヒットする。どちらも慣れると最終ボスに有効になる。

最後に名前だが、カタカナ4文字までで、小さい文字や濁点はなし、「ー」もないので、自然な名前にしようとすると意外と限られる。たとえば「ケーキ」「リボン」もつけることができない・・。さらに6人分つけなければならないので、名前を決めてからはじめてもいいかもしれない。

ステージ

最初は家から始まり、
ミルクのうみ、かきごおりのやま、ようせいのもり、トランプのしろ、ほしふるおか の5つのステージから選べる。
各ステージのゴール地点まで行くと、ボスがいる。ボスを倒すと、ゴール地点を現在地点として再びステージセレクトになるが、ここにココロンの特徴がある。

いえ~ミルクのうみ

かきごおりのやま~ミルクのうみ
では、ステージが違う。スタートとゴールの組み合わせが同じならば、行き帰りが逆になって同じステージになる。(いえ~ミルクのうみ と ミルクのうみ~いえ は同じステージで逆向き)

いえ~ミルクのうみ
いえ~かきごおりのやま
いえ~ようせいのもり
いえ~トランプのしろ
いえ~ほしふるおか

ミルクのうみ~かきごおりのやま
ミルクのうみ~ようせいのもり
ミルクのうみ~トランプのしろ
ミルクのうみ~ほしふるおか

かきごおりのやま~ようせいのもり
かきごおりのやま~トランプのしろ
かきごおりのやま~ほしふるおか

ようせいのもり~トランプのしろ
ようせいのもり~ほしふるおか

トランプのしろ~ほしふるおか

の15種類のステージがあることになる。
難しいルートもあるので、そのときは違うところをスタートとして行ってみると楽なことも多い。

セーブ

セーブは、ゲームオーバーになったあと、エンドを選ぶとできる。

ボス

ほしふるおかのボスは、星をよく見てジャンプなどでかわしていく。そのときにジャンプ攻撃でダメージを与えていく。

ようせいのもりのボスは、まともに戦うとかなりの強敵だが、右端が安全地帯をうまくつかうと楽になる。武器をパワーアップさせ、そこから上方向に当てることができればさらに楽になる。

トランプのしろのボスは、最初トランプのA~10まではその数のスペードに変化してこちらに向かってくる。このスペードは倒せるので、たおしたり、かわしたりする。

かきごおりのやまのボスは、こおりは確実にかわしていくようにする。こおりがはがれたあとは、ブレスをジャンプでよけつつ攻撃していく、はげしいたたかいになる。

ミルクのうみのボスは、最初に挑戦するのにいいボスかもしれない。

ボスを倒したあと、ふたたびその場所に来ると、セリフが聞ける。中にはヒントが聞けることもある。ボスのいない、やさしめで、敵がいっぱいいるところを往復して武器をパワーアップさせておく。

5つのボスを倒すと、今度は、ルーアひめを探すことになる。ルーアひめに会うと、出会ったキャラクター以外は、捕まって助けないと使えない状況になってしまう。ルーアひめに会うキャラクターはそれなりに強いキャラクターにする必要がある。

最終ステージ1

5人のキャラクターがさらわれ、1ステージごとに1人救出する。そのため、5つのステージがある。しかし、このステージはかなり手ごわい。なんと、2ステージ目以降で1ミスしたら、1ステージに戻されてしまう・・。悪夢のステージになっている。(特にステージ3)
ちなみに仲間が救出するたびに画面がフラッシュする演出がある。

●ステージ1


たくさんの敵が出てくるが、慎重に倒していく。何回もやっていて、いい加減になって突撃すると、体当たりの攻撃力が高い白い象に囲まれてあっさりミスになってしまう。たくさん倒していってたまごを壊していくとたまに1UPもでてくる。(ゲームオーバーになったらやめよう、と思っててもやめれないという状況にもなってしまうが・・・)

ステージ2

けっこうなれないと難しいステージ。好みやジャンプ力にもよるがボートのキャラクターがすばやく攻略できて便利。それ以外のキャラでは滞空キャラだと、比較的楽になる。亀や鉢の敵をジャンプで先に出して陸に戻るという動作が滞空があると確実にできる。

ステージ3

ココロン最大の山場。サボテンと花のステージ。開いたりとじたりする花とサボテンがずっと続いている。サボテンはダメージが大きいため、ライフがそれなりにあるキャラでも4回当たったらミスになってしまう。サボテンの花が開いているときは乗れるが、タイミングを取るのが難しい。?フェイス+ジェットなど、滞空時間の長いキャラクターを使うと一気に浮いて進むことができるので楽になる。また、重いフェイス+ジェットの場合は特に、その場でジャンプして、また開いたらおりる、という動作でタイミングをとるのもいい。

ここまででそのようなジェットキャラクターがいない場合は、多くの場合最初からやり直したほうがいいと思われる。ここまでこれた方なら、またやり直しても時間はそれほどかからないと思う。

最後のスカンクの足場は、スカンクを倒すとひっくりかえり、乗ることができるが、乗っているうちは下に下がっていき、キャラクターがジャンプしたりして離れると浮き上がるので、下に下がり過ぎないように時々ジャンプしてタイミングをとって次のスカンクを倒していって乗り移る。

ステージ4

ステージ3をクリアできるジェットキャラで慎重にいけばクリアできるが、ボートのキャラだとより楽にクリアできる。ボートでも2,3ジャンプに気をつけなければならないところもある。

ステージ5

けっこう長いステージなので、体力のあるキャラクターが安心。ここまできたので慎重に。

最終ボス1

いちばんボスに強いキャラクターで。ここでミスしてもボスからになるが、全滅するとやはりステージ1からになってしまう。

■最終ステージ2

最初のボスを倒すと、これでようやく、ここでゲームオーバーになっても、このステージから再開できるようになる。ボンボンを持った敵は、慎重に1体づつ下がりながら攻撃していく。下に下りていくところで狭いところでは後退できないので、倒そうとせずよけて先を進む。これでどの武器でもボスまで進むことができる。

最終ボス2

さきほどのボスが5方向の弾を出すようになっている。5方向の弾はジャンプでかわすよりは地面でよけるほうが安全かも?

クリア後も、いろいろなキャラクターを作って何度もチャレンジしたくなるゲームになっている。