2024/06/07

キューティQ

キューティQ
ナムコ
プレイステーション(ナムコミュージアムVol.2収録)

上下2つのパドルを同時に操作して、ボールが落ちないように打ち返す、ブロックくずしの要素と、ピンボールの要素がある個性的なパドル・ゲーム。ラウンドクリア方式ではなく、ピンボールのようにロールオーバーやボーナス等の状況が変化していく1つのフィールドでハイスコアを目指す。効果音が良く、得点の入り方も楽しく、多彩なフィーチャーでおもしろい。


■ゲームの始め方とコントローラ

ナムコミュージアムVol.2のキューティQは、ゲームの始め方が、ちょっと難しい。

コントローラの接続によって、プレイできるコントローラが変わるしくみになっている。また、クレジット(セレクトボタンまたは○ボタンで入れる)を奇数にすると1Pプレイ、偶数にすると、2Pプレイになる。クレジットを入れない場合は1つ自動で入るので通常はクレジットを入れなくてもプレイできる。

●コントローラ1でゲームする

コントローラ1でゲームをしたい場合、コントローラのポート2には、接続しないでおく。ポート2にコントローラを接続していた場合は外しておく。

●コントローラ2でゲームする

コントローラのポート2にコントローラを接続した場合、コントローラ2でプレイすることになり、コントローラ1でゲームスタートすることはできない。

この場合でも△ボタンはコントローラ1でしか押せないので、ゲームをぬけるときは、コントローラ1の△ボタンを押す。

●ボリュームコントローラでゲームする

ナムコのPS用周辺機器「ボリュームコントローラ」を使えば、ボリュームつまみ操作でキューティQを楽しむことができる様子。

ボリュームコントローラを使いたい場合、コントローラのポート2にボリュームコントローラを接続する。

ボリュームつまみの幅調整はディップスイッチ画面で変更できるとのこと。

ゲームをぬけるときは、コントローラ1の△ボタンを押す。

■ディップスイッチ画面

以下の設定ができる。デフォルトでは、6番と8番のみONの状態で、80000点で1UPするようになっている。ここでは、デフォルトの設定(1UPする点数80000点、ボール3個)で進めている。

●テスト画面

1番をONにして、POWERを選択すると、テスト画面が出る(ランダムなグラフィックが表示されるテストパターンとは異なる)。

ここでは、設定したボール数と1UPする点数を確認できるほか、SOUNDでは数字を変更して効果音が聴ける。

●画面モード

2番と3番では、画面モードを設定する。

通常は、横画面用にノーマル。

3番をONにする(2番をOFFのまま)と、パノラマ画面になる。こちらも横画面用で、画面いっぱいに表示されるが、横画面の比率に合わせてすべてが横に伸びた画面になる。

2番をONにすると、アーケードモードになる。縦置き可能モニター専用で、アーケードモードをONにした場合にPOWERを選ぶと、横画面専用モニターを縦置きしないようにという注意が表示される。通常の横画面専用モニターでも、横に寝た画面のまま、コントローラーの設定を変えることで操作が違和感ないようにすることも可能。

●ボールの数

4番と5番では、ボールの数を設定する。

どちらもOFFの場合は、デフォルトの3。
4番、5番のどちらかがONのときは4。
4番・5番両方ともONのときは5。

●1UPする点数

6番、7番、8番の組み合わせで、1UPする点数を設定できる。
デフォルトは、6番・8番をONにした80000点。

6番ON 7番ON 8番ON 50000点
6番ON 7番ON 8番OFF 60000点
6番ON 7番OFF 8番ON 80000点
6番ON 7番OFF 8番OFF 100000点
6番OFF 7番ON 8番ON 120000点
6番OFF 7番ON 8番OFF 150000点
6番OFF 7番OFF 8番ON 200000点
6番OFF 7番OFF 8番OFF 1UPしない

■ディップスイッチメニュー

●POWER

ここを選ぶと、キューティQのデモに戻る。

●CONTROLLER

通常は、←左 右→。

アーケードモードを横画面に表示した場合、画面が横になるが、そのとき、↑右 ↓左という設定にすると、横になった画面のなか、上下キーでパドルを動かしてゲームをすることが可能。

●MUSIUM

ここを選択すると、ゲームをぬけて、データをメモリーカードに保存してから、ミュージアムに戻る。

ハイスコアの他、ノートに記録されるデータも保存される。

ミュージアムの展示通路では、インストラクションカードやTIPSなどが見れる。

■ノート

ミュージアムの2階からラウンジに行く。ラウンジにあるノートでは、メモリーカードに保存されたゲームデータが見れる。

総プレイ時間
プレイ回数
最高得点

パドルで受けた回数
ゲームスタートから1ミスまでの最長時間

レインボーブロックを消した数1
オレンジ

レインボーブロックを消した数2
シアン
黄緑

ミニモンを倒した数
ウォークマンを倒した数

エクストラボーナスを取った数
Sゲートを通ってミスした回数

■サーブ

ゲームスタートしたあとは、ボールをサーブする必要がある。

スタートボタンを押すと、ボールが横中段にあるサーブエリアから打ち出される。サーブ後のボールの動きはそのときによって異なるのがおもしろい。

時間経過でもボールが打ち出される。一時停止したいときは、ボールが出てからスタートボタンを押すとポーズできる。

ボールを落としたら、ボールが残っていればサーブできる。そのときもスタートボタンを押す。

ボールは最初3つある。1UPは、スコアでは80000点。また、EロールオーバーをそろえてSゲートを通過した場合も1UPする。どちらも1回のみ。

発射後、サーブエリア上の通路の横が開き、さらに、サーブエリア横には、サーブエリアに戻る入口も開く。

■パドル

方向キーの左右で、上下2つのパドルを同時に動かす。同じように横移動する。

■ボーナス

ボーナスは最初1000点だが、いろいろな要素で増えていく。

ボールを落とすと、そのときのボーナスが、得点に加算される。

けっこう大きいボーナス得点が入る。ロールオーバーを揃えることで、さらに2倍、3倍にできる。

■レインボーブロック

レインボーブロックの一方の同色ブロックをすべて消すと、ボーナスが1000増える。

一方のレインボーブロックをすべて消すと、その方向の下のストッパーが復活する。また、その全部消した方にウォークマンが出現する。

ウォークマンが消えた後、下のパドルでボールを受けると、その方向のレインボーブロックに新たな色のブロックの層が追加されて復活する。

レインボーブロックは、最初、黄とオレンジがある。そのあと、赤が追加され、黄緑が追加される。

キューティQのデータノートによると、赤、黄、緑、青、オレンジ、シアン、黄緑を消した数の欄がある。

黄緑の次は、薄青のレインボーブロックが追加され、見た目にはシアンだと思っていたが、これを消したら青を消した回数が増えていた。シアン、緑のレインボーブロックはまだ見ていない。今後の目標だが、レインボーブロックをすべて消して下のパドルで受けて色数を増やしていくのはレインボーブロックの数も増えるので難しい。

■ウォークマン

レインボーブロックを左右どちらか一方をすべて消すと、消した方に、ウォークマンが出現する。

ボールを当てると、倒して、得点(500点や700点)x変わる1桁の数字の点が入る。

また、ボールがとても速くなっていた場合、ウォークマンにボールを当てた時に一時的に遅くなったことがあった。

ウォークマンに当たらず、ある程度ゲームが進行すると、ウォークマンが消える。

■ミニモン

画面上中央の通路にいるのがミニモン。ミニモンの上には点数が表示されている。最初は100。

ボールが通路に入って、ボールをミニモンに当てると、ミニモン上部の左右の壁が開く。これによってレインボーブロックを上から壊せる可能性が多くなり、うれしい。ミニモンを全滅させると、ボールが戻ってくるときにミニモンが復活(同時に壁も復活)し、そのとき、点数が増える。

100、200、300、400、500、700、1000、2000、3000、4000、5000と増えていき、5000のときにミニモンを全滅させたら、1000に戻る。その後繰り返す。

下のパドルで受けると、ミニモンの数が増える。最大4匹で、4匹のときに下のパドルで受けると、1匹に戻る。ミニモンの数が増えると、その分上中央の壁も長くなり、入りづらくなったりミスが増える原因にもなるので、1匹に戻るのも良いことが多い。

ミニモンにボールを当てて上に通路ができた後、ミニモンを全滅させなかった場合、全滅させるまで上の通路が開いたままになるため、よりボールがミニモンに当たりやすい。しかし、左右にレインボーブロックがあるときは上から通せないため、4匹いたときは壁が長いままになり、連続ミスの危険もある。

■スピナー

画面中央上にある、バーは、スピナーで、真ん中にボールが通る。

ボールがかなり速くなった時に、スピナーにボールが通ると、ボールが少しの間遅くなる。

■サーブエリア

横に入口がある、サーブエリアにボールが入ると、入り口が閉じて、ボールが反射するごとに得点が入る。さらに、ボールが出た時にはボールのスピードが一時的に遅くなっている。ボーナスも1000増える。

■ロールオーバー

上パドルの下の方にある5つの濃青の🙁顔マーク。

これにはボールが当たらない。ここをボールが通過すると、濃青🙁が、薄青😊に変わる。逆に薄青😊のときにボールが通過すると、濃青🙁に戻る。

これを5つすべて薄青😊にすると、効果音とともに、ボーナスが2倍になる。2倍になったら、ボールが通過しても2倍は維持されるので安心。

ボーナス2倍になると、濃緑🙁に変化する。ボールを通過すると、薄緑😊に変わる。逆に薄緑😊のときにボールが通過すると、濃緑🙁に戻る。5つすべて薄緑😊に変えると、効果音とともにボーナスが3倍になる。3倍になったらロールオーバーはそのままになる。

2倍・3倍のときは、ボーナスが入る時の効果音もその分連続して入り、爽快感がある。

ミスすると、ボーナス獲得後、ロールオーバーは初期の5つの濃青🙁に戻る。

■Eロールオーバー

左右のサーブエリアのすぐ上にあるのは、Eロールオーバー。文字があって、上のパドルで受けるごとに変化する。通過すると、黄色から赤色に変わり、その方向のEXTRAの文字もその文字の部分が赤くなる。赤から黄色には戻らない。また、個々の文字の状態はミスでは戻らない。

どちらか一方のEXTRAをすべて赤色にすると、EXTRAの文字が点滅して、先に矢印がつく。その矢印がついたSゲートを通過すると、1UPする。Sゲートにストッパーがなければ、1UPしたあとすぐにミスになるが、ボーナスは手に入り、サーブできる。Sゲートにストッパーがあれば、無事ボールが1つ増える。EXTRAをすべてそろえても、そこにボールを入れるのはけっこう難しい。EXTRAがついた状態は、ミスしたり逆側のストッパーを消したりといった種々の要因で消える。

EXTRAで1UPを達成すると、Eロールオーバーが画面から消えるため、再度エキストラボーナス1UPを取ることはできない。

■Sゲート

左右にある、壁の向こうにあるので、パドルが届かない穴。落ちると1ミスだが、最初は緑色のストッパーがついている。

緑色のストッパーは当たると消えるが、それによってボーナスが2000増える。これは、緑色のストッパーを消したことによって1000、Sゲートを通過したことによって1000が入るため。

ストッパーがないときも通過によってボーナス1000が入ってミスになる。

■スコアでの1UP

80000点を取ると1UP。かなり難しい。これを目標にしてみたが、70000点台が何度もあった後、ようやく達成。

私の最高は、150220点。80000点の1UPができてうれしい😊😊😊😊😊