2023/08/07

サイドポケット

サイドポケット
ナムコ/データイースト
ファミリーコンピュータ

撞点[どうてん](手球=自分の撞く球のポイント)を変えて、押し球、引き球、ひねり球(左ひねり・右ひねり)が打てるビリヤードゲーム。さらにハイテクニックのマッセもある。1人用の「ポケットゲーム」では、CITY CLASSからスタートして、4つのCLASSをクリアしてWORLDチャンピオンを目指す。クラスアップには、1ゲームごとに決められた得点と、CITY CLASS以外はさらにトリックショットをクリアする必要があり、かなり難しい。クリアまで2か月半かかった・・・。「トレーニング」モードや、2人用の「ポケットゲーム」「ナインボール」といった2人対戦用モードもある。

テーブル、表示など、各種グラフィックはそれぞれ1つ1つ丁寧に作られていてとても良く、音楽もそれぞれベースラインが丁寧で心地よくとても良い。楽しい雰囲気で非常におすすめ。


ゲームの基礎知識は以下より。
トリックショットの解答もある。ありがとう~😊😊😊🎱🍷🌟🌎🚗
「FCのゲーム制覇しましょ」まとめ様

SUPER TRICK、ULTRA TRICKについては上記まとめ様のGIF画像をツールでショット前の瞬間の画像と取り出して印刷して参照。それでもSUPER TRICKは苦労したが、なんとかクリア。

用語は手持ちの説明書を参照。

私は本当のビリヤードの知識がなかったのでかなり難しかったが、本当のビリヤードの知識があればよりクリアしやすいかもしれない。

■説明書より

室内で行われる競技[ゲーム]として人気の高いビリヤード。「サイドポケット」ではビリヤードの持つおもしろさを、そのまま画面に再現しました。
球を撞くポイント、クッションの使い方からハイテクニックの「マッセ」まで、テクニックもいろいろ。また、その時、その状況に応じた的確な撞き方、狙い方など、ビリヤードには、はかりしれない奥の深さがあります。技術、経験、頭脳をフル回転させて、チャンピオン・ハスラーを目指してください。

■カセットの裏より

押し球・引き球・ひねり球。撞くポイントによって、テーブルの上を転がる球は、まったく違った動きをします。
状況に応じた的確な判断、磨きぬかれたハイテクニック。
ビリヤードゲームの奥の深さを追求してください。

■タイトル画面

ネオンサインをイメージして文字の色が変わる美しいタイトルロゴ。

セレクトボタンで選択してスタートボタンでスタートするほか、
上下ボタンでも選択でき、Aボタンでもゲームスタートできる。

しばらくすると、プレイデモが始まる。

1回目は、6個的球の最初のブレイクショット。
2回目は、なんとFANCY TRICKの解答で、必見。
3回目は、引き球のレッスン。
4回目は、マッセ3の使用例で、必見。
5回目は、ULTRA TRICKの方向を決めてショットする前まで見せているが、クリアの方向とは異なる。この方向でクリアできるかどうかは試していない。

■操作方法

●Bボタン

的球の番号を表示。もう1度Bボタンを押すと戻る。

そのときNEXTに表示されている球の番号も表示する。

●Bボタン+方向キー

Bボタンを押したまま方向キーで撞点を選ぶ。

真上、真下、真横だけでなく、斜めの組み合わせもあり、たくさんの撞点がある。

●方向キー

方向線の移動。

方向線は、アニメーションで流れて動く点線でけっこう長さがあり、反射したときの球の動きがわかりやすい。方向線は遠くまでは届かない。

●Aボタン

Aボタンを押すとパワーメーターが作動する。この状態になると、撞点を変えたり、方向を変えたりできない。

もう1度Aボタンを押すとパワーが決まり、手球がショットされる。

クッションに当たってからの反射角度は、撞点のちがいだけでなく、パワーの違いによっても変わってくる。

■手球の撞点

●中心突き(CENTER)

手球が的球の中心に当たると、手球がその場所で止まり、的球だけが前進する。

●押し球(FOLLOW)

手球が的球に当たったあとも、手球が前進する。

●引き球(DRAW)

手球が的球に当たると、手球が手前に戻る。

●左ひねり(LEFT)

手球がクッションに当たった後で、手球は左側に跳ね返る。

●右ひねり(RIGHT)

手球がクッションに当たった後で、手球は右側に跳ね返る。

●マッセ(MASSE)

一番上の押し球から、さらに上を押すと、「マッセ」が選べる。撞くときの右上のグラフィックも変わる。

MASSE1、MASSE2、MASSE3の3種類。マッセ1、マッセ2には中央の他、左右にも撞点がある。マッセ3は1種類のみ。合計7つの撞点。

マッセ1、マッセ2はよくわからなかったが、マッセ3は、比較的わかりやすく、手前の球を飛び越えて奥の的球に当てるといったことが可能。距離によってはパワーをつけすぎると、手球がテーブルを飛び越えていってしまうことも。テーブルをとびだすと手球が落ちた時と同じく持ち球が1つ減る。

トリックショット(ワイングラスのトリックショット・クラスアップのトリックショット)ではマッセは選べない。

■TRAINING(トレーニング)

トレーニングでは「LESSON(レッスン)」と「PRACTICE(プラクティス)」の2つのモードを選んで練習ができる。

しかし、私は練習が苦手。なので、私はあまり基本テクニックをマスターしていない感じになっている。練習が得意な方は、上達できると思われる。

■LESSON(レッスン)

中心突き、押し球、引き球、右ひねり、左ひねりから選択。その間にセレクトボタンを押すと、トレーニングメニューが表示され、そこでさらにセレクトボタンを押すかRETURNを選ぶと、タイトル画面に戻る。

選んだら、最初にコンピュータのお手本がある(COMPUTER EXAMPLE!)。

そのあと、3つの応用問題(LESSON1~LESSON3)がある。応用問題では、1回のショットですべての的球を落とすと正解で「VERY GOOD」と表示される。失敗すると、「NO GOOD!」と表示され、コンピュータが正解を教えてくれる。

■PRACTICE(プラクティス)

手球、3個までの的球を自由に配置して、パワー・撞点・クッションの関係を実践的に練習できるモード。

スタートボタンを押すと、効果音が鳴り、右上の表示が変わり、手球的球を移動できる状態になる。

移動したら、もう一度スタートボタンを押すと、移動完了。練習を始めることができる。

練習を終えたいときは、セレクトボタンを押すと、トレーニングメニューが表示され、そこでさらにセレクトボタンを押すか「RETURN」を選ぶと、タイトル画面に戻る。

●手球の移動

Aボタン+方向キーで手球を移動する。

●的球の移動

方向キーの上下で的球の数を決める。1個~3個まで設定できる。

方向キーの左右で移動させる的球を決める。

Bボタン+方向キーで的球を移動できる。

的球を決めて移動を繰り返して3個の的球を自由に配置できる。

●再現プレイ

プラクティスでは、手球を落としたり、的球をすべて落とし終えると、最初のショットをリプレイできる。

REPLAY? 
YES NO

と聞かれたら、YESを選んでAボタンを押すと、最初のショットを再現してくれる。

■ポケット・テーブルの名称

4隅のコーナーのポケットは、「コーナー・ポケット」。

それ以外の上下の中央にあるポケットが、「サイド・ポケット」。

最初のショットのとき手球がある場所が「ヘッド・スポット」。

左側に点があるところが、「フット・スポット」。

■POCKET GAME(ポケットゲーム・1人用)

ポケットゲームは、「サイドポケット」オリジナル・ルールのゲームで、1人用と2人用があり、ルールが異なる。

的球を数字の順番に関係なく落としていくことができるが、数字の順番に落としたり、連続で落とすとより高得点。

次のクラスに進むには、1ゲームで一定の得点を獲得する必要があるため、数字順に落としたり、連続で落としたり、★のポケットに落として運よくボーナスを獲得したりして得点を稼ぐ。

■持ち球

1人用のポケットゲームでは、最初5個の持ち球がある。

手球がポケットに落ちたり、マッセを使ってテーブルの外に出たら1個減る。

的球が1つもポケットに入らなかったらミスショットとして0.5個減る。0.5個分の持ち球は小さい球で表示される。

持ち球が0の時にミスショットしたり、持ち球が0個または0.5個のときに手球をポケットに落とすとゲームオーバー。コンティニューはない。ただし、持ち球が0個または0.5個のときに「ZONE」の★のポケットに落ちた場合はZONEになり、ゲームオーバーにはならない。

■最初のショット

最初に手球を打つときの手球は「ヘッド・スポット」に置いてある。

ここから左側の「フット・スポット」(左側にある点)周辺にある的球に手球を当てる。

この最初のショットにもいろいろな打ち方があり、どの方法が良いかはよくわからない。

■手球がポケットに落ちたら

手球がポケットに落ちたら、持ち球が1個減り、手球は、ヘッド・スポットに戻される。

そして、そのときポケットに落ちた的球は、フット・スポットに戻される。

■持ち球の増やし方

持ち球は、以下の時に増える。

「★」のポケットに入り、「1」が出たら、1個持ち球が増える。

的球があと1個のときのZONEで★のポケットに入り、的球をポケットに入れた時、「4」以下の数字が出れば、1個~4個持ち球が増える。

ステージクリア後のボーナスショットを成功させると持ち球が1個増える。ワイングラスのボーナスショットを成功させると持ち球が2個増える。

累計スコア8000点ごとに持ち球が1個増える。

持ち球は6個まで表示されるが、それ以上の数も内部にストックされている様子で安心。7個ストックがあれば、2回ミスショットしても持ち球の表示は減らず、3回目のミスショットで半分減る。

どこまでストックされるかは、そこまでストックできない私では確認できない。

■NEXT

NEXTは、的球を落とすと、落とした的球の次の番号の的球が表示されるため、このNEXTに表示された的球を落とすと、番号順の得点500点が集計時に入る。

次の番号の的球がない場合には、×が表示される。

ちなみに、方向線の方向は、最初テーブルで一番小さい数字の的球を向いている。

■「★」のポケット

「★」があらわれたポケットに的球が入ると、3種類の効果のどれかになる。

「B」ボーナスポイント1000点。クリア条件の得点にも含まれる。

「1」持ち球が1つ増える。

「Trick」ステージクリア後のボーナスショットがワイングラスのトリックショットになる。

■SUPER! BALL

最初の的球が9個または10個のステージでは、最初のショットから何回か打ったら、そのときの一番数字の大きい球が点滅して、右上に「SUPER! BALL」と表示され、効果音が鳴る。

その点滅している球に、手球を当てると、手球に勢いがつき、反射を繰り返していく。そのとき、手球が落ちても、手球を落としたことによる1個の持ち球は減らない。ただし、手球が落ちる前に1個も的球を落としていないと、ミスショット(的球をポケットに落とせない)として0.5個持ち球が減る。

また、手球が落ちる前に落ちた的球は復活しないが、手球が落ちたあとに落ちた的球は復活する。

そのため、状況が良くなることもあったり、良くならなかったりするので、いちかばちか使うかんじになる。

WORLD CLASSでは発生しない。

■ZONE

条件を満たすと、右上に「ZONE」の表示と効果音が鳴り、上下のサイド・ポケットのどちらかに★が出る。この★のポケットに「手球(撞く球の白いボール)」を落とすと、そのときの的球の数によっていろいろなZONEに行くことができる。ZONEになると、音楽とテーブルの色が変わる。

WORLD CLASSでは発生しない。

●的球1個のとき

的球が1個になると、上下のサイド・ポケットのどちらかに★がつきZONEの表示となる。的球が1個の場合は、WORLD CLASS以外では必ずZONEの表示になる。

そのとき、手球を★のポケットに落とすとZONEとなる。的球1個の場合は、持ち球1個減るので注意。ただし、持ち球0.5個や0個の場合でもゲームオーバーにならず、持ち球0個でZONEになる。的球をポケットに落とせば持ち球が増える可能性がある。

このときのZONEはすべてのポケットに★がついている。また、手球はヘッド・スポットに配置される。

手球を的球に当てると、スーパーボール状態となり、的球が勢いよく反射するようになる。的球がポケットに落ちると、数字が出る。5以上の数字が出た場合、得点が数字×100点ボーナス。4以下の数字が出た場合、その数字だけ持ち球が増える。持ち球が少ない状況では持ち球が増える数字が出やすい気がする。持ち球が多いと、得点の数字が出やすいかもしれない。

的球を落とせなかった場合、ZONEは終了する。持ち球0個だった場合はゲームオーバーとなる。

残った1個の球が、今の手球の位置から落としやすいかどうか、ヘッド・スポットから落としやすいかどうか、ZONEに落して連続しないことによってクラスの得点を越えるかどうかに影響があるかどうか、今の手球の位置からZONEのポケットに手球を落としやすいかどうか、持ち球の数等でZONEを使うかどうかが異なる。

●的球3個のとき

持ち球が2個以下になったとき、的球が3個だった場合、ZONEが発生することがある。そのとき、手球を★のポケットに落とすとZONEとなる。このとき、持ち球は減らない。

的球3個の時のZONEは、各ポケットに「TRICK」が表示されたり消えたりする。「TRICK」があるときのポケットに落とすと、ポケットに「TRICK」表示となり、ステージクリア後のショットがワイングラスのトリックショットに変わる。

手球がヘッド・スポットに戻されるので、連続して落としていない場合でヘッド・スポットからのほうが次の的球が狙いやすいときに効果があるかもしれない。

的球を落とせなかった場合はZONEは終了する。

●的球5個のとき

持ち球が2個以下で、的球が5個という状態になった場合、ZONEが発生することがある。そのとき、手球を★のポケットに落とすとZONEとなる。このとき、持ち球は減らない。

的球5個の時のZONEは、その5個の的球と手球が、落としやすいような配置に並び変えられる。配置は持ち球の数によって数種類ある。

この的球5個のZONEのときは、ミスショットをしてもZONEが継続し、的球をすべて落とすか、持ち球が0になってゲームオーバーになるかまで続く(そのため、的球5個のZONEになった場合は、的球1個のZONEは使えない)。

★持ち球が2個または1.5個のときの的球5個のZONE

コーナー・ポケットの近くに3個、中央に2個配置される。5個のZONEとしては一番難しい。

番号の順番に打っていくと、1つ目、2つ目はそのままショット当てていくが、中央の3つ目と4つ目が失敗しやすい。

3つ目は、1つ目と2つ目の的球に当たった時に手球が動かなければ、そのまま最初の方向線の方向に打つと上のサイド・ポケットにはいる。しかし、ずれていると、そうならないので難しくなる。

4つ目は、3つ目まで順調に入った場合、下または上のクッションに手球を鋭角に反射させて当てると、鋭角に的球が反射して入るかんじになる。これも微妙な方向の違いでうまくいかないことも多い。

あとは右下の5つ目。近くなので入れやすいが、それでも入らないこともあるので油断できない。

★持ち球が1個のときの的球5個のZONE

最初縦に的球が並んでいるところでは、方向線をまっすぐ縦にして的球に当てて先の的球をポケットに落とす。ずれていると的球もずれるので難しくなる。

★持ち球が0.5個または0個のときの的球5個のZONE

すべての的球がポケットの近くに配置される。

■得点法

そのステージですべての的球を落としたら、得点の集計になる。

「TOTAL」には、落とした時点でスコアに加算されていく得点=集計時の最初から的球の得点と、ボーナスの得点がすでに入っている。そこに、連続で落とした得点、番号順に落とした得点が加算されて1ゲームの得点となる。

●的球

的球をひとつ落とすごとに100点。

的球は6個~10個なので、600点~1000点。

●ボーナス

「★」のポケットに的球を落として、「B」のボーナスごとに1000点加算される。

●連続で落とす(POCKETED IN A ROW.)

連続で的球を落とすことで500点加算。

2個連続=500点
3個連続=1000点
4個連続=1500点
5個連続=2000点
6個連続=2500点
7個連続=3000点
8個連続=3500点
9個連続=4000点
パーフェクト=5000点
(的球6個のステージは6個連続、9個のステージは9個連続、10個のステージは10個連続)

●番号順で落とす(NUMBER SEQUENCE.)

番号順で的球を落とすことで500点加算。

2個番号順=500点
3個番号順=1000点
4個番号順=1500点
5個番号順=2000点
6個番号順=2500点
7個番号順=3000点
8個番号順=3500点
9個番号順=4000点
パーフェクト=5000点
(的球6個のステージは6個番号順、9個のステージは9個番号順、10個のステージは10番号順)

●合計

的球・ボーナス・連続で落とす・番号順で落とすのすべてを加算した得点がそのゲームの得点。

■ボーナスショット(BONUS SHOT PLAYER!)

集計のあと、得点の結果によらず、ボーナスショットがある。

ステージによって決まった的球と手球の配置になっていて、1回のショットで的球を落とせば、持ち球が1つ増える。

トリックショット(ワイングラスのトリックショット・クラスアップのトリックショット)と違い、マッセが選択できる。先のステージでマッセが必要なボーナスショットがあるかどうかは私は確認できない。

■ワイングラスのトリックボーナスショット

ステージ中で「TRICK」の文字を出した場合、ワイングラスのトリックボーナスショットとなる。ワイングラスにボールが当たると、ワイングラスが割れるので、ワイングラスを割らないように的球を落とす必要があり難しい。見事成功すると、持ち球が2つ増える。マッセは選択できない。

ワイングラスのボーナスショットは、ステージに関係なく、ワイングラスのボーナスショットを成功させると、次のワインショットのボーナスショットが切り替わる。

かなり難しく、私の場合、1つ目のワイングラスのボーナスショットの成功率も低く、2つ目のワイングラスのボーナスショットはまだクリアできていない。

■ランク(RANK)

ボーナスショットの後、グラフィックが表示されて、得点に応じてランクが決まる。ランクによってグラフィックが変わる。

得点がそのクラスの条件を越えるとそのクラスのチャンピオン(CHAMPION)となる。

その後、CITY CLASSならば、次のクラスになって次のステージが始まる。それ以外のクラスの場合は、クラスアップチャンスのトリックショットがある。

CHAMPIONには満たないが、ある程度そのクラスで十分な得点の場合マスター(MASTER)となる。そのクラスで十分な得点でない場合はチャレンジャー(CHALLENGER)となる。グラフィックに違いがあるが、どちらも、今までと同じクラスで次のステージが始まる。

■クラスアップチャンスのトリックショット(CLASS UP CHANCE! TRICK SHOT)

JAPAN CLASS、U.S.A.CLASS、WORLD CLASSでは、チャンピオンになったら、クラスアップのためのトリックショットがある。

JAPAN CLASSでは、「FANCY TRICK SHOT」
U.S.A.CLASSでは、「SUPER TRICK SHOT」
WORLD CLASSでは、「ULTRA TRICK SHOT」

1回のショットで見事すべての的球を落とせばクリアとなり、次のクラスに上がって次のステージが始まる。マッセは選択できない。

クラスアップチャンスのトリックショットに失敗した場合、同じクラスで次のステージが始まる。

ちなみに、ボーナスショット、ワイングラスのトリックボーナスショット、クラスアップチャンスのトリックショットでは、得点は増えない。

■ゲームオーバー

ゲームオーバーになると、最終スコア、クラス、ランクが表示される。

ランクは、そのクラスで一度もすべての的球を落としていなければCHALLENGER。

また、最高ランクではなく、最終ランクなので、そのクラスでCHAMPIONになったあとトリックショットに失敗し、その後MASTERでステージクリアした後で、ゲームオーバーになったら、MASTERと表示される。

■ステージ(STAGE)

ステージによって的球の個数が変わったり、すこし配置が変わったり、ボーナスショットが違ったりする。ステージの的球をすべて落とすと、ランクやクラスアップに関係せず次のステージになる。

●STAGE 01

的球6個

ボーナスショットでは、最初の方向そのまま打ったら失敗するので、少し上にずらす必要がある。

●STAGE 02

的球9個

ボーナスショットでは、下に反射させて的球に当てる。的球の中央よりやや右側に当てると成功しやすい。パワーは少し抑えめにするといいかもしれない。

●STAGE 03

的球6個

ボーナスショットでは、右上のほうに反射させて左上の的球に当てるが、方向線の点線は的球まで届かないので、頭の中で線を伸ばして推測する。大雑把でも成功したりするが、私の場合大雑把すぎると失敗したりする。

●STAGE 04

的球6個

ステージ1やステージ3より、少し広い間隔で的球が配置されている。

ボーナスショットでは、2つの的球の中央当たりを狙ってショットを当てて2つのボールを落とす。2回ぐらい上に押してショットすると成功するが、2回の押し方にもよるので、一定しない。

●STAGE 05

的球10個

ボーナスショットはどうやってクリアするかわからない???それでもゲームクリアできるので安心。

●STAGE 06

的球9個

ボーナスショットでは一番下の引き球(DRAW)を使う。

■CITY CLASS
CHAMP. P=3100

唯一クラスアップのためのトリックショットがないクラス。

3100点も、取れないことがけっこうある。

■JAPAN CLASS
CHAMP. P=4100
& FANCY TRICK

4100点はCITY CLASSより厳しく、より突破が難しい。

●FANCY TRICK

初めてのクラスアップチャンスのトリックショット。このFANCY TRICKは、タイトル画面で待ったあとのプレイデモの2回目で、解答が見れる。

ところが、慣れないと、成功したり失敗したりする?

コツは、真横に方向線を出すが、その時、左側に、2つのドットが連続している部分が2か所ある状態が出現するときが、成功する方向の様子。あとは、パワーをMAXぐらい~MAX近くぐらいでショットを打つと成功する気がする。

■U.S.A.CLASS
CHAMP. P=5100
& SUPER TRICK

5100点は、かなり厳しいが、的球6個の場合、番号順または連続のどちらかでパーフェクトにすると届く。また、「ZONE」や「SUPER! BALL」はあるので、それらの助けによって届くこともある。

●SUPER TRICK

ものすごく難しいトリックショット。答えを見ても、何度か繰り返す必要があるうえ、一度できても、次できなかったりと、なかなか安定しない。

まず、撞点は、一番下の引き球(DRAW)。

次に方向で、かなり難しい。制限時間はないので、ゆっくり方向や方向線に注意する。DRAWにしたとき、Bボタンを押すので、番号が表示される。2の球の左側は2の数字の下の線あたりで、右側は2の数字の中央当たりのかんじだが、低すぎても高すぎても失敗する。そのため、さらに、方向線の画面左側の方の形や高さなども確認する。ただ、似た形があるようなかんじで決めるのが難しい。

最後にパワーで、これはMAXを意識する。方向が良くてもパワーが不足していると失敗する様子?で、失敗したら方向かパワーかどちらが足りなかったかはっきりしないので難しい。そのため、失敗すると、失敗が続きやすく、そうするとスランプにもなりやすい。

■WORLD CLASS
CHAMP. P=7100
& ULTRA TRICK

WORLD CLASSでは、クリア条件が高いうえに、お助け機能の「SUPER! BALL」や「ZONE」がないので厳しい。ZONEではない通常の★のあるポケットはある。

7100点はとても難しい。番号順または連続のどちらかでパーフェクトを取っても、もう一方が足りないと届かないことが多い。CITY CLASS等でも的球5個のZONEによってそのような点数が出ることはあるが、WORLD CLASSではZONEがないのでより難しい。

U.S.A.CLASSのSUPER TRICKが難しいので、WORLD CLASSまで行ければ満足の結果。WORLD CLASSでは、CHAMPIONになれなくても、MASTERやCHALLENGERでもすべての的球を落とせばワールドクラスプレイヤーであることを祝福するメッセージが表示されるので、達成感がある。

●ULTRA TRICK

撞点はCENTERで、まだ1回しかクリアしていないのではっきり言えないが、黄色い球の下で、青い球の左下の高さに抜けるような?方向線のようなかんじの方向に注意して決め、パワーはMAXを意識する。

WORLD CLASSでようやくチャンピオンになった後のクラスアップトリックショット、ULTRA TRICKをついにクリアすると、エンディング。

また、エンディングになると、最終スコアが表示されないままタイトル画面に戻る。ハイスコアの場合は、タイトル画面のハイスコアで確認できるが、そうとは限らない場合、ULTRA TRICKまで行くと(失敗したらさらにスコアが増える可能性があるので確定ではないものの)成功すればスコアは増えないので、そこで確認しておく。

クリアできてとてもうれしい😊😊😊🎱🍷

■2人用

2人対戦用モードは、2人用のポケットゲームと、ナインボールの2種類。

2人用では「ファール」「ゲームセット」としゃべる。

●バンキング(BANKING)

2人用モードでは、どちらのゲームも、まず、先攻を決める「バンキング」がある。パワーメーターが動き始めたらAボタンを押してショットする。左側のクッションに反射した球が、右側のクッションに近いプレイヤーが先攻になる。

まったく同じタイミングでボタンを押した場合等、同じ距離の場合はDRAWとなり、バンキングのやりなおしとなる。

また、両方がファール(一定時間にショットしない、または、左のクッションにとどかない)した場合もDRAWとなりバンキングのやりなおしとなる。

POCKET GAME(ポケットゲーム・2人用)

5つのステージ(セット)のゲームを行い、トータル得点の多い方が勝ち。

手球の数に制限はなく、手球を落としたり、ミスショット(的球を落とせない)すると相手のプレイにかわる。

2人用では、★のポケットは常に「B」。1000点追加。

得点法は1人用と同じだが、各プレイヤーごとに連続で落とした数、番号順が集計される。

STAGE 01(的球6個)
STAGE 02(的球10個)
STAGE 03(的球6個)
STAGE 04(的球6個)
STAGE 05(的球10個)

ステージ5が終了した後、得点が高い方のプレイヤーが祝福される💗

9BALL GAME (ナインボール・2人用)

1番から9番までの球を使って、どちらが先に9番の球(9[ナイン]ボール)を落とせるかを競う。

ショットは、的球の中の最少ナンバーの球にヒットさせなければならない(最初にクッションに当たるのはOK)。NEXTには、最少ナンバーの球が表示される。

●ファール

的球の中の最少ナンバーの球にヒットしなかった場合、
手球をポケットやテーブルの外に落としてしまった場合はファール。

ファールになるとプレイヤーが変わる。さらに、次のプレイヤーは手球をテーブル上の好きなところに置いてプレイできる。方向キーで場所を選んでAボタンで配置。

3回連続でファールするとセットを失う。上の各プレイヤーの表示のところに3つの持ち球があり、そのプレイヤーがファールを続けるたびに減っていく。ファールしなければ持ち球は3つに回復する。

●ミスショット

最少ナンバーの球にヒットさせたが、どの的球も落ちなかった場合、ミスショットとなり(SAFE PLAYと表示される)、プレイヤーが変わる。

●ショット

最少ナンバーの球にヒットさせて、どれか的球が落ちれば、次のショットも同じプレイヤーが連続して行う。

そのとき、9ボールが落ちればそのプレイヤーがセットを取る。

9ボールは、最少ナンバーではないときに、他の最少ナンバーのボールを最初にヒットさせて落とすこともできる。

●セット数

3セット(2勝した方が勝ち)
7セット(4勝した方が勝ち)
15セット(8勝した方が勝ち)

から選択。

選んだセット数の過半数を先取したプレイヤーが勝ちで、勝負が決まると、勝った方のプレイヤーが祝福される🍷💗